SSブログ

ZED(ゼッド)@シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京 [舞台]

人生は冒険。そこに、詩が生まれる。

091207.jpg


大道芸・サーカスを進化させて、
上質なエンターテイメントを
発表し続けているシルク・ドゥ・ソレイユ。

東京ディズニーリゾートに、
日本初の常設シアターができました☆

今までの仮設とは違う雰囲気。
舞浜駅からイクスピアリやアンバサダーホテルを抜けて
劇場に到達するので、劇場に入る前から異空間。

劇場内にはシャンパンやチーズなどの販売もあって、
「劇場」って感じの大人な雰囲気。
飲食の持ち込みも自由なのもうれしい♪

大きさは、仮設よりも少し小さい印象で、
一番上の席でも、十分によく見えそうです。

週末の18時公演の場合は、終了して外にでると
ディズニーランドの花火が観れて、ちょっとうれしいサプライズ♪

今の季節はライトアップがキレイなので、夜の公演がお薦めかも☆

今回の演目は「ZED」。

いつものように、ストーリーは観る人ごとに解釈が違う感じで、
明確な台詞や説明はないけれど、何となくテーマを感じ取れるのは
シルク・ドゥ・ソレイユの好きなところ。

テーマも、アクロバットの内容も、
何も情報無しで観た方が驚きと感動があっていいかも☆

今回は「天地の融合」とか「バランス」とか…なのかな?
前回の『ドラリオン』よりもヨーロッパ的で哲学的。

テーマ的にもまじめで、大人な印象。
もっと、はじけたワクワク☆ドキドキファンタジーでも良かったかも。
個人的には「ドラリオン」の方がサーカス的演出が多かった気がします。


以下、自分なりの解釈とアクロバットの事などを覚え書き的に、、
ネタバレあるかも、、なので知りたくない方は観賞後にお読みください☆


オープニング☆
白い布で覆われた舞台の天井から主人公が落ちてきます。
その後、一瞬にして布が奈落へ!!
この演出が、鳥肌ものにかっこ良くて、一気に引き込まれます。
直後の宇宙的なブラックライトの光も美しい☆

おそらく、、羽の生えた女性は「天」のシンボル?
オレンジ系の衣装をまとった男性は「地」のシンボル?

他にも黒い杖を持ったキャラクターは「悪魔」?
「天」と「地」を引き裂こうとしてるのかしら?

天から落ちて来た主人公ZEDが、地球の創造を観ているような感じ。。

ロープや、ファイヤーのジャグリングはビッグバンのようだったし、
白い布のパフォーマンスは大気、
青い布のパフォーマンスは水の創造のイメージ?

大地の水と天の太陽がコラボする組体操?
そこから花が生まれ、いつしか「人」が誕生する、、、という。

最後の男女のパフォーマンスは、「アダムとイブ」のようでもあり、
女性が「天」、男性が「地」とも解釈できて、
二つがバランスを取り合いながら、
時には男性が女性をささえ、逆に女性が男性を支えることもあり、、
そのバランス感が、今回のテーマを象徴している事のように思えます。

他のパフォーマンスに比べると派手さは無いけれど、
いろいろな事を考えさせられる、大人なパフォーマンス。


観終わった後に、HPで確認してみたら、
今回のキャラクター達は「タロットカード」をモチーフにしているみたい。

なるほど、、、
「タロットカード」って、ちゃんと意味がありそう。

そういえば、音楽は生バンドだったな〜。
どこから音がでてるのか、全然わからないのがすごかった☆

そして、今回もクラウンが大活躍☆
ほんと、和みます。

来年には「コルテオ」が代々木の仮設で公開されるみたいなので、
そちらも楽しみ♪


【ZED公式サイト】http://www.zed.co.jp/home.php

【コルテオ公式サイト】http://wwwz.fujitv.co.jp/events/corteo/index.html


☆過去のシルク・ドゥ・ソレイユ作品。生で観たかったな〜。

アレグリア [DVD]

アレグリア [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD



キダム [DVD]

