17歳の肖像 [映画:さ行]
あの頃に戻っても、私は私を止めたりしない。
1961年のイギリスを舞台に、16歳の少女が年上男と恋に落ちる事で
人生のあれやこれやを学んで行く、ほろ苦い映画です☆
第82回アカデミー賞では作品賞・脚色賞ノミネート☆
主演のキャリー・マリガンが主演女優賞にノミネートされたのも話題ですが、
わたしは、この宣伝コピーに惹かれました♪
あの頃に戻っても、私は私を止めたりしない。
あ〜。わかる!
わたしもあの頃の自分を止めたりしないわ☆
今思えば間違った道でも、それがあるから今がある!って思えるし、
転んでもタダでは起きない、女の子のしたたかな強さが私は好き♪
主人公のジェニーは、まさにそんな女の子でした☆
60年代のイギリスの雰囲気もいいかんじです♪
きっと私はジェニー目線で共感しながら見るんだろうな〜と予想してたのだけど、
実際観てみたら、ジェニー目線でもなく、親目線でもなく、
どちらかと言えば、ジェニーのちょっと先輩の女の子的な視線で見てました☆
わたしも大人になった、、ということなのか
ジェニーの行動も発言も、理解できるけど「やめとけ!」って止めたくなった☆
自分の事は止めないけど、他人の事は止めたくなるらしい、、w
あとで傷つくのは予想がつくし、大事な事を見失ってるのもわかる、、
でも、本人にはわからないんだよね。。
かといって、ジェニーを説得できるだけの言葉も見当たらない、、
わたしも経験で学んで行ったから。。
経験が一番の勉強だよね〜、と映画を見てしみじみ思った。
自分が傷ついて、初めて分かるいろんなコト、、、
ジェニーは彼の仕事を知った時に「彼が嘘をつく」ことを知ってたのに
自分が彼の嘘で傷ついて、初めて彼の嘘の本質を理解するし、
今まで輝いて見えたものが、急に色あせて見えたり、
逆に、つまらなく思えていたものの本当の素晴しさに気づいたり。
疑問に思いながらも妥協して流れで生きていくより、
ジェニーのように体当たりの人生の方が、生きてる満足度は高いかも☆
でも、大人から見ると危なっかしいのね〜。。。^^;
わたしの両親も大変だっただろうな、、と、ちょっと理解できた気がしますw
娘の気持ちも分かる母親の心…。
ジェニーの彼の周りの大人達は反面教師のような人たちだったけど、
その他の大人達は、地味だけど素敵な人たちだった☆
ピシャリ!とジェニーを叱咤する校長先生とか、
静かに見守りながら、救いの手が伸びた時にしっかり握ってくれる先生とか。
特にご両親は、娘への愛情が溢れていて“普通の親”っぽさにグッときます☆
娘の帰りが遅いのを心配して、さりげなく鍋とか洗って起きて待ってたり、
お父さんと娘の意見が合わない時は、娘側を擁護してあげるお母さん。
学歴にこだわったリ、セレブな雰囲気に弱いお父さんも、
自分がして来た苦労を娘には味あわせたくない一心だったりして、
結果的には間違ってるかもしれないけど、気持ちはわかるわぁ。。
ジェニーの疑問に明確な答えを出せない先生も
ジェニーの失敗にいち早く気づいてあげられなかった親も
大人になっても100点満点にはならなくて、
やっぱり経験から大人として必要な事を日々学んでいくんだな〜。
ジェニーを演じたキャリー・マリガン(Carey Hannah Mulligan)は、
“21世紀のオードリー・ヘップバーン ” と言われてるそうですが、
確かに、キラキラとした魅力満載でした♪
6月4日に日本公開の『マイ・ブラザー』にも出演してるみたいです。
『ウォール街』の続編『ウォール・ストリート』への出演も控えてますね☆
でも個人的には『Never Let Me Go』が超楽しみ!
カズオ・イシグロの小説「わたしを離さないで」の映画化で、
キャシー役をキャリー・マリガンがやるんだって〜。ルース役はキーラ・ナイトレイ☆
監督はマイケル・ジャクソンの『SCREAM』などのMVを手掛けたマーク・ロマネック♪
好きな小説なので、どんな映像になるのか今からわくわくです☆
------------------------------------------------------------------------
【公式サイト】http://www.17-sai.jp/
原題:AN EDUCATION 監督:ロネ・シェルフィグ 原作:リン・バーバー
脚本:ニック・ホーンビィ 音楽:ポール・イングリッシュビー
製作総指揮:ジェームズ・D・スターン、ダグラス・E・ハンセン、ウェンディ・ジャフェット、
デヴィッド・M・トンプソン、ジェイミー・ローレンソン、ニック・ホーンビィ
キャリー・マリガン/ピーター・サースガード/ドミニク・クーパー/エマ・トンプソン
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☆サントラ♪
☆ジェニーの憧れは“自由の象徴”のようなジュリエット・グレコ♪
1961年のイギリスを舞台に、16歳の少女が年上男と恋に落ちる事で
人生のあれやこれやを学んで行く、ほろ苦い映画です☆
第82回アカデミー賞では作品賞・脚色賞ノミネート☆
主演のキャリー・マリガンが主演女優賞にノミネートされたのも話題ですが、
わたしは、この宣伝コピーに惹かれました♪
あの頃に戻っても、私は私を止めたりしない。
あ〜。わかる!
