猿の惑星:創世記(ジェネシス) [映画:さ行]
進化は、彼らを選んだ
高度な知能を持った猿に支配される世界を描き
衝撃的なラストが今も語り継がれる『猿の惑星』。
その後制作されたシリーズ版の更にその前。
「なぜ猿が地球の支配者となったのか?」を描いた今作。
シリーズ版も全然観てないし、1作目もうろ覚え。
少々不安な鑑賞だったけど、おもしろかったです☆
きっと、シリーズ版などに続く伏線が
いろんなところにあったんじゃないかな〜?
わたしは分からなかったけど。
予習した方がより楽しめるんじゃないかと思います。
物語はサンフランシスコが舞台。
チンパンジーを使った投薬実験が全ての始まりです。
薬の開発も痴呆症の父を治したい息子の熱意だったり、
産まれたばかりのチンパンジーを家で育てたのも優しさだったり、
はじまりは悪意の無いものだったのに、
いつしか、そこにエゴが生まれることで、全てのバランスが崩れていきます。
なによりも、人間のせいで複雑なアイデンティティをもってしまった
猿のシーザーの苦悩と葛藤の物語、、切ない。。
シーザーが後の猿の世界のリーダーとなる、、ということなので、
彼が率いる反乱を起こした猿たちが人類を支配して終わり、、、かと思いきや、
シーザー達が選んだ道は、よりクレバーなものでハッ!としました。
彼が求めたのは、本来の自分のあるべき姿。そして自由。
ただそれだけだったことが、泣けます、、
彼らは「人間を支配しよう」なんて
これっぽっちも思ってなかったんですね、、
なのに、人間でば大騒ぎして、自滅して、、、
人間て、愚かだな。。としみじみ感じてしまいました。
そして、やっぱりすごかったのは猿☆
『アバター』のWETAデジタルによるCGIとやらがものすごかった!
パフォーマンス・キャプチャーでシーザーを演じたのは
『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムで有名なアンディ・サーティス。
もう、彼は本当に職人芸ですね〜。
あんなに可愛かった猿が数年後には、もはや“おっさん”状態で笑えたし、
あの絶妙な悲しい顔はみてるだけで泣けてくるし、
戦う時の勇ましい顔とか、猿なのにキメキメのショットで
そのバランスが妙に可笑しくて、ほんとーに心奪われました☆
シーザー最高!です。
悟りを開いたようなオランウータンも味があってよかったなー。
対する人間は檻の管理係を演じたトム・フェルトンの悪役っぷりが最高でした☆
ほんとに憎いっ☆ いやなヤツで、
あんなに嫌な人を演じられる人って素晴らしいと思います。
ちゃんと他のシリーズも見てみようかな。
、、と思えるエピソードゼロ。
良い作品でした^^
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【公式サイト】http://www.foxmovies.jp/saruwaku
原題:RISE OF THE PLANET OF THE APES
監督:ルパート・ワイアット 製作総指揮:トーマス・M・ハメル 音楽:パトリック・ドイル
ジェームズ・フランコ/フリーダ・ピント/ジョン・リスゴー/デヴィッド・オイェロウォ/タイラー・ラビーン
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☆原作
☆シリーズ全部入ったBOX
高度な知能を持った猿に支配される世界を描き
衝撃的なラストが今も語り継がれる『猿の惑星』。
その後制作されたシリーズ版の更にその前。
「なぜ猿が地球の支配者となったのか?」を描いた今作。
シリーズ版も全然観てないし、1作目もうろ覚え。
少々不安な鑑賞だったけど、おもしろかったです☆
きっと、シリーズ版などに続く伏線が
いろんなところにあったんじゃないかな〜?
