SSブログ

食堂かたつむり [映画:さ行]

あるところに、願いが叶うごはんがありました。

100203.jpg


小川糸原作の小説を映画化した作品☆

失恋のショックで声を無くした主人公が、料理を通して
人との繋がりや、生きることの意味を見つめ直す物語。

監督はCM出身の富永まい
CMの監督らしい、アニメやCGを使ったおもしろい映像がたくさん♪

100203_2.jpg

100203_4.jpg


雰囲気としては、毒を抜いた『嫌われ松子の一生』
女の子が好きそうな森ガール風味に仕上がってました☆

緑豊かな田舎の風景、古い建物を手作りで改装した食堂、
かわいい手描きのレシピブック、素朴な食器や雑貨たち♪

森ガールにはたまらないアイテムが目白押し☆
森ガールじゃなくても、その素朴な雰囲気にほっこりします。

100223_6.jpg

で、やっぱり注目は食堂で出される料理の数々。
料理自体も美味しそうなんだけど、
それよりも、素材自体がおいしそう〜♪

肉厚のしいたけとか、身がたっぷり詰まったホタテ貝とか、
つやつやのお肉とか、ぷりっぷりのザクロとか☆

“地産地消”が映画の一つのテーマにもなってるから、
料理よりも素材がおいしそうなのは、すごく好感度♪

「こんなの食べたら元気になるよね〜♪」と思える説得力抜群☆

料理はファッション誌などでもおなじみのオカズデザイン
さすが、イマドキっぽいお料理だわ♪

-------------------------------------------------------------------

生きることは、食べること。

人は食べないと生きて行けない、、、
たくさんの動物たちや、たくさんの植物たちの命から
私たちは“生”を得てる。

さまざまなモノと繋がって生きているっていうことだけじゃなく、
人とのつながり、愛情も“食べること”は実感させてくれるのね☆

そういうテーマなのは分かるけど、ちょっと映画はザンネンな感じ、、
料理を食べて幸せになる人、母の病気、友人の裏切り、、、、
いろいろな展開があるけれど、ただ出来事を並べただけ。。みたいな。
笑えるけど(いろんな意味で^^;)出来事の一つ一つに深みがなくて、
中途半端なかんじ☆

特に「食」に関しては、物申す!!!って感じの「?」な部分多しw
他にもいろいろとツッコミ入れたいところも多々あったりして^^;

でも、映像のかわいさは好きだし♪ おいしいごはんが食べたくなります☆
わたしは母のカレーが食べたくなりましたw


-------------------------------------------------------------------
【公式サイト】http://katatsumuri-movie.jp/
監督:富永まい 脚本:高井浩子 原作:小川糸
音楽:福原まり 料理制作:吉岡知子 アニメーション・ディレクター:坂井治
柴咲コウ/余貴美子/ブラザー・トム/志田未来/三浦友和/江波杏子

-------------------------------------------------------------------


☆映画に登場した「ジュテームスープ」がSoup Stock Tokyoで飲めるようです♪
 http://www.soup-stock-tokyo.com/
45.jpg

☆ABC Cooking Studio版の「ジュテームスープ」レシピはコチラ♪
 http://recipe.gourmet.yahoo.co.jp/specialcontents/katatumuri/

☆レシピ本♪撮影:日置武晴、スタイリング:高橋みどり、
 デザイン:有山達也という豪華スタッフ!


食堂かたつむりの料理

食堂かたつむりの料理

  • 作者: オカズデザイン
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2010/01/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



nice!(4)  コメント(6)  トラックバック(2) 
共通テーマ:映画

nice! 4

コメント 6

tomo-m

☆おはようございます☆

ちょっと。。森ガール風が気になります^^
DVDまで、待ってみようかと^^

by tomo-m (2010-02-05 08:40) 

ジジョ

tomo-mさん

DVDで全然イイと思います、、^^;
雑貨とか映像の雰囲気はカワイイんですけど、、、ネ。
by ジジョ (2010-02-06 00:04) 

non_0101

こんばんは。
私は『嫌われ松子の一生』は未見なのですけど、
観た友達はやっぱりイメージが似ていると言ってました(^^ゞ
“生きることは、食べること”でしたね。
改めてそうか~と思わされました☆
by non_0101 (2010-02-07 23:22) 

ジジョ

non_0101さん

アニメっぽかったり、ミュージカルっぽかったりw
その辺が似てるなと思いました☆
アレもアレも食べちゃって、、、
人間って、ほんと罪な生き物ですよね、、w
by ジジョ (2010-02-08 01:25) 

cs

やはり自分も観ていて「嫌われ松子の一生」を思い浮かべてしまいました。あそこまでの濃密さはなかったんですけどね。
おいしそうな料理が並んで、それを実においしそうに食べるのでは「南極料理人」のほうがなんだか実感がこもってて、そこを比べるともうちょっとおいしそうな顔を見せて欲しかったなと思う部分もありました。
そんな中で、あのお妾さんのエピソードはよかったです。
by cs (2010-03-15 00:11) 

ジジョ

csさん

全体的に、中途半端な感じの映画でしたね、、^^;
私は「食」に関する表現が、えーーーー!?って感じでしたがw
お妾さん。元気になっちゃってましたね〜w
by ジジョ (2010-03-16 11:13) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。