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怪盗グルーの月泥棒/2D吹替え版 [映画:か行]

その奇跡は、ひとりじゃ起こせない。

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しばらく海外で遊んできたりして、すっかりブログを放置してました。。
ということで、しばらく機内で観た映画のレビューを書いておこうと思います☆

飛行機にのる楽しみは日本でまだ公開されてない映画を観ることなのだけど、
今回は観てしまったものが多かったのと、
あんまりラインナップがぱっとしなかったな〜。ざんねん。。

そんな中で、これは観たい!と思ってたのでうれしかったです。
『怪盗グルーの月泥棒』!
3Dが売りの映画なのに機内の小さい画面で観たので楽しさ半減かもしれないけど、
小さい画面でも楽しく観れました♪
機内の映画は、これぐらいの軽さがちょうどいいですね〜。


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『アイス・エイジ』シリーズのプロデューサーが
ユニバーサル・ ピクチャーズと初めて製作した3Dアニメ作品だそうで、
なるほど!キャラクターのデザインとかはそんな感じがするかも。

けっこうデフォルメされた主人公グルーのシルエットとか、
謎の生物ミリオンとか、意外に愛着わくわ〜。

グルーと暮らすことになる3姉妹の子供たちも、なんだか可愛いわ♪

全体的にほんわかした設定がとってもなごみます☆


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お話は、グルーが月を盗むまでのドタバタと、
3姉妹とこの心の交流、、って感じで、
ハラハラして、笑って、ドキドキして、ちょっと泣けるっていう王道感。

結構ご都合主義てきな展開で、
あんまりグルーの気持ちの変化とか納得できなかったりするんですが、
その辺は軽くながして、とにかく楽しむ♪ってかんじですね。

アクション的なシーンも多いので、大画面3Dで観たらさらに楽しいのかも。


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字幕版の声は『40歳の童貞男』のスティーヴ・カレルなど
コメディ俳優が参加しているみたいだけど、私が観たのは吹き替え版。
こちらは笑福亭鶴瓶師匠が声を担当してます。

笑福亭鶴瓶!って感じの声なんですがw 意外と違和感は感じなくて、
鶴瓶さんのキャラクターがそのままグルーのキャラのイメージにもつながって
悪人だけど、ほんとうはいい人って感じがにじみ出てました☆

子役の芦田愛菜ちゃんが3姉妹の末っ子アグネスの声をやってるのもよかったです!
アグネスかわいいわ〜。

今度は3D字幕でも観てみたいな♪

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【公式サイト】http://tsukidorobou.jp/
原題:DESPICABLE ME 監督:クリス・ルノー 、ピアー・コフィン
脚本:シンコ・ポール 、ケン・ダウリオ
製作総指揮:ニーナ・ローワン 、セルジオ・パブロス
音楽:ファレル・ウィリアムズ 、ヘイター・ペレイラ
スティーヴ・カレル/ジェイソン・シーゲル/ラッセル・ブランド/ウィル・アーネット

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借りぐらしのアリエッティ [映画:か行]

人に見られてはいけない。

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ピクサー作品に超感動!したので、
日本が誇るアニメスタジオ「ジブリ」の新作はどうなのかしら?
、、ということで、さっそく観てみました☆

最近のジブリ作品はあまり好きじゃないんだけど^^;
変わらずに好きなところは背景が美しいところ☆

いつも、温度や香りを感じる様な背景で、
色彩とか光の表現とか、生態系にもこだわりありそうな感じは
毎回関心してしまいます。

今作の背景もよかったな〜☆

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日本の古い洋館の庭な感じが凄く素敵に表現されてたし、
夏の緑の香りとか、木々の間から刺す光のまぶしさとか、
描かれてるものの奥の奥まで感じる広がりのある背景。

対するアリエッティの小人の世界はギュッとつまってて、
端から端までモノで埋め尽くされてて庭とは対照的。
でも、こちらもとってもかわいらしい〜♪

小人の世界から見た人間の世界のダイナミックさもあって、
とっても見ごたえのある背景たちでした☆


もう一つジブリ作品の好きなところは食べるシーン☆
とってもおいしそうなんですよね♪

アリエッティ達の食事は豊かで、とっても楽しそう。
スープとかパンとかハーブティとか♪
そして出ました!パンにとろけるチーズ☆
やっぱり宮崎駿といえばコレですね〜。ほんとおいしそう♪

方や病気を抱えている人間の男の子翔の食事はあまり楽しくなさそうで、
生きる事への意識が希薄なことがうかがえて、
こういう所で生きる事に意欲的なアリエッティ達との対比を表現するのも
ジブリ作品の好きなところだったりします。