わたしは分からなかったけど。
予習した方がより楽しめるんじゃないかと思います。
物語はサンフランシスコが舞台。
チンパンジーを使った投薬実験が全ての始まりです。
薬の開発も痴呆症の父を治したい息子の熱意だったり、
産まれたばかりのチンパンジーを家で育てたのも優しさだったり、
はじまりは悪意の無いものだったのに、
いつしか、そこにエゴが生まれることで、全てのバランスが崩れていきます。
なによりも、人間のせいで複雑なアイデンティティをもってしまった
猿のシーザーの苦悩と葛藤の物語、、切ない。。
シーザーが後の猿の世界のリーダーとなる、、ということなので、
彼が率いる反乱を起こした猿たちが人類を支配して終わり、、、かと思いきや、
シーザー達が選んだ道は、よりクレバーなものでハッ!としました。
彼が求めたのは、本来の自分のあるべき姿。そして自由。
ただそれだけだったことが、泣けます、、
彼らは「人間を支配しよう」なんて
これっぽっちも思ってなかったんですね、、
なのに、人間でば大騒ぎして、自滅して、、、
人間て、愚かだな。。としみじみ感じてしまいました。
そして、やっぱりすごかったのは猿☆
『アバター』のWETAデジタルによるCGIとやらがものすごかった!
パフォーマンス・キャプチャーでシーザーを演じたのは
『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムで有名なアンディ・サーティス。
もう、彼は本当に職人芸ですね〜。
あんなに可愛かった猿が数年後には、もはや“おっさん”状態で笑えたし、
あの絶妙な悲しい顔はみてるだけで泣けてくるし、
戦う時の勇ましい顔とか、猿なのにキメキメのショットで
そのバランスが妙に可笑しくて、ほんとーに心奪われました☆
シーザー最高!です。
悟りを開いたようなオランウータンも味があってよかったなー。
対する人間は檻の管理係を演じたトム・フェルトンの悪役っぷりが最高でした☆
ほんとに憎いっ☆ いやなヤツで、
あんなに嫌な人を演じられる人って素晴らしいと思います。
ちゃんと他のシリーズも見てみようかな。
、、と思えるエピソードゼロ。
良い作品でした^^
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【公式サイト】http://www.foxmovies.jp/saruwaku
原題:RISE OF THE PLANET OF THE APES
監督:ルパート・ワイアット 製作総指揮:トーマス・M・ハメル 音楽:パトリック・ドイル
ジェームズ・フランコ/フリーダ・ピント/ジョン・リスゴー/デヴィッド・オイェロウォ/タイラー・ラビーン
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☆原作
☆シリーズ全部入ったBOX
こんにちは。
オランウータンの目が良かったですね、つぶらで(^皿^)。
あと、ゴリラの友情に泣けました....。
なにより、シーザーが「NO!」と叫んだ場面では、号泣してしまったオイラでした(苦笑)。
確かに続編が出来そうな終わり方でしたけど、オイラ的には作らなくてもいいかな?と思います。変な続編を作られるより、各自がその後の世界について色んな想像を膨らませた方が、より楽しいですもん。
by 堀越ヨッシー (2011-10-25 10:16)
旧作と本作は、あんま関係ないと思います。
(気付かなかっただけかもしれませんが)
知ってると一瞬クスっと笑える場面が一か所だけありました。
(お猿さんが模型作ってるシーンだけ)
でも、今から旧シリーズ観るのでしたら
あまり期待せずに観た方がいいかもしれません。
なんせ古い映画ですからね(^^;
by aneurysm (2011-10-25 11:53)
堀越ヨッシーさん
はい。もうオランウータンとゴリラのタッグとか、
ほんとーに見ててワクワクしました☆
「NO!」の場面もすばらしかったですねーー。
間といいタイミングといいカタルシス!って感じのキメ場面☆
そうですね続編は無くてもよいかも。
このスタッフでこういうノリで違う作品作ってほしいです^^
by ジジョ (2011-10-25 13:27)
aneurysmさん
あんまり関係ないんですか!?
そっかー。あの模型的な感じのものが
ちょいちょいあるんじゃないかと思ったりして、
わからなくて悔しいなーと思ってました^^
今作を見た後だと、猿の造形とか笑っちゃいそうですね。
でも、それも味わい深いですよね〜。
、、って気持ちで見てみたいと思います☆
by ジジョ (2011-10-25 13:31)
突然で申しわけありません。
現在2011年の映画ベストテンを選ぶ企画「日本インターネット映画大賞」を開催中です。
投票は1/19(木)締切。
ふるってご参加いただくようよろしくお願いいたします。
なお、twitterも開設しましたので、フォローいただければ最新情報等配信する予定です。
by 日本インターネット映画大賞 (2011-12-27 17:20)