わたしもあの頃の自分を止めたりしないわ☆
今思えば間違った道でも、それがあるから今がある!って思えるし、
転んでもタダでは起きない、女の子のしたたかな強さが私は好き♪
主人公のジェニーは、まさにそんな女の子でした☆
60年代のイギリスの雰囲気もいいかんじです♪
きっと私はジェニー目線で共感しながら見るんだろうな〜と予想してたのだけど、
実際観てみたら、ジェニー目線でもなく、親目線でもなく、
どちらかと言えば、ジェニーのちょっと先輩の女の子的な視線で見てました☆
わたしも大人になった、、ということなのか
ジェニーの行動も発言も、理解できるけど「やめとけ!」って止めたくなった☆
自分の事は止めないけど、他人の事は止めたくなるらしい、、w
あとで傷つくのは予想がつくし、大事な事を見失ってるのもわかる、、
でも、本人にはわからないんだよね。。
かといって、ジェニーを説得できるだけの言葉も見当たらない、、
わたしも経験で学んで行ったから。。
経験が一番の勉強だよね〜、と映画を見てしみじみ思った。
自分が傷ついて、初めて分かるいろんなコト、、、
ジェニーは彼の仕事を知った時に「彼が嘘をつく」ことを知ってたのに
自分が彼の嘘で傷ついて、初めて彼の嘘の本質を理解するし、
今まで輝いて見えたものが、急に色あせて見えたり、
逆に、つまらなく思えていたものの本当の素晴しさに気づいたり。
疑問に思いながらも妥協して流れで生きていくより、
ジェニーのように体当たりの人生の方が、生きてる満足度は高いかも☆
でも、大人から見ると危なっかしいのね〜。。。^^;
わたしの両親も大変だっただろうな、、と、ちょっと理解できた気がしますw
娘の気持ちも分かる母親の心…。
ジェニーの彼の周りの大人達は反面教師のような人たちだったけど、
その他の大人達は、地味だけど素敵な人たちだった☆
ピシャリ!とジェニーを叱咤する校長先生とか、
静かに見守りながら、救いの手が伸びた時にしっかり握ってくれる先生とか。
特にご両親は、娘への愛情が溢れていて“普通の親”っぽさにグッときます☆
娘の帰りが遅いのを心配して、さりげなく鍋とか洗って起きて待ってたり、
お父さんと娘の意見が合わない時は、娘側を擁護してあげるお母さん。
学歴にこだわったリ、セレブな雰囲気に弱いお父さんも、
自分がして来た苦労を娘には味あわせたくない一心だったりして、
結果的には間違ってるかもしれないけど、気持ちはわかるわぁ。。
ジェニーの疑問に明確な答えを出せない先生も
ジェニーの失敗にいち早く気づいてあげられなかった親も
大人になっても100点満点にはならなくて、
やっぱり経験から大人として必要な事を日々学んでいくんだな〜。
ジェニーを演じたキャリー・マリガン(Carey Hannah Mulligan)は、
“21世紀のオードリー・ヘップバーン ” と言われてるそうですが、
確かに、キラキラとした魅力満載でした♪
6月4日に日本公開の『マイ・ブラザー』にも出演してるみたいです。
『ウォール街』の続編『ウォール・ストリート』への出演も控えてますね☆
でも個人的には『Never Let Me Go』が超楽しみ!
カズオ・イシグロの小説「わたしを離さないで」の映画化で、
キャシー役をキャリー・マリガンがやるんだって〜。ルース役はキーラ・ナイトレイ☆
監督はマイケル・ジャクソンの『SCREAM』などのMVを手掛けたマーク・ロマネック♪
好きな小説なので、どんな映像になるのか今からわくわくです☆
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【公式サイト】http://www.17-sai.jp/
原題:AN EDUCATION 監督:ロネ・シェルフィグ 原作:リン・バーバー
脚本:ニック・ホーンビィ 音楽:ポール・イングリッシュビー
製作総指揮:ジェームズ・D・スターン、ダグラス・E・ハンセン、ウェンディ・ジャフェット、
デヴィッド・M・トンプソン、ジェイミー・ローレンソン、ニック・ホーンビィ
キャリー・マリガン/ピーター・サースガード/ドミニク・クーパー/エマ・トンプソン
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☆サントラ♪
- アーティスト: サントラ,パーシー・フェイス・オーケストラ,ヴィンス・ガラルディ・トリオ,フロイド・クレーマー,ザ・ハンターズ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2010/04/07
- メディア: CD
☆ジェニーの憧れは“自由の象徴”のようなジュリエット・グレコ♪
こんにちは♪ジジョさん
キャリーマリガン、マイブラザーにも出てるんですね☆
ピーターサースガードの憎らしさがこの人ならではで良かったですね!
