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ウォー・ダンス/響け僕らの鼓動 [映画:あ行]

「紛争で全てを失った子どもたち。彼らに希望を与えたのは音楽と踊りだった。」

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ここ数年、アフリカの問題をあつかった映画は多い。
『ホテル・ルワンダ』や、ウォー・ダンスの舞台でもある
ウガンタが舞台の『ラストキング・オブ・スコットランド』
児童拉致の問題にもふれていた『ブラッド・ダイヤモンド』

いずれも知られざるアフリカの諸問題に衝撃を受ける作品ばかり。
でもあくまでも映画・フィクション。

今回の『ウォー・ダンス』はドキュメンタリー。

登場するのは実際に紛争の中で生活し、拉致の過去をもつ子供達。
反政府武装組織におびえながらも、音楽と踊りを通して自らを癒し、
希望を見いだそうとする姿を追っています。

村を追われ、難民キャンプで暮らす子供達。
学校で歌い踊る姿は、普通の子供達と変わりません。

でも、過去には両親を殺されたり、誘拐されて兵士にされたり
草むらに隠れて生き延びたりなど壮絶な体験を持ち、
心に大きな傷を持っています。

歌うこと、踊ることは単純に楽しく、辛い現実を忘れさせてくれるもの。。

「難民」という、土地を追われて人々が失ったアイデンティティを
取り戻す為にも、民族音楽は必要なものなのですね。


子供達体験した過去の経験などは、本や他の媒体でも読み聞きしていたので、
そのことよりも、難民としての生活ぶりや
国内でも「難民」としての差別がある、、などのちょっとしたエピソードの方が
私にはずっしりと重みがありました。

ところどころ「演出」っぽいところが垣間見えて、
ドキュメントとしては、どうか?と思う部分はあるものの、
ウガンダの本当に美しい景色と、
キャンプで暮らしながらも歌い踊る子供達の姿は本物☆

サントラが欲しくなるくらい音楽もすばらしい☆
一見の価値有りです☆





【公式サイト】http://www.wardance-movie.com/


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shin

始めまして!本当にココロに大きな何かを残してくれた作品でしたね!僕のブログでも記事にしたので是非、ご覧ください。
by shin (2008-11-26 10:56) 

ジジョ

shinさん

お返事遅くなってごめんなさい〜☆
本で読むだけではわからないアフリカの姿がありましたね。
いい作品でした。
後で訪問させていただきますね(^-^)



by ジジョ (2008-12-04 22:51) 

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