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イントゥ・ザ・ワイルド [映画:あ行]

「そして僕は歩いて行く。まだ見ぬ自分と出会うために」

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よく既婚男性から聞くセリフ。
「旅に出たい」

それも、
「海外の誰も居ない湖畔に一人」だったり、
「海外の秘境の山に一人」だったり。

男性にとっての「旅」は冒険で、
女性が思う以上の何か特別な意味がある行動なんだろう。


この作品は、とっても「少年」な映画。
これをショーン・ペンが撮ったのは、すごくうなずける。


世の中や、両親や自分に怒りや迷いや疑問をもった主人公は
全てを“ゼロ”にして、はるかアラスカの地を目指す。

きっと女子ならもっとうまく立ち回るだろう気がする。
私ならゼロにはしない。

主人公の幼さと純粋さがちょっとうらやましくもある。
そんな主人公だったからこそ、いい人たちとの出会いがあったのかもしれない。

それでも彼は一人を選び、やがて一つの答えにたどりつく。

その答えはとてもシンプルで、美しい☆


この答えに共感するために、私も主人公と一緒に映画の中で旅をしていたのだと思う。
すっかりやられた☆


すばらしい自然を写し出す映像。
社会からはみ出した人たち、テロ以前のアメリカ、、、

何か、もっとたくさんのコトを訴えかけてくるような映画。


自分の人生が幸せかどうか分からなくなったらまた観てみよう☆
きっと大切なことを思い出せる気がする。






【公式サイト】http://intothewild.jp/top.html


☆原作本の著者が書いた本。こちらもおもしろそう♪


信仰が人を殺すとき - 過激な宗教は何を生み出してきたのか

信仰が人を殺すとき - 過激な宗教は何を生み出してきたのか

  • 作者: ジョン・クラカワー
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2005/04/20
  • メディア: 単行本



nice!(3)  コメント(8)  トラックバック(3) 
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コメント 8

丹下段平

こんにちは。
これは観たいと思っていました。期待できそうですね。
by 丹下段平 (2008-08-17 11:06) 

ジジョ

丹下段平さん
こんにちは☆
この映画は男性の方が好きかもしれませんね。
雄大な自然の映像はぜひとも劇場で♪
by ジジョ (2008-08-18 02:12) 

mig

ジョジョさん

おはようございます〜
コメントTBありがとう♪

ほんと、少年一人の旅にスポットを当てていて、
ショーンペンが撮った作品だというの、納得☆

これまでのことを全部捨ててイチからっていうのはすごく勇気のいること。
あの結末は予想してなかったから悲しかったな、、、、
いい映画でしたね
by mig (2008-08-20 09:38) 

ジジョ

migさん
ショーンペンもアウトサイダー的なので、
こんな少年には感情移入しそうですよね☆
でも、残された家族の苦悩もきっちり描いて
決して彼の行動を手放しで賞賛していないのは、
さすが大人!な感じがしました。
最後は悲しいけど、いいシーンでしたね☆
by ジジョ (2008-08-21 04:22) 

丹下段平

ようやく観ました。良かったです。
でも女性からすると子供っぽい行為に見えるんですね。
そうかもしれないけど、分るなぁ…
by 丹下段平 (2008-09-15 17:34) 

hash

>自分の人生が幸せかどうか分からなくなったらまた観てみよう☆
きっと大切なことを思い出せる気がする。

この映画を端的に表したすばらしい表現ですね。
by hash (2008-10-05 01:32) 

ジジョ

丹下段平さん
こんにちは☆
すっかりコメント遅くなってごめんなさい!
その子供っぽいところが私としてはうらやましい所でもあり…。
あんなに純粋になれないな〜、、と。
男の人っていいな〜と思いますヨ☆
by ジジョ (2008-10-17 05:19) 

ジジョ

hashさん
こんにちは☆
コメント遅くなってごめんなさい!
お褒めいただいて光栄です♪
きっと、ふとしたときに観たくなる映画になる気がします☆
また観たいな〜。
by ジジョ (2008-10-17 05:22) 

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