楽しめました〜♪ー^^
by mig (2010-04-30 11:29)
キャリー・マリガン大好き~~♪
とても好みなのです!でもアカデミー賞の時のショートはいまいち
似合ってないと思ってます。(笑)
男性と女性で受け取り方が違う作品かもなぁと思いました。我々男性サイドから見るより、女性サイドからの方が実際にリアリティをもった感想が聞かれて面白いですね。
by KLY (2010-04-30 12:46)
トラコメありがとうございました。
若かりし頃に、誰もが感じる大人への憧れと葛藤が、
とってもキラキラと描かれていて、良かったと思います。
>「やめとけ!」って止めたくなった
↑そうですね~、エエ歳した吾輩たちから見たら、
『そんなん、アカンて!』って言いたくなることのオン・パレードでしたね。
パパママも、も~チョットちゃんとご近所付き合いしましょうね!
by mori2 (2010-04-30 15:45)
ごく普通の話だったけど
不倫を肯定してなかったのが救いだったです。
良い子だ。
by コッスン (2010-04-30 20:08)
migさん
そうそう。マイブラザーに名前がありました☆
この映画も楽しみなんですよね〜♪
ピーターサースガードは、ほんとうさん臭かったw
by ジジョ (2010-05-01 04:18)
KLYさん
キャリー・マリガンが好みの顔なんですねw
アカデミー賞は、バッサリ切ってましたね〜。
短すぎるのかな? もう少し長めのショートは似合いそうだけどw
確かに女性は自分と比較して観るからリアルかもしれないですね。
男性から観ると、あの男はどーなんでしょうか〜^^?
by ジジョ (2010-05-01 04:23)
mori2さん
そうそう。
若い時って背伸びしたくなるんですよね〜♪
悪い事もかっこよく見えちゃうお年頃、、、
あの程度ですんでよかった、、と大人的には思っちゃいますね☆
>ちゃんとご近所付き合いしましょうね!
けっこうご近所でしたね^^;
by ジジョ (2010-05-01 04:26)
コッスンさん
頭のいい子でよかったですよね。結構したたかだったしw
あの子なら、傷ついても立ち直れそうな安心感がありました☆
しかしあの男は何がしたかったんだろうか、、、
by ジジョ (2010-05-01 04:29)
>あの頃に戻っても、私は私を止めたりしない。
私自身は、もう少し背中を押してあげるかもしれません ^^;
勉強だけじゃなくて、アタマのいい子だったと思いました。
いろんなものへの興味も人一倍持ち、知識もあって。
17歳の経験だったからこそ立ち直れたけれど、あれが35歳だったら
あいたたたーって感じですもんね。
なかなか得られないEducationだったと思います。
by クリス (2010-05-01 09:09)
クリスさん
そうそう。ある程度ちゃんと考えられる賢い子だったから
いろいろ興味ももったし、立ち直れた気がしますね☆
確かに、ああいう経験は35歳ではキツいかも、、^^;
若いうちは糧になりますね〜。
by ジジョ (2010-05-02 11:55)
こんにちは。
> 経験が一番の勉強だよね
ですよね~ 結局、自分が納得しないと進めないものです。
納得したからこそ、自分の道を再び歩むことができたのかなと思います。
それにしても、このジャケット写真のシーンとかカッコいいですよね~
そういうセンスも素敵でした☆
by non_0101 (2010-05-02 12:27)
non_0101さん
あそこで気づいてよかったですよね〜。
ちゃんと糧にしてるあたりも、ちゃっかりしてて好きです♪
昔のイギリスの雰囲気もセンスよかったですね☆
by ジジョ (2010-05-04 01:09)
16、7歳の頃って無邪気に人を傷つけるものだ。とこの映画で改めて分かった気がします。
お父さんは天然傷つけキャラでしたが。
by テンプラ・ソバ・ニーロ (2010-05-06 20:37)
テンプラ・ソバ・ニーロさん
子供って残酷ですよね。
あ。でもお父さんも相当でしたね^^;
でも、わたしあのお父さん好きです☆
by ジジョ (2010-05-10 21:51)
ジジョさんへ
こんばんは! ようやく観ました。
キャリー・マリガン、よかったですね。これからが楽しみです。
>わたしの両親も大変だっただろうな、、と、ちょっと理解できた気がします
わかります~。(^^) 私も(この年になって)、この頃よく思います。
この映画、ジェニーは強く立ち直ったけれど、そうとう傷ついていると思い、とてもせつなくなりました。
TBさせていただきます。
by coco030705 (2010-05-20 22:47)
coco030705さん
こんにちは☆
キャリー・マリガン思いのほか良かった〜♪
『Never Let Me Go』が本当に楽しみで^^
高校生のころの自分を思い出して、複雑な気持ちになったけど、
そういう時があってこその今だな〜と。つくづく。。
ジェニーの傷は深くても、
それを乗り越える強さもあったのがたくましかったです☆
by ジジョ (2010-05-21 02:28)