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作品のテーマとしては、偶然か必然かピクサー同様に
“消費社会へのアンチテーゼ”のようなものがありました☆
ほかにも“人間の傲慢さ”なども描かれてるのはジブリらしいところかな。

でも、元少女だった自分としては、
アリエッティという少女の行動心理を興味深く見ました♪

他者を通して自分を見始めるお年頃。
誰にも見られない、家族3人だけの暮らしだけではダメなんだよね、、

自分が何者なのかを人に知って欲しい、
他の人とコミュニケーションしたい、新しい世界にふれたい。


それが家族を危険にさらすことだとしても、
そうすることが自然だし、アリエッティの成長にも繋がる事。

お父さんの言った「挑まなくてもいい戦いがある」は、
いろいろと挑んできた大人の結果論的な意見で、
挑んで失敗して学んで行く事も大切。

そういうコトをお父さんは全て理解していて、
アリエッティを見守りながら行動を規制したりしないで、
ちゃんと新しい世界も用意してあげるのとか、なんかよかったな〜☆

久々に父親がステキに描かれていた作品だったような気もします。


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決定的な悪役というのも存在しないし、
人の善意や、好奇心が結果的に悪い方向に向かって行くだけで、
お話はわりと静かな感じで進んでいきます。

そういう雰囲気は嫌いではないけれど、
個人的には、もう少しメリハリがあってもよかったかな。
何かが物足りない、、、。そんな印象。

今作は声優を俳優たちが担当してますが、
アリエッティ役の志田未来は、なかなか良かったです♪

個人的に驚いたのはスピラー役の藤原竜也
いい意味で藤原竜也ぽくなくて、よかった☆

スピラー。いいキャラだったからもっと活躍してほしかったけど^^

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【公式サイト】http://www.karigurashi.jp/
監督:米林宏昌 脚本:宮崎駿、丹羽圭子
原作:メアリー・ノートン 音楽:セシル・コルベル
志田未来/神木隆之介/大竹しのぶ/竹下景子/藤原竜也/三浦友和/樹木希林

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☆種田陽平がアリエッティのセットを作ったらしい。見たい♪

見て来ました〜♪感想はコチラ

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http://www.ntv.co.jp/karigurashi/exhibition/index.html


☆今回も主題歌が印象的ですね♪

Kari-gurashi~借りぐらし~(借りぐらしのアリエッティ・イメージ歌集アルバム)

Kari-gurashi~借りぐらし~(借りぐらしのアリエッティ・イメージ歌集アルバム)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2010/04/07
  • メディア: CD


☆背景美術の本も見たい〜♪

ジ・アート・オブ 借りぐらしのアリエッティ(ジ・アート)

ジ・アート・オブ 借りぐらしのアリエッティ(ジ・アート)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2010/07/24
  • メディア: ムック


☆この背景美術が好き♪

井岡雅宏画集―「赤毛のアン」や「ハイジ」のいた風景 (ジブリTHE ARTシリーズ)

井岡雅宏画集―「赤毛のアン」や「ハイジ」のいた風景 (ジブリTHE ARTシリーズ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2001/04
  • メディア: 大型本



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クレイジー・ハート [映画:か行]

傷ついた者にしか、歌えない愛がある。

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酒とタバコと女とギター。
古き良き(?)ミュージシャンの姿そのままに自堕落な生活を送る
かつての人気カントリーシンガーの愛と再生の物語。

主演のジェフ・ブリッジスがアカデミー賞主演男優賞を受賞したり、
俳優のスコット・クーパーが初監督ということでも話題の作品です☆

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なによりも絵が美しい〜♪ 特に風景は絶品です!!

空、大地、光も影も、これぞ私の中のアメリカ☆
映画の舞台となっている南西部の雰囲気は本当にステキ。

この景色を見ただけでも、ほんと満足♪
また、これにカントリーが合うのよね〜。


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そして、ジェフ・ブリッジス演じる主人公のバッド・ブレイクが
めちゃめちゃカワイイ〜!