キダム [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント
  • メディア: DVD



サルティンバンコ [DVD]

サルティンバンコ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント
  • メディア: DVD



nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

背中のナイフ/証言@銀座みゆき館劇場 [舞台]


081107.jpg

「日仏交流150周年」ということで、
今年はフランス物もいろいろと開催されています。

今回鑑賞した作品は
フランスの劇作家ギィ・フォワシイ「証言」と
ピエール・ノットの「背中のナイフ」。

【背中のナイフ】
生きることが何なのか分からなくなった思春期の少女。
家を飛び出しいろいろと不思議な幻想を観ながら、
同じ様な境遇の男の子と出会い、心を通わせることで、
一つの答えを見つけて行きます。

出演している俳優は8人。
少女役の方以外は他の役も兼任されていて、
くるくると場面が転換していきます。

セリフが独特で、なんとも哲学的☆
最初は意味がわからず、理解不能、、、だったのですが、
後半あたりから俄然おもしろくなってきました♪

若者の痛々しく激しい感情が、懐かしくほろ苦い感じ。

観世葉子さんの死神…。あんな死神だったら付いて行きたいかもw


【証言】
夫婦が出会いから別れまでを誰かに告白していく二人劇。

同じ思い出を語っていても、男と女では捉え方が違う…という、
映画でいうとケビン・スペイシーの『He said,She saide』みたい☆

ちょっと設定は違うけど『カンバセーションズ』的な大人の物語。

二人の主張がおもしろく、テンポも良くてあっという間の45分。
前半の「背中のナイフ」とはまるで違う感じなのもおもしろい。

女性役の堀江真理子さんは、あいかわらずおキレイ♪
派手でおしゃれで気の強いフランス女性がお似合い☆



意識してフランスの作品を観たのは初めてだったかも。
やっぱり設定とかセリフとか特徴があっておもしろいな〜☆

【日仏交流150周年】http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/150/

☆大人な男女の会話がおもしろい♪

Conversations(s)/カンバセーションズ

Conversations(s)/カンバセーションズ

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • メディア: DVD



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

HARAJUKU PERFORMANCE +(PLUS) [舞台]



以前観た「吾妻橋ダンスクロッシング」の原宿版☆

今回は、原宿・しかもラフォーレという場所のせいなのかどうなのか?
なんとなく、おとなしいというか、吾妻橋の様な“炸裂”感が薄かったような。

☆ドラびでお
 「ドラム」+「ビデオ」で「ドラびでお」なのだと始った瞬間に納得。
 意外にかっこいいドラムの音と非常にばからしい映像のコラボがナイス!

☆contact Gonzo
 殴る、、、んですね。そして写るんですね。
 よくわからないシュールさに、途中までおもしろく途中から飽きるかんじ。

☆ストロングマシン2号
 大きくなってる!ことにビックリ。
 彼女のパフォーマンスは“小さい子供なのにダンスがウマイ!”ことが
 とっても重要だとしみじみ、、。

☆ボクデス×五月女ケイ子
 一番ウケた!ロボットアニメ大好きです。パロってくれてありがとう。

☆Off Nibroll
 今回の会場の雰囲気の中では若干アート度が大人すぎる気がする、、、もったいない。

☆泉太郎×山賀ざくろ
 モニターに書き込む文字がかわいい! うごきもかわいい!

☆康本雅子
 なんか全体的にマイルドな感じになったな、、とおもったら、
 すこし太られたようで、、、。それでもかわいいし、かっこいいので全然良いです。

☆ボクデス
 さすが!なパフォーマンス。生ものは飛ばなかったのが原宿風味なんでしょうか?

