プリンセスと魔法のキス＜字幕版＞：ジジョの五感：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

プリンセスと魔法のキス＜字幕版＞　[映画：は行] [編集]

そのキスを、してはならぬ…。

もぉ〜。やっとディズニーが手描きアニメで作ってくれたよぉーーー☆
CGでの制作に移行してから、どーにもイマイチだったディズニーアニメ。

製作総指揮にジョン・ラセターを迎えて気合い十分☆
満を持しての原点回帰！　やっぱりディズニーはこうでなくちゃ♪

柔らかい色彩と味のある造形。
冒頭の風景からため息の連続です。は〜。キレイだわ〜。
現実の街並とか、川沿いの森の中の風景とか、
魔術師の怪しげな世界とか、場面もいろいろ変わってたのしいぃ♪

昔ながらの味わいを残した絵とはうらはらに、
お話の方は、かなり進化しています☆

プリンセスのお話だけど、本物のプリンセスは出てこない！
もちろん、かっこよくてステキな王子様も出てこない！

登場するのは、プリンセスの仮装をしたアフリカ系アメリカ人の女の子ティアナと
なまけもので勘当されたダメ男の元王子ナヴィーン。

キスで王子が人間に戻って幸せに暮らすのも過去の夢物語。
魔法でカエルになったナヴィーンにキスしたことでティアナもカエルになっちゃうw

人間に戻る方法はただ一つ。
「本当に必要なものを見つけること」☆

今時のプリンセスは働き者。
星に願うだけでは願いが叶わない事も知っています。
でもワーカホリック気味のティアナに、働くだけが全てではないと説き、
お金が大切で遊んで暮らすことが目標のナヴィーンにも
もっと大切なことがあると説きます。

二人が本当に大切な事に気づいて行く過程もいいけれど、
この映画で一番よかったのは、カエルになった二人を助けるホタルのレイ☆

フランス系移民の子孫。なまってるケド、吹替えだと関西弁？

“最も美しく輝く”エバンジェリーンに恋をする彼の最後のエピソードは、
涙なくしては観れません！
これを観るためだけに、この映画を観てもイイ！っていうぐらい☆
このエピソード、ほんとニクイです！

幻想的な昔ながらのプリンセス物語ではないけれど、
違う角度から夢と希望を描き、あらゆる人にエールを送っています。

結局、一番大切なのは「愛」でした〜☆
みたいな、ありきたりな話じゃないのもイイ！
ディズニーの伝統を守りつつ、現代をみすえて進化した作品☆あっぱれ！

舞台は1920年代のニューオリンズ☆
音楽もふんだんに使われていているけれど、
その地形や背景、文化がわかると、もっと映画を楽しめそう♪
とりあえず、でてきた料理が気になった！

【ガンボ：Gumbo】
ティアナのお父さんが作ってくれたピリ辛スープ♪
ニューオリンズを代表する料理で、
「ガンボ」は「オクラ」のこと。
「ガンボ」はフランス語。
フランス領だった時代の名残が料理にものこってるのね〜。

ガンボが食べられるお店「GUMBO & OYSTER BAR」

【ベニエ：beignet】
ティアナがパーティで作ってたニューオリンズ風のドーナツ。
これも元々はフランスの料理。
フランスでは揚げ物全般をベニエと言うみたい。
形が四角で粉砂糖を振ってあるのがニューオリンズ風♪

ベニエが食べられる店「cafe du monde」

ハリケーン・カトリーナの被害にあったニューオリンズ、、、
すてきな文化のある街だから、ほんと頑張ってほし〜☆

------------------------------------------------------------------------
【公式サイト】http://www.disney.co.jp/movies/pkiss/
原題：THE PRINCESS AND THE FROG　監督：ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
脚本：ロブ・エドワーズ、ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
製作総指揮：ジョン・ラセター　音楽：ランディ・ニューマン
アニカ・ノニ・ローズ／ブルーノ・カンポス／ピーター・バートレット／ジェニファー・ルイス
------------------------------------------------------------------------

☆このコミック、かなり映画と絵を似せてあります！

プリンセスと魔法のキス　コミックス (講談社　Mook)

作者: 小鷹ナヲ
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 2010/03/05
メディア: コミック

