SSブログ

ソーシャル・ネットワーク [映画:さ行]

天才・裏切者・危ない奴・億万長者

110215_1.jpg



世界最大のソーシャルネットワーキングサイトFacebook
日本ではあんまり流行ってないっぽいですけど、
海外在住のお友達はほとんどがユーザーなので、
遅ればせながら今年はデビューしてみようかと思う今日このごろ。

創設者であるマーク・ザッカーバーグはとても嫌なヤツ、、という噂だったので、
「映画観てFacebook使いたくなくなったらどーしよー」とか思ってたけど、
ぜんぜん心配無用でした☆

思ったよりもマーク・ザッカーバーグは嫌なヤツに描かれてなかったし、
やっぱり天才や、世の中に何かを残すようは人は、
ちょっと人と違っているんだな〜。っていう印象。

それよりも、何か新しいモノが誕生する時のドキドキザワザワ
映画全体を覆っていて、とってもスリリングな映画でした☆


110215_2.jpg

今、ナイーブな男の子をやさせたら右に出る者はいない!っていう
2人が主演っていうのもこの映画の好きなところ〜♪

主人公のマーク・ザッカーバーグには、
『イカとクジラ』の繊細なお兄ちゃんや、
『ゾンビランド』のオタクっぷりが印象的だった
ジェシー・アイゼンバーグ☆

マークの親友のエドゥアルド・サベリンには
『BOY A』の純粋すぎる少年や
『Dr.パルナサスの鏡』一途な姿がキュンとする
アンドリュー・ガーフィールド

この二人が友達っていうだけでも大満足なんですが、
他にも、良い顔の役者さんたちがそろってて
全体的に濃い〜空気を充満させてました!!

ウィンクルボス兄弟を演じたアーミー・ハマー
一昔前のイケメンっぷりとか、
ショーン・パーカーを演じたジャスティン・ティンバーレイク
チャラ男っぷりとか、秀逸でした☆


110215_3.jpg

物語的には「Facebook」の創設の話、、というよりは、
天才と言われる人のような、
マイノリティとして生きる人の孤独を描いているように思えました。

理解して欲しいのに、してもらえない寂しさとか、
理解してもらうための方法がわからないもどかしさとか。

結果的に、いろんな人を敵にまわしてしまったマークだけど、
彼は、ただひたすら自分を理解してくれる人を求めてただけなのかも。

私は全然マークが嫌なヤツに見えなかったな。

エドゥアルドと気持ちが離れてしまったことを
マークは本当に悲しそうにしていたし、
どんなに大金持ちになっても、仕事で成功しても、有名人になっても、
マークが友達になりたいのはエリカだし。

数億ドルの資産よりも大切もの。。
あのラストシーンは、ほんとに切ないなぁ。



全然関係ないけど「CSI」のホッジスがスポンサー役で出てた!
しかも、なんだかデキるビジネスマンっぽい役。
個人的にはビル・ゲイツよりも、こっちのほうがウケたわ〜w



------------------------------------------------------------------------
【公式サイト】http://www.socialnetwork-movie.jp/
原題:THE SOCIAL NETWORK 監督:デヴィッド・フィンチャー
原作:ベン・メズリック 脚本:アーロン・ソーキン
製作総指揮:ケヴィン・スペイシー
音楽:フトレント・レズナー 、アッティカス・ロス
ジェシー・アイゼンバーグ/アンドリュー・ガーフィールド/ジャスティン・ティンバーレイク

------------------------------------------------------------------------

☆原作はこちら

facebook

facebook

  • 作者: ベン・メズリック
  • 出版社/メーカー: 青志社
  • 発売日: 2010/04/06
  • メディア: 単行本


☆こっちの本も気になる

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

  • 作者: デビッド・カークパトリック
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2011/01/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



nice!(5)  コメント(8)  トラックバック(2) 
共通テーマ:映画

nice! 5

コメント 8

aneurysm

たたみかける様なセリフの応酬に圧倒されました。

>2人が主演っていうのもこの映画の好きなところ〜♪

そういう見方もあるのですね。
by aneurysm (2011-02-16 21:16) 

cs

確かにこれ、マイノリティであることの日常的なやるせなさみたいな部分を描いていましたね。
それも、どちらかという側に加担することなく並列しているものとして。
でも、彼の発想って、決して常軌を逸していて理解しがたいものじゃないんだっていうのはすごく伝わりましたね。
彼が成功を手にしても、そのこと自体に別にカタルシスがある訳ではないんだろうなというのは、ごく普通に感覚としてわかる気がします。とはいえおそらく多くの人は成功に酔う内に箍が外れちゃったりするのでしょうけど・・・。
面白かったですね、この作品。
by cs (2011-02-16 23:13) 

ジジョ

aneurysmさん

ほんと会話の情報量はすごかったですね〜。
吹き替え版でもう一度観てみたいです☆
by ジジョ (2011-02-17 01:48) 

ジジョ

csさん

そーですね。思いついたことを形にしたら成功しちゃった☆
って感じなんでしょうね〜。
理想とする形と美学がマークにとっては何より大切だったのかな?
という気がします。
おもしろい映画でしたね〜。
by ジジョ (2011-02-17 02:04) 

ねじまき鳥

最初のガールフレンドとのトークはすごかった。よくわかった。
by ねじまき鳥 (2011-02-28 23:48) 

ジジョ

ねじまき鳥さん

まったく噛合ってない会話でしたね〜^^;
主人公の性格がよく出てる場面でした☆
しかも早口だったな〜。
by ジジョ (2011-03-02 20:54) 

non_0101

こんにちは。
ラストでうわーっと思ってしまいました。
やっぱり可哀想な人だな…と。
でも、本人的にはそれほど自覚していないように見えるところも
ちょっと悲しかったです。
その後、素敵な彼女とか心から信頼できる友人とかが出来ているといいなあと思いました☆
by non_0101 (2011-03-04 13:00) 

ジジョ

non_0101さん

天才ってすごいですよね〜。
理解されない虚しさが切ない映画でした、、T_T
現実今は婚約者がいると聞いた気がします。
幸せなのかな〜。
by ジジョ (2011-03-04 17:04) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。