SSブログ

女帝[エンペラー] [映画:あ行]

「憎しみに口づけ、愛に刺しちがえる。」



チャン・ツィイーは好きな女優さん。顔が好き☆
ジャパンプレミアで見たけど、すごくかわいかった〜。

でも、やっぱり私にとってチャンは「女帝」というよりは「小娘」。
まだまだ女帝としての迫力には欠けてる気がします。

とはいえ、周りをあやつって自分の思い通りにするところは
「小悪魔」っぽくて、そういう意味ではこの役はあってるのカモ。

下克上が当たり前の五代十国時代。
チャン・ツィイー演じる王妃ワンは愛する義理の息子を守るために、
皇帝を愛するふりをしながら復讐を企てる、、、というお話。

原案はシェイクスピアの「ハムレット」らしいのですが、
この、ドロドロで複雑で感情的な感じはシェイクスピアなんでしょうか?

主人公である王妃ワンの感情がイマイチつかみきれず、
あまり感情移入して観る事ができませんでした、、

ワンは何がしたかったんだろう、、息子を助けたい一心だけでなく、
女帝になる欲望もあるし、新皇帝に対する気持ちも少しはあったのかしら??
ワンの本心がちょっと見えずらかったのが残念。

とはいえ、この映画はさすが中国☆な衣装と美術とワイヤーアクション!

贅沢な装飾の王妃ワンのドレスとか、侍女が着ているワンピースとか、
色も形もキレイ☆かわいい☆

お城の中のインテリアもステキで、ここが一番観てて楽しかったかも♪

ワイヤーアクションは「グリーン・デスティニー」の様な感じで、
戦う場面もあれば、舞っている場面もあり、、と更に進化。

細かいストーリーよりも、色と音楽が印象的な映画でした。


nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(1) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 4

よし

>ワンは何がしたかったんだろう、、息子を助けたい一心だけでなく、
女帝になる欲望もあるし、新皇帝に対する気持ちも少しはあったのかしら??
ワンの本心がちょっと見えずらかったのが残念。
>>正しい見方をされていると思います。チャン・ツィイーのインタビューでは本人もゾジョさんと同じことを言っていました。チャン・ツィイーはワンの複雑な感情を表現したかったのだと思います。監督も単純な善悪の物語にしたくなかったようです。これまでの中国時代劇のような映像美だけではなくセリフをも凝っていて楽しめました。ワンを実母でなく恋人で義母としたことで物語が複雑になったと思います。チャン・ツィイーの出演作は全部(DVDも含め)観ているのですが演技力が進歩しているのが良くわかります。
by よし (2007-06-03 07:18) 

ジジョ

よしさん
コメントありがとうございます☆
なるほど!複雑な感情をあえて表現してたんですね。
考えてみれば、その方が自然な感情なのかも、、
「愛」だけを貫くには立場も複雑でしたものね。。
母であり、王妃であり、妻であり、女である、、、
そういう目線でもう一度観たいですね。ありがとうございました☆
by ジジョ (2007-06-04 00:55) 

hito

こんにちわ。TBさせてもらいました~

ワンの感情がどこにあるのか確かに解らなく感情移入はしずらかったですね。
ワンとウールアンの舞が素敵でした~
by hito (2007-06-05 11:09) 

ジジョ

hitoさん
こんにちは(^-^) コメントありがとうございます☆
そういうば、「舞」が多かったですねー。
キレイでした☆
by ジジョ (2007-06-06 02:04) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。