アル中なんだけどw ダメ人間ではあるんだけどw
それでもありあまる魅力のある人で、すっかり惚れました♪

彼の子供の様な部分が魅力のひとつでもあり、
そこがお酒をやめられない甘さだったりもするのよね。

かと思えば、ステージで歌う彼は立ち姿が抜群!に格好良くて
ダメ人間ぽさがにじみ出てるところも味になってたな〜。

なんか、モテるのわかるわ。

そんなダメ人間を魅力的にしたジェフ・ブリッジスは本当にすばらし〜。
彼の恋も、音楽でのリベンジも本当に応援したくなったもの。

特にラストの彼の表情は秀逸でした☆


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物語はマギー・ギレンホール演じるジーンとの恋が
バッドが変化していく大切な部分ではあるのだけど、
個人的には、まわりの男たちの存在とエピソードがよかったです。

なんだかんだ言いながらバッドの才能に惚れ込んでてブッキングをしてくれる
マネージャーのジャック(ポール・ハーマン)との電話のやりとりとか。

かつてバッドの弟子で今や大スターとなったトミー(コリン・ファレル)が
今でもバッドを師と仰いで彼をたてる義理堅い姿とか。

長年の友人で良きも悪きも受け止めてくれるウェイン(ロバート・デュヴァル)と
バーや釣り船で淡々と交わす会話とか。

いい友達がいるじゃん!バッド!!

このあたりの男の友情にはうるうる T_T してしまいます。

もちろん!女子目線としは「女」としてよりも「母」として決断を下した
ジーンが凛々しくもあり、切なくもあり。。。
マギー・ギレンホールの演技も素晴しかったです☆


結末は“王道のハッピーエンド”というわけでは無いのだけれど、
それぞれが、それぞれの形のハッピーを手に入れていて、
全てがバラ色じゃなくても、苦しさも切なさも含めて“ハッピー”というのが、
この上なく豊かな“ハッピー”という感じがしてよかったな〜。





アカデミー賞では主題歌がオリジナル歌曲賞も受賞してますが、
ほんとうに、音楽が映画の中でも素敵な役割を果たしてます♪

歌ってるライアン・ビンガムは劇中でもバックバンドとして歌ってますが、
個人的にロバート・デュヴァルが釣り船で口ずさんだ歌が印象的。

ここにいる僕は誰も見つけられないけれど、
人生をかけて書き上げた曲は永遠に残る


この映画を象徴するような歌詞ですね〜。
サントラにも入ってるみたいなので、もう一度ききたいな♪

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【公式サイト】http://movies.foxjapan.com/crazyheart/
原題:CRAZY HEART 監督・脚本:スコット・クーパー 原作:トーマス・コッブ
製作総指揮:ジェフ・ブリッジス、マイケル・A・シンプソン、エリック・ブレナー、レスリー・ベルツバーグ
音楽:T=ボーン・バーネット、スティーヴン・ブルトン
ジェフ・ブリッジス/マギー・ギレンホール/ロバート・デュヴァル/ライアン・ビンガム

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☆サントラ♪

クレイジー・ハート~オリジナル・サウンドトラック

クレイジー・ハート~オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ミュージック・シーン
  • 発売日: 2010/06/19
  • メディア: CD



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告白 [映画:か行]

先生の娘を殺したのは、誰?

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2009年本屋大賞に輝いた湊かなえのベストセラー小説の映画化。
本を読んでみたいと思ってたけど、
読後の後味が悪い、、
という評判に尻込みして手が出なかった作品 ^^;

教え子に娘を殺された中学教師の復讐の物語で、
誰が犯人か?というミステリーかと思いきや物語は違う方向へ…。
「告白」というタイトル通り、登場人物がそれぞれの立場から
事件を告白していくことで、いろいろは背景が浮かび上がってきます☆

監督は『嫌われ松子の一生』などの中島哲也さん。

鮮やかな色彩と、非現実的な世界観が印象的な監督さんだったけど、
今回は、全体的にブルーグレーで常に曇天な世界観、、
閉鎖的だったり、開放的だったりの強弱が歪んだ空気を醸し出してて、
なんだか、とにかくすごかった!!


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主人公の教師、森口悠子を演じるのは松たか子
映画の冒頭、彼女の独白から始まるのですが一気に引き込まれます☆

松たか子。すげーーーーーー☆

とにかく、この一言につきます。この映画。
“もう、人としての感情は捨てました”と言わんばかりの異様な語り口。

かと思えば、嗚咽して泣き崩れる姿は本当に苦しそうだし、
ラストの涙をためながらのあの表情であのセリフとか、
たんなる“復讐に狂った女”にとどまらない深みと凄みと狂気があって、
あのキャラクターはとにかく強烈☆

木村佳乃が演じた息子を溺愛する母親とか、
岡田将生が演じた熱意が空回りする若手教師とか、
どこかが狂った登場人物たちの立ち居振る舞いも薄気味悪く、
自己顕示欲の為に殺人を犯す子供達と、大人達の違いが殆ど無いのもおもしろい☆

狂った世界には、狂った人たちしか生き残れない、、
心理的には、どんなホラー映画よりも気持ち悪くて怖かった。。T-T


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そんな映像や、演技の薄気味悪さとは対照的な美しい音楽達もよかったです☆
その爽やかさとか、美しさとかが逆に狂気を助長しているような。

日本映画への初の楽曲提供!が話題のレディオヘッド
トム・ヨークの歌声切なっ☆T-T いい主題歌。

ほかにも、ちょこちょこ気になる曲があったので、
サントラのラインナップをチェックしてみたら、これがものすごい!