☆男子はだまってなさいよ!
 ジョンイル、、、コントのよう。お笑いライブみたいでこれもまたよし。

☆KEL feat.伊藤千枝(珍しいキノコ舞踊団)
 一番期待していたけど、意外と普通な感じでちょっと拍子抜け。

しかし、あっという間の2時間強でした。おもしろかったな〜。

帰りについつい、ボクデスTシャツを購入してみたものの、
いつ、どこで着たらいいのか。。
しかも着た時に「ボクデス」だと気づかれたくないような、気づいて欲しいような、、

今度、吾妻橋でやるときに、また観たいな。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

マグノリアの花たち@博品館劇場 [舞台]


サリー・フィールドやジュリア・ロバーツの出演で80年代に映画にもなった
『マグノリアの花たち』。

映画も観てみたいと思いつつ、、なぜかスルーしていた作品だけに、
舞台で観れたのはうれしかった☆ 元はオフ・ブロードウェイの舞台作品だし。

アメリカ南部の小さな街を舞台にした歳もキャラもバラバラの女6人の物語。

女って、なぜか「女」っていうだけで妙な親近感。仲間意識が生まれるもの、、
女だから分かる、楽しさ、辛さ、、

たわいもないおしゃべりの中でも、ドキッとするセリフとか、キュンとするセリフとか。

いろんな世代の「女の生き方」を描いていて、観終わった後
「やっぱり女っていいなぁ〜」と素直に思える作品。

所々、泣きのポイントはあるのだけれど、すぐに笑いに転化したりして、
そういう所もなんだかリアルな「女」。

思いっきり泣いて、最後はにっこり笑って立ち上がるのが女なんです☆
険しい道でもね。

ベテランの木村有里さんや阿知波悟美さんは、やっぱりお上手♪
歳を重ねた女性の厚みがあります☆

これは、元々の作品自体が既にすばらしいんだろうな、、
映画もこんな感じなのかな? やっぱり映画もみたいなぁ。。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

ドラリオン@原宿・新ビックトップ [舞台]



ずーーっと観たいとおもいつつ、
ここは一念発起で“初☆シルク・ドゥ・ソレイユ”です。

今年の演目は『ドラリオン』。

まったく情報を入れずに見に行ったのですが、
「サーカス」+「上海雑伎団」の様なかんじで、
クラウンが会場を盛り上げ、
出演者達は、様々なアクロバットを繰り広げます☆

これがすごい!
「うわっ☆」「ひゃー☆」とか言ってる間に、
2時間30分の公演は、終了してしまいました。

すべてが「プロの仕事」というかんじで、
観ていて、まったく飽きません。

見終わったあと、なんとなくテーマは「世界は一つ」みたいな
ことなのかな、、、と思っていたのですが、
パンフレットによると、人(東洋・西洋)と自然、、とのこと。
何も知らなくても、メッセージが伝わっていたことにも、
ちょっと驚きました。

A席だったので、真横から観る感じだったので、
ちょっと見づらい演目もありましたが、
初☆だし、全然満足。

次回は奮発してSS席・真正面で観てみたい☆


nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:演劇

R-18 LIVE@RISE 第1夜 山里亮太 Presents 嫉妬マン〜赤眼鏡が見た歪んだ世界〜 [舞台]


ひさびさのお笑いライブ☆

南海キャンディーズの“山ちゃん”こと山里亮太の単独公演。
しかも、場所はシネマライズ。

ライズって、こういう企画もやっていたのね。
まったく知りませんでした。

そして、山ちゃんに関しても、まったく知らないこの私。。。

彼はどうやら「あらゆることに嫉妬する」ひねくれキャラのようで、
この公演では、日々彼が嫉妬している事を、おもしおかしく発表する形式。

ネタとして、彼のネクラなダークサイドがかいま見えるたびに会場はドン引きでしたが、
徐々にもりあがってきて、2時間近くしゃべりっぱなし☆

個人的には、日本アカデミー賞の「放送事故事件」の舞台裏が一番おもしろかった☆

途中、ちょっといいエピソードにもっていったりするのは余計な気がしたけど、
モーツアルトとサリエリのエピソードのあたりは、
なかなか見応えがありました。

そして、今回シークレットの特別ゲスト!と告知されてましたが、
期待通り、全然知らないおじさん、、、
プレイボーイ誌の編集長らしいのですが、呼んだ意味あったのか?というぐらい
無口な方でした。

