蛇イチゴ [映画:は行]
西川美和監督の初監督作品。
「ゆれる」の前がコレなのか☆ なるほど。
「蛇イチゴ」も「ゆれる」も家族の崩壊を描いているけれど、
「蛇イチゴ」はコミカルな感じの描き方。
この監督は、ホントうまいなぁ。
会話のひとつひとつ、キャラのひとつひとつが妙なリアリティ。
役者さんの演技も上手なのだけど、それぞれの心の動きがすごく良くわかる。
あんなに見栄っ張りだった父の借金発覚後の開き直り、、とか
息子に対する母親の妙に甘えた口調、、とか
別れ話をする彼のそっけなさ、、とか。
一つの事件をきっかけに、それぞれの仮面がはがれていく設定なのだけど、
唯一、そのままなのは宮迫演じるお兄ちゃん。
彼だけは本音で生きてたんだ。。
ダメな自分も分かってる。
あるがままを受け入れて生きてるお兄ちゃんは
なんだか、かっこよく見えてくる。
表面を取り繕っていることが、どれだけ滑稽か。。
それに、どれほどの価値があるのか、、
そんなコトを観た後ぼんやり考えた。
そして、この映画もラストシーンがすごくイイ☆
ゆれるハンガー、、机の上には、、、
何もセリフがなくても全てを表現してる。
んー、やっぱりこの監督センスいい☆
お邪魔します。(^^)
私は「ゆれる」を見て以来、西川監督のファンになりました。
おもしろそうな作品ですね。この映画もぜひ見てみるつもりです。
by coco030705 (2006-11-27 15:32)
coco030705さん
nice & コメントありがとうございます(^-^)
わたしも「ゆれる」を観て、西川監督いいなぁーと思いました。
「蛇いちご」も「ゆれる」に通じるものがあってイイですよ♪
ぜひ、ぜひ☆
by ジジョ (2006-11-28 05:19)