やくしまるえつこ渋谷慶一郎といったあのヘンの方々とか、
The xxcokiyuみたいなのがあるかと思えば、Borisがあったりw

そして冒頭には渋谷 毅さんのお名前も!!
んで、劇中にも登場したAKB48の曲も入ってる、、、っていうw

渋谷 毅さんとAKB48とレディオヘッドが一緒に入ってるCDってなんだか凄い☆

サントラ聞いたら映画の場面思い出しそうで怖いけど、、
このCDは、ちょっと欲しいかも☆

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【公式サイト】http://kokuhaku-shimasu.jp/
監督・脚本:中島哲也 原作:湊かなえ
プロデューサー: 石田雄治、鈴木ゆたか、窪田義弘
松たか子/木村佳乃/岡田将生/西井幸人/藤原薫/新井浩文/山口馬木也/橋本愛

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☆すごいラインナップのサントラ

告白 オリジナル・サウンドトラック

告白 オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: 渋谷慶一郎,渋谷毅
  • 出版社/メーカー: ホステス
  • 発売日: 2010/05/26
  • メディア: CD


☆幻のディスク2を追加した2枚組の日本限定企画版!

イン・レインボウズ(2枚組)

イン・レインボウズ(2枚組)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ホステス
  • 発売日: 2010/05/26
  • メディア: CD


☆原作は映画と結末は一緒なのかしら?

告白

告白

  • 作者: 湊 かなえ
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2008/08/05
  • メディア: 単行本



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グリーン・ゾーン [映画:か行]

114分間、あなたは最前線へ送り込まれる。

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ポール・グリーングラス監督×マット・デイモン
「ジェイソン・ボーン」シリーズコンビの最新作♪

イラク戦争を舞台に大量破壊兵器の探索を描く
アクション&サスペンス映画です☆

イラク戦争の茶番ぶりを描いてるだけあって、
マッチョなだけのアクション映画になってないし、
誰が黒幕か!?っていうサスペンスも効いてるから
社会派映画ほど重く無いのも程よい感じ♪

こういう戦闘アクションものって、
銃撃戦とかで飽きちゃったりするんですが、
さすが! ちっとも飽きないドキドキの114分☆
ひさしぶりにアクション映画を堪能しました〜♪


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大量破壊兵器を見つける部隊の隊長ミラーはマッド・デイモン
正義感のあるリーダーを相変わらず格好良く演じてます☆

でも、アメリカ人だからなのか、軍人だからなのか、
とにかく絶対に謝らない!

それが彼の根っこの信念を表してるように思えて、
どこかで「アメリカがイラクを救う」という考えがあるから、
ミラーの行動を観てても「本当にこれがイラクの為?」と
ずっと疑問に感じる展開であんまりミラーを応援できない。。

アメリカVSアメリカの内輪モメに巻込まれちゃって
なんだかイラク人が気の毒です、、

鍵を握る将軍を追うときも、
将軍を生かす事はアメリカの都合じゃないの、、、?
将軍を倒す方がイラクの為にはなるのかもしれないけど?
と、もやもやした気持ちで観ていたのだけど、
そんな気持ちを一喝してくれたのが、
ミラーと行動を共にしていたイラク人フレディの言葉。

あなたたちに、この国のことを決めさせない!

この映画。とにかくこの一言に尽きますね。
そりゃそーだ! はっきり言ってやれーー!
と、これでやっと、もやもやがとけました☆

最後までミラーがイラク人に対して心ある言葉を掛ける事は無いんですが、
あれが軍人としては正解なんでしょうね、、、
でもラストには本当に自分がやるべきことをしたので、
ちょっと、スッキリ!しました☆


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実際の戦争がベースにあるので、感情的にもやもやする部分もありますが、
舞台となるイラクの様子は本当にリアルに感じます☆
ミラーの部隊や特殊部隊の軍人たちを演じるのは、本物の退役軍人らしく、
戦場のシーンなどは、ほんとうにド迫力!

水を求めて暴動寸前のレッドゾーンの様子と
ビール飲み放題でお気楽なグリーンゾーンの対比とか
いろいろと興味深い場面がもりだくさん☆

あの「サダム・トランプ」も本当に使われてた!