それよりも、司会を務めていた茂木淳一さん。
「スキージャンプペア」のナレーターの方ですが、初めてビジュアルを見てびっくり☆
サンダーバードの様な方でした。
あの方は声だけでなく、もっと露出すべきだと思うほどの逸材☆

最後には山ちゃんが出口でみなさんをお見送り、、という粋な演出でしたが、
みんな遠巻きに見ながら写メとる感じで、だれも近づかないのがおかしかった☆

でも、一人一人に丁寧にお辞儀をする山ちゃんは、ステキでした。

面白かったらWOWWOWで放送!らしいけど、、、放送されるのかしら???


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

橋を渡ったら泣け@シアターコクーン [舞台]


気になる劇作家、土田英夫の脚本を生瀬勝久が演出した舞台。
出演者も、八嶋智人、大倉孝二、戸田恵子など、
くせ者揃いのそうそうたるメンバー。

ストーリーは、災害で生き残った男女7人のコミュニティーに、
流れ着いた男一人が加わったことから始まります。

登場人物のキャラの違いもたっていて、
絶妙な間合いの会話としぐさでかなり笑えます。

なんとなく生瀬さんの顔が浮かんでくるのは、
やっぱり彼の演出だからなのか、、、
計算された、真面目な感じがするのは、生瀬さんぽい気がしました。

お話としては、意外に重いテーマでビックリ。

権力を持つことで変わっていく人の姿は、
未見ですが、「ラストキング・オブ・スコットランド」を思い出したり、
災害で窮地に追い込まれた人の姿は、「日本沈没」を思い出したり、
なんとなく「今の時代」なテーマなんですかね、これは。

「自分だったら、どうなるだろう?」と考えてしまいました。

ラストは、今後に希望を残す感じでさわやかだけど、
ちょっと自分的には物足りない感じ、、そこがちょっと残念。

でも、2時間を超える上演時間・休憩無しを一気に魅せられる舞台は
すごいなぁ、、と思います。

出演者アンケートで「一番タフだと思う人」として全員に指名された戸田恵子さん。
本人は「皆ダメだと思う」と答えてたのがウケました。
わたしも、サバイバルになったら、戸田さんについて行きたいです☆


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(3) 
共通テーマ:演劇

吾妻橋ダンスクロッシング@アサヒアートスクエア [舞台]


「The Very Best of AZUMABASHI」と銘打って、
今までの公演から厳選された作品を集めた公演。

前売りは即完売の大盛況だったようで、
当日券の立ち見席(と言っても座布団敷いて床に座る)で鑑賞。

ぎゅうぎゅうの会場は、狭い中に舞台、客席、物販があって、
なんとなく、文化祭っぽいにぎやかでアットホームな雰囲気。

今回のお目当ては康本雅子さん。
すらっと伸びた手足と、驚異の身体能力。
妖艶な着物スタイルに、怪しげなライティング、、、と
康本さんは、やりたい事がハッキリしてて、見ていてキモチイイ☆

他にも宇治野宗輝、身体表現サークル、ボクデス、ほうほう堂、off Nibrollなど、
なかなかおもしろいメンツ。

トイレ前ではChim↑Pomのインスタレーション。
これ、渋谷ギャルが渋谷のネズミを捕まえて剥製にして、
「リアルピカチュク」を作った、、という恐ろしくシュールな作品。
すごいな、渋谷ギャル、、、

そして、観たいとおもっていたkiiiiiiiは、体調不良の為キャンセル。。。ざんねん。

そんな中で、あまり期待してなかったKATHYがすごかった☆
名前は知っていたものの、パフォーマンスの内容までは知らなかっただけに、
びっくり!どっきり!で楽しかったぁ♪

彼女たち、いろいろ作品はあるようですが、今回はブロンドのボブのかつらに
ドレスの様なワンピース、顔には黒いストッキングを垂らした
怪しげなスタイルで、次々と観客同じカツラとストッキングを装着して、
舞台に上げて行きます。とまどう観客に同じ踊りを強要するKATHYたち、、、

