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『バスジャック』三崎亜記 [本]


前から読みたいと思っていた三崎亜記。
「バスジャック」は、タイトルがなんだか怖くて手がでなかったけど、
いくつかの作品が収録された、短編集でした。ほっ。

三崎亜記の作品は、日常の中の異世界というか、
ちょっと、星新一っぽい部分もあって、自分好み☆

「二階扉をつけてください」や「バスジャック」などは
最後におぉ!と思わせるカンジがワクワクする。

かと思えば、「しあわせな光」や「雨降る夜に」のような、
ちょっとじ〜んとする温かい話もある。

でも、私が一番好きなお話しは、最後に収録されていた「送りの夏」。

ちょっと不思議な世界の中で、生きるために必要なカードを
すっと差し出されたような気がした。。

たぶん、この話を読むためだけに、この本を手に取ったんだろう、、と
思わせるぐらいの傑作☆

最新作の「失われた街」は直木賞候補にもなったようだし、
これは、読まねば!


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コメント 2

わか

こんばんは、ご訪問ありがとうございました。
で、こちら読ませていただきました。
受けた印象が同じでのけぞりました。
★さんっぽいって私だけかと思ったけど、一名様はいらっしゃるv
失われた町、私も読まねば!
by わか (2007-01-06 19:27) 

ジジョ

わかさん
コメント&nice ありがとうございます(^-^)
わたし、初☆三崎が「二階扉をつけてください」だったので、
「わぁ!星さんぽい!!」って思いました。
わたしは「となり町戦争」まだなので、読まねば!
by ジジョ (2007-01-08 01:40) 

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