ほんと、あの戦争はいったい何だったのか、、、
また改めて、本など読んでみたくなりました☆


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【公式サイト】http://green-zone.jp
原題:GREEN ZONE 監督:ポール・グリーングラス
脚本:ブライアン・ヘルゲランド 音楽:ジョン・パウエル
製作総指揮:デブラ・ヘイワード、ライザ・チェイシン
マット・デイモン/グレッグ・キニア/ブレンダン・グリーソン/ジェイソン・アイザックス

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☆元ネタになったのはワシントンポストの記者の本

グリーン・ゾーン

グリーン・ゾーン

  • 作者: ラジブ・チャンドラセカラン
  • 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
  • 発売日: 2010/02/26
  • メディア: 単行本


☆日本人記者から見たイラク

報道されなかったイラクと人びと

報道されなかったイラクと人びと

  • 作者: 大村 正樹(フジテレビ「とくダネ」リポーター)
  • 出版社/メーカー: 新風舎
  • 発売日: 2004/02/28
  • メディア: 単行本



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クロッシング [映画:か行]

世界を揺るがす収容所国家【北朝鮮】
脱北と引き裂かれた家族の衝撃


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第81回アカデミー賞外国語映画賞の韓国代表作品☆
いろいろ事情があったようで、やっと今年公開になりました。

北朝鮮を舞台に、離ればなれになった親子を描いた作品だけど
なにより話題になっているのは、その北朝鮮の生活の描写です。

監督は実際に100人近い脱北者への取材をしたり、
映画のスタッフにも脱北者を起用して製作したとのことなので、
かなり現実に近いもののようです。

独裁政権で貧困の国、、、というのはいくつかあるけど
やっぱりアフリカなどのお話よりも身近に感じられるのか、
なんとも言えない苦しい気持ちになりました。


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家族3人で、貧しいながらも仲良く暮らしているけど、
幸せそうなのは冒頭だけで、その後はこれでもかっ!
というぐらい、どんどん不幸な状況がおとずれます。

収容所でのできごとや、国境近くでのできごと、
ストリートチルドレン化した子供達、
どれもこれも言葉を失うものばかり。。。

次々と不幸な状況がおとずれるのは、『プレシャス』でもあったけど、
決定的に違うのは、食べるものが無いこと☆

『プレシャス』のような豊かな国での悲惨な状況は
豊かな国なりの歪んだ状況で、それはそれでキツいもので、
どちらがより悲惨かは比べられるものではないけれど、
プレシャスが前向きになれたのは、ある程度食べれたからな気がした、、

この映画の子供には容易に「がんばれ!」なんて言えなかった。。
とにかく「この子に、水と食料をあげてくれ!」って感じ。

食べるのって、ほんと大事なんだな、、とつくづく思いました。


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映画だし、フィクションだし、
どこか昔のお話を観ているような気持ちにもなるけれど、
脱北した父が暮らす国の豊かな生活と交互に映し出されるので、
「今」の状況なのだということを否が応でも確認させられます。。

外国の領事館の塀を乗り越えようとしている人たちの描写は
以前ニュースで観たものとそっくりな映像で、
当時はぼんやりとニュースを眺めて観ていただけだったけど、
塀を越えたい理由は、この映画の父のようなものだったのかもしれないし、
塀を超えてもまだドラマがあって、その結末は望んだ幸せではないのかも…。

ニュースを観ながら、彼らの背景まで想像したことはなかったな、、
これからはニュースも、もう少し深い視線で観れそうです。


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【公式サイト】http://www.crossing-movie.jp/
原題:CROSSING 監督:キム・テギュン
脚本:イ・ユジン 音楽;キム・テソン
チャ・インピョ/シン・ミョンチョル/チョン・インギ/チュ・ダヨン

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☆監督の作品。いろいと撮ってますね。

火山高 [DVD]

火山高 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東芝デジタルフロンティア
  • メディア: DVD



オオカミの誘惑 デラックス版 [DVD]

オオカミの誘惑 デラックス版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD






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恋するベーカリー [映画:か行]

失敗の数だけ、きっと最後はおいしい人生が焼き上がる。

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映画を観るタイミングって、すごく大事だとおもう。
音楽や本もそうだけど、1つ前に観たものや、
その時の自分の状況によっても、感想はだいぶ変わってくる。

ちなみに、
本作の1つ前には戦争の悲劇を描いた『ハートロッカー』を観て、
アメリカの貧困に関する本を読んでるところなので、
正直この映画を観ながら

この家は富裕層のご家庭ですね… -_- とか思っちゃって

かなり冷めた目線で観ちゃった。いかん、いかん、、、^^;

