『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』北尾トロ [本]
法律にまったくうといライターが見た裁判傍聴記。
新聞にも載るような大きな事件から、小さな事件まで、
筆者が見たままの状況や感想をつづったもので、
意外に楽しく読んでしまった。
「読んでしまった」と思うのは、
そこにちょっと罪悪感も感じながら読んでしまったから。
文章は素直に「野次馬目線」で書いてあるので、
裁判でおこるやりとりや、被告の風貌などにつっこみつつ、
おもしろく読めるようになっています。
たぶん、わたしも行ったらこういう目線でみてしまうのだろうし、
これは素直な感想なんだと思います。
ただ、、、やっぱり映画「それでも僕はやってない」を観たあとでは、
その裁判の裏の裏を想像してしまいます。。
著者は自分が野次馬目線であることも自覚しつつ、
裁判を身近に感じる手がかりになれば、、とコメントしているのが救い。
確かに、私は裁判所に行ったこともなく、もちろん傍聴もないので、
この本で、少し身近になった気もします。
映画で感じた裁判所の「怖さ」が少し中和されたかんじ。
野次馬的な傍聴がイイとは思いませんが、
行かずに怖がるのも良くない気がするので、機会があったらしてみようかな、、傍聴。。
ご無沙汰してました~ジジョさんのお休みはいかがですか?この本ちょっと興味があります。法律の世界って遠いようなのですが、実は誰にでも事故のように起こりうる可能性のあるものなんですよね。日本にいるとあんまり意識したことなかったのですが、こちらは離婚なども含め結構日常化してるかな?被告・原告・また人が人を裁くことって実は奥の深い問題ですよね。私も傍聴は経験なしなのですが、読んでみたいな~と思いました。これからも沢山の素敵なご紹介の記事を楽しみにしてます。@^^@
by waka715 (2007-04-04 18:49)
おひさしぶりですね!
実は、いろいろでまだ春休み3日目です、、、(^-^;
たしかに、アメリカは訴訟国家ですものね!
日本もアメリカの様に陪審員制度ができるので、
最近ちょっと興味をもってこういう本も読んでいます☆
by ジジョ (2007-04-04 23:20)
こんばんは、おじゃまします。
この本はタイトルがおもしろいですね。裁判は実際には傍聴したことがないんですが、TVや映画でもおもしろい作品が多いので、興味はあります。「野次馬目線」で書かれているのでよみやすそうですね。ぜひ読んでみたいと思いました。
by coco030705 (2007-04-04 23:29)
coco030705さん
コメントありがとうございます(^-^)
傍聴を長くやってると、このタイトルの様に裁判長に言いたくなってくるようですw
巻末に傍聴マニア達の座談会も収録されていて、なかなか勉強になりました。お時間があれば是非(^-^)☆
by ジジョ (2007-04-05 23:15)