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『ただの私(あたし)』オノ・ヨーコ [本]


オノ・ヨーコの事は良く知りません。
「ジョン・レノンの奥さん」「アーティスト」ぐらい。

それでも、ナゼかこの本を読んでみようかと思ったのは、
知人が薦めてくれたことと、始まりの文章が

「わたしは美人で頭も悪くないのに、どうしてこんなに叩かれるのだろう?」

というような内容だったから。
すごい!この人。自分でこんな事言ってる!と興味を持ったのデス。

内容は、オノ・ヨーコの半生を自分で語ったものや、
フェミニズム運動に関するようなコラムなど。

女性上位を説く彼女の言動には、少し首をかしげる部分もあるけれど、
でも、全体を通してみると単純な女性解放を説いているわけでは無いことがよく分かる。

彼女が生きてきた時代、受けた差別やバッシング、、、
淡々と語ってはいるけれど、それは私たちの想像以上のものなのだろう。。

それらを越えて、且つ常に前を向いて歩いてきた人の強さがオノ・ヨーコにはある。

それは、男性化するわけではなく、女性としてのしなやかな強さ。
女性への普遍的なメッセージがこの本にはありました。。

「空の美しさにかなうアートなんて、あるのだろうか?」

冒頭のこの言葉に、オノ・ヨーコの全てが詰まっている気がします。
とてもイイ言葉、、


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コメント 2

こんにちは。はじめまして。m10と申します。007でTBいただきまして、ありがとうございます。こちらにとんできてみると、興味深い記事もいろいろとありまして、ついこちらにコメントさせていただいてしまいました。

空の青さにかなうアートなんてあるのだろうか

私も、この言葉とっても好きなのです。

また、お邪魔致します。
by (2007-01-19 11:10) 

ジジョ

m10さん
こちらこそ、コメントいただけてうれしいです☆
わたしもこの言葉、なんだかすごくスキなのです。
なんとなく、ココロが洗われる感じがします♪
わたしも、またおじゃまさせていただきますね(^-^)
by ジジョ (2007-01-22 00:59) 

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