だって、主人公ジェーン(メリル・ストリープ)は人気カフェのオーナー。
大きなお家に、大学を卒業した3人の子供。
元旦那のジェイク(アレック・ボールドウィン)は弁護士、
離婚しても、なんだかんだと家族は仲良しだったりして、
「ステキなアメリカの家族」って感じ☆

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家庭菜園とか家のインテリアも素敵♪ お庭にはプールも☆

とは言え、全然楽しめなかったかと言うとそうでもなく。
主人公ジェーンと元旦那のジェイク、
建築家のアダム(スティーヴ・マーティン)という熟年3人の
ジェーンを巡る三角関係のドタバタが面白い。

年齢は大人すぎるほど大人なんだけど、
恋愛模様は若者と変わらない部分があって、
恋する大人達が、かわいらしく生き生きと描かれています。

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今回もメリルはかわいい女性です☆

もちろん大人ならではの味わい深いエピソードなどもあって、
大人だからこその複雑な事情や、感情の流れがオモシロイ。
さすが『恋愛適齢期』の監督☆
『恋愛適齢期』のコメディ色(&下ネタ?)を強くしたかんじ?

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女子はいくつになってもガールズトーク♪

そして、この映画で夫婦生活を続けるコツを学んだ!

それは「あきらめない」こと☆

いい時もあれば、悪い時もあるのが人生で
相手との関係に少しでも希望があるなら、続けてみたら分かる時が来るのかも。

まさに病めるときも健やかなるときも…。

しかも、『インビクタス』のテーマの一つは“あきらめない”だったなぁ〜。
いまの時代。あきらめないコトが大事なキーワードなのかも☆

まさかラブコメで、そんなとこまで考えちゃうとは思わなかった。。
やっぱり映画を観るタイミングで意外な観方ができておもしろい。

しかし、今回も邦題の「ベーカリー」があんまり関係なかったな、、、^^;


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【公式サイト】http://koibake.com/
原題:IT'S COMPLICATED 監督:ナンシー・マイヤーズ 脚本:ナンシー・マイヤーズ
製作総指揮:イロナ・ハーツバーグ、スザンヌ・ファーウェル 音楽:ハンス・ジマー、ヘイター・ペレイラ
メリル・ストリープ/スティーヴ・マーティン/アレック・ボールドウィン/レイク・ベル

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☆焼きたてのチョコクロワッサンが食べたい♪

クロワッサンの技術

クロワッサンの技術

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 旭屋出版
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 単行本


☆西海岸のインテリアの参考に♪

サンフランシスコのキッチン

サンフランシスコのキッチン

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2009/04/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


☆ターシャ・テューダーのライフスタイルも憧れます♪

ターシャの庭づくり

ターシャの庭づくり

  • 作者: ターシャ テューダー
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 大型本



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コララインとボタンの魔女 3D〈字幕版〉 [映画:か行]

扉のむこうは理想の世界。
でも気をつけて。かなえてはいけない願い事がある。


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『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のヘンリー・セリック監督の新作☆

もちろんストップモーション・アニメとダークなファンタジー感は健在。
さらに3Dで撮影する、、という古さと新しさが融合して、
なんとも言えない、オリジナル感のある映像が満載です♪

『ナイトメア』では主人公ジャックの表情は15通りだったらしいけど、
今回のコララインは20万通り!!

1分14秒の映像を作るのに1週間かかる、、、って。。。
気の遠くなるようなお話ですが、
表情豊かなコララインはとっても魅力的♪

他にも果樹園の桜の花は色を付けたポップコーンだったり、
靴が本物のアンティークレザーだったり、、と
細かいところもアナログ感たっぷりで、
CGには無い味わい深さがたまりません〜☆

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現実の世界は色を抑えたちょっと寂しげな風景

コララインが暮らす現実の殺伐とした世界と、
「別のママ」の居る華やかな向こうの世界。

現実の世界に不満たっぷりのコララインは、
向こうの世界にどんどんのめり込んでいきますが、
そこはボタンの魔女が作った架空の世界。。

ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家の様に、
その世界は甘い罠。

でも、楽しい部屋の中や、色とりどりの庭のお花たち、
たのしいネズミのサーカス、、と
めくるめく魔女の世界は、怪しいけどとっても魅力的☆

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ネズミのサーカスとか。かわいい♪華やかな偽りの世界

ただちょっと長いかな〜。。と退屈しかけたころに、
魔女が正体をあらわして、コララインの大活躍がはじまります!