「次は自分が狙われる!?」という、ドキドキとハラハラと、
どんどん舞台に増えていくニセKATHY。
はじめとまどってた舞台に上げたれた人達も、観念したように踊り出すのがウケル☆

最後には、10人ぐらいの大所帯で踊り狂ってて、なんだか圧巻。

すごいなー。おもしろかったなー。
ちょっと、今度は私も舞台に上げられたいなぁ☆


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

ニブロール東京公演「no direction」@パナソニックセンター東京 [舞台]


アーティスト集団「ニブロール」の公演は、
観たいなぁ、、とおもいつつ、なかなか行けなかったもの。
3年ぶりの東京公演とあって、やっと観ることができました☆

今回は、ダンス・映像・ファッション・音楽と、様々な分野の
コラボレート作品ということで、いろいろ楽しました。

こういうパフォーマンスを観るのは数年ぶり、、、ということもあって、
最初は自分もちょっと雰囲気にとまどい気味。。
でも、雰囲気に慣れてきたら、あっという間に時間が経っているかんじ。

ダンスは、初め激しいマスゲームの様な動きから、
だんだん複雑になったり、スローになったり。
ソロを踊った男の子の動きは、伸びやかでとてもキレイ☆
9人のダンサー達が、それぞれ違う動きをしてるので、
目が離せない感じ。

衣装は、初め黒に白のラインのシンプルなものから、
だんだん色のついた派手なもの、ドラディッショナルなものなど、
バラエティ豊かで、個人的には色の派手なものの方が好み。
長い布の衣装も、ありがちな気がしたけれど、単純にキレイでした。

音楽は最初「音が割れてる?」と思う感じの音響&爆音だったけど、
公演が進むにつれて落ち着いてきた感じで、
だんだんと舞台と一体化していった感じがしました。

映像は、いろいろなタイプのものがあったけど、
個人的には人影がダンサーとリンクしていたところがよかった☆
もっと、ダンスとリンクしていけばおもしろいのに。。
ラストの方の花が咲き乱れる映像はキレイでした。

全体的には、見終わった後にちょっと感想を言いずらいかんじ。
たくさんの要素がつまってた感じがしたので、消化に時間がかかりそうです。
一本化したメッセージ的なものが感じられなかったからかもしれないけど、
それが、「no direction」ってことなのかしら?

でも、幕ノ内弁当みたいでお得な感じがおもしろかったなぁ☆
また次回も観てみよっと。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

スウィーニー・トッド@日生劇場 [舞台]


久々のミュージカル☆

「休日の午後に日比谷で生音でミュージカル観る」
っていうだけで、贅沢な気分でうれしい☆

お話は愛する妻子を奪われた男の復讐劇。

復讐を果たすために、男は日夜人々の首を切り、
男を愛する女主人は、その死体でパイを焼く、、、って
めちゃくちゃ怖いストーリー。

主演者はみな、桃電のスーパーボンビーみたいなメイクで
それだけでも、異様な空気を放っていました。。

唯一、普通のメイクをしていた大竹しのぶさん演じる女主人の存在が
全体の雰囲気を柔らかくしていた気がします。

さすが、大竹しのぶさん!な存在感で、
かわいらしい女性を演じていました。

大竹さんのこの演技がなかったら、
私的にはちょっと重い舞台だったかもしれません。

テーマとしては「復讐は人を盲目にさせる」、、という感じでしょうか?

復讐心に燃えた男は、愛する女性の顔さえ忘れ、
ただただ「憎い相手を殺す」ことが目的になっていき、
まわりが何も見えなくなり、全てを失っていくのです。。。

最後に若い二人が、新しい未来を作っていってくれそうで、
ちょっと救いを感じました。

しかし、今回の舞台。美術がすてきだった☆
昔のロンドンの雰囲気もさることながら、
あんなに、くるくる回ったり動いたり!
舞台装置があそこまで動く舞台を観たのは始めてだったので、
スムーズさにおどろき☆


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。