くるくる変わる場面とか、奪われた目を探すとか、魔女との対決とか
RPGゲームみたいで、ドキドキわくわく☆

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魔女のキャラクターがかっこいい〜☆

不気味だった黒猫のナイス!な手助けあり、
照れ屋のワイビーの一生懸命な協力あり、
現実世界では分からなかったいろんなコトに
架空の世界で気づくのもポイント。

コララインは一人なんかじゃなかったし、
現実世界が退屈だと思っても、自分で花を植えることもできるし、
自分でいくらでも変えていける☆

一見冷たく見えた両親がコララインへ渡すプレゼントは、
本当の愛情が伝わってきて
最後にちょっと温かい気持ちになります♪


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上杉忠弘さんのコンセプトアート

この映画でアニメ界のアカデミー賞といわれるアニー賞の
最優秀美術賞を獲得したのは日本人の上杉忠弘さん☆

広告や、本の装丁でよくイラストを見かける方。
アメリカっぽい雰囲気のあるイラストで、センスがいいので、
イラストレーターファイルの中でも
とても気になるイラストレーターさんでした。

日本でもお仕事したことある方、多いんじゃないかな〜?

監督はネットで上杉さんのイラストを観て、
コンセプトアートを依頼したとか、、、
ネットの力。。。すごいな〜。


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【公式サイト】http://coraline.gaga.ne.jp/
原題:CORALINE 監督:ヘンリー・セリック 脚本:ヘンリー・セリック
原作:ニール・ゲイマン 撮影監督:ピート・コザチク 音楽:ブリュノ・クーレ
ダコタ・ファニング/テリー・ハッチャー/ジョン・ホッジマン/ロバート・ベイリー・Jr

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☆原作はニール・ゲイマンの本

コララインとボタンの魔女 (角川文庫)

コララインとボタンの魔女 (角川文庫)

  • 作者: ニール・ゲイマン
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/01/23
  • メディア: 文庫


☆上杉さんがピクサーのEnrico Casarosaや
 Ronnie Del Carmen らと行った3人展のカタログ


Three Trees Make a Forest

Three Trees Make a Forest

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: Gingko Pr Inc
  • 発売日: 2007/03/30
  • メディア: ハードカバー



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50歳の恋愛白書 [映画:か行]

人生半分過ぎたら、やりたいことだけやろう。

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うすうす、そんな予感はしてたんだけど、
見事に邦題タイトルとイメージの全然違う映画だった^^;

「恋愛白書」というよりは「人生白書」
ポスターのイメージは“群像劇”っぽいけど、これも違ってw
ロビン演じる主人公ピッパの人生の物語でした☆

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※この隣の奥さん役の人、どこかで見た事あるけど思い出せない、、、。


ナゼ良き妻でいようとしたのか? ナゼ不満と不安を抱えているのか?

ピッパは、生い立ちから現在に至るまでの人生を振り返りながら、
これからの人生について、考えて行きます。

50歳くらいになると、子供達も手が離れたりして、
ピッパみたいに「これからの人生」について考える人多いのかも☆

たぶん、いろいろな人生の経験をつんできた人なら
ピッパに共感できるんだろうな〜。

なんとなく分かるけど、私にはちょっとまだ早いかも^^;
どちらかといえば、ピッパの娘の気持ちに共感できた☆

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※ピッパも「お母さん」の「娘」なのよね。。。

報道カメラマンとして戦場にも行く娘は、
女性があまりやらない仕事をしてることで、
いろいろ言われたり、辛い目にあったりしてるんだと思う。

自分の足で人生を切り開いている娘から見たら、
ピッパの受け身な人生は、どうにも歯がゆくて
ついつい八つ当たり的に、つらく当たっちゃうんだろうな、、わかる。。

娘にとっては“お母さん”でもあるけど、同じ“女性”でもあるからね。

こういう感情、男性にはわかりにくいんだろうな〜。

仲良しだった息子が、ピッパが殻を破って自分の人生を始めた時に
すごい戸惑ってたものね^^;
息子にとっては「母」でしかなくて、しかも「理想の母」であってほしいんだろうね。

でも、残念ながら「母」も「女性」であって、「一人の人間」なわけで☆

息子とは対照的に、ピッパの選択を娘は大喜び。
それは、初めてピッパが自分で自分の人生を選んだ瞬間だったから♪

わたしも母には、いつまでも人生を謳歌してほしいし、
自分も50歳になっても、そういう人生を送れる人でいたい☆

全然、恋愛映画じゃなかったけど、人生の深〜い物語でした。

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※この髪型がかわいかった♪

この映画観たいと思ったのは、なにげに俳優が豪華だから♪
でも、一番見たかったのは『ゴシップガール』のブレイク・ライヴリー
1960年代?のファッションが似合っててかわいい☆

あとは、久々のウィノナ・ライダー
いい感じで歳をとったな〜。ダメ女っぷりが笑えるw
ウィノナの次回作は『ブラック・スワン』かな?
『レスラー』の監督の新作で、バレエが舞台だけどスリラーらしい。
ちょっとおもしろそ〜。

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【公式サイト】http://50love.gaga.ne.jp/
原題:THE PRIVATE LIVES OF PIPPA LEE 監督:レベッカ・ミラー
脚本:レベッカ・ミラー 音楽:マイケル・ロハティン
製作総指揮:ブラッド・ピット、ジル・フットリック、ジェレミー・クライナー、ウォーレン・T・ゴズ
スチュワート・マクマイケル、ジャン=リュック・デ・ファンティ、ジェフ・サガンスキー
ロビン・ライト・ペン/アラン・アーキン/モニカ・ベルッチ/ウィノナ・ライダー

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☆原作は監督でもあるレベッカ・ミラーの小説

50歳の恋愛白書

50歳の恋愛白書

  • 作者: レベッカ ミラー
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/01/29
  • メディア: 単行本


☆こちらは本当の大人の恋愛白書

恋愛適齢期 [DVD]

恋愛適齢期 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD



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ゴールデンスランバー [映画:か行]

無実の男、首相暗殺犯に断定

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伊坂幸太郎の小説の映画化作品といえば
『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』
どちらも監督は、今作の監督もつとめる中村義洋

映画も観てないし、原作も読んでないし、
ピッカピカの初☆伊坂×中村作品の鑑賞です。

首相暗殺犯に仕立て上げられた普通の男の逃亡劇、、、
もっとシリアスな感じなのかと思いきや、
結構笑える場面が多くて楽しかった〜☆

しかしまぁ、濃い〜役者サンそろえてますね〜。

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逃げる男に堺雅人、追う警察に香川照之、助っ人に柄本明濱田岳

そんな中で異彩を放ってたのが永島敏行さん。
「こんな人だったっけ!?」っていうぐらい。
スナイパー刑事!ナイスキャラ☆

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物語は犯人に仕立て上げられたからくりを暴くサスペンスと
主人公を助ける人たちの人間ドラマ。

いろいろ張り巡らされた伏線も驚くほどではないけど、
「あーー、ココでつながるのね〜」とニヤリとするし、
普通の人が普通に逃げてて、周りも自分の出来る範囲で助けてる。

俺にとって残っている武器は、人を信頼することくらいなんだ

人間、窮地に陥った時にやっぱり頼りになるのは人との繋がり。
無条件で自分を信頼してくれる人の存在って、ほんとありがたい☆

「だと思った。」とサラリと言ってくれる友達とか、
「ちゃちゃっと逃げろ」と言ってくれる親とか。

「信じてるよ」みたいな直接的な言葉は一切でてこないのに、
信頼している事が伝わるセリフたちは、グッとくるな〜☆

こういう人間関係。私は築けてるかな?

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面白くて退屈することなく、あっという間の2時間20分。
でも「映画を観た!」っていう満足感が無いのはなんでだろ??
もう少し、映画的なパンチの効いた場面や豪快な部分があるほうがいいな〜。

そんな中、一番パンチが効いてたのはエンディングの曲☆
斉藤和義が歌う「幸福な朝食 退屈な夕食」

すっごい力強くて、席を立てなくなって、曲を聴きたくてずっと座ってた。



原作者の伊坂幸太郎が、サラリーマンを辞めて
作家一本でいくことを決意するきっかけとなった楽曲らしい。
分かる気がする☆

映画音楽は斉藤和義さんが全て担当したらしい。
なるほど〜。なかなかやるな〜 ^^♪

たいへんよくできました☆


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【公式サイト】http://www.golden-slumber.jp/
監督:中村義洋 脚本:中村義洋、林民夫、鈴木謙一
原作:伊坂幸太郎 音楽:斉藤和義
堺雅人/竹内結子/吉岡秀隆/劇団ひとり/柄本明/香川照之/相武紗季/ソニン

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☆斉藤和義のシングルベスト!もちろんエンディングの曲のオリジナル版

『歌うたい15』SINGLES BEST 1993~2007

『歌うたい15』SINGLES BEST 1993~2007

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Vicctor Entertainment =music=
  • 発売日: 2008/08/06
  • メディア: CD


☆タイトルの『ゴールデンスランバー』はビートルズの曲。

アビイ・ロード

アビイ・ロード

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1998/03/11
  • メディア: CD



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