☆ガンボはDr.ジョンのCDタイトルにもなってます。

ガンボ

アーティスト:
出版社/メーカー: イーストウエスト・ジャパン
発売日: 1997/11/25
メディア: CD

2010-03-10 05:06 nice!(15) コメント(22) トラックバック(1)
共通テーマ：映画

nice! 15

こんにちはぁ(^_^)/
記事の写真を見ると、昔のディズニーぽくて
ステキですね。観てみたくなりました。
by よーじっく (2010-03-10 13:22)

えー、これニューオーリンズが舞台なんですね。(^^)
先日、バッドルーテナント見て
ニューオーリンズの独特の雰囲気が気になってるから
これ見てこようかなー。

この間の王様のブランチでジョンマスカーとロンクレメンツの
話聞いてたら面白そうに思った。
リリコさんの似顔絵、ジョン監督が
即興で書いたの、すごくステキだった。
アニメは興味ないんだけど
この監督たちを見ていたら、見たくなったよ
by コッスン (2010-03-10 17:44)

劇場で予告を観て、”観たい”と思った作品でした。
近いうちに観に行けたらいいなって思ってます。
面白そうですね！
by takanobu (2010-03-12 02:23)

よーじっくさん

そうそう。ディズニーの昔の良さがでてました☆
こういう絵が描けるのってディズニーならではな気がします。
ぜひ、大画面で見てみてください〜♪
by ジジョ (2010-03-12 13:11)

コッスンさん

「バッドルーテナント」もニューオリンズなんだ！？
最近アメリカ南部を舞台にした作品多い気がしますね〜。

いいな〜リリコさん。似顔絵描いてもらったんだw
このお二人はディズニーでもヒットメーカーなので、
今回の作品もヒットする感じがします☆
アニメに興味のない方の感想、気になりますw
見たら感想教えてくださいね〜♪
by ジジョ (2010-03-12 13:15)

takanobuさん

こんにちは〜☆
おーー、ぜひぜひ観てみてください♪
絵もキレイだけど、お話もよかったです！
蛍のレイは、きっと気に入ると思いますよ〜w
by ジジョ (2010-03-12 13:18)

この前、テレビで紹介されていて、「おもしろうそう♪」と思っていたのです。最近のディズニー映画はひねりが効いていて楽しいですね。監督２人がとても楽しそうに作品について話していたのがすごく印象的でした。あ、そうだ、王様のブランチでした。
by カオリ (2010-03-12 16:05)

こんばんは～＾＾
手書きの温かみある雰囲気、良かったですね～。
キャラクターの性格は今風で、
上手く古いものと新しいものをミックスしていたように思います。

音楽いっぱいのニューオリンズはディズニーランドみたいでした♪
ベニエの粉をポロポロこぼしながら、
食べている所が美味しそうでした。
画像を見て、食欲がそそられちゃったよ～＾＾
by てくてく (2010-03-13 01:51)

カオリさん

ちゃんと大人も楽しめる作品になってました☆
結構最近のディズニーは、耳が痛い話が多いです、、^^;
ディズニーの気合いと底力を感じた作品でした♪
ぜひ見てみてください〜。
by ジジョ (2010-03-16 11:03)

てくてくさん

やっぱり手描きですよね〜♪
ちゃんと伝統芸能は守りつつ、時代感覚を取り入れてるのが
ディズニーの凄いところな気がします。
私も食べ物そそられて、ついどこで食べれるのか調べてしまいました^^;
今度食べにいってみようと思います♪
by ジジョ (2010-03-16 11:05)

こんばんは。（＾＾）

まだまだ手描きアニメは、頑張っていけるんだ！という
底力を見せてくれたディズニー･アニメが観れて、
嬉しいかぎりな作品でしたね。

アニメやキャラもステキだったけれども、
今回はやはり音楽も捨てがたい。

蛍のレイが歌う、『ぼくのエヴァンジェリーン』は、
２分にも満たない曲ではあるんだけれども、
あのフランス訛りの英語が、また聞きたくなり、
思わず、itunesで購入しちまいましたっ。

恐るべし・・ディズニーサウンドですね。(笑)
by まなてぃ (2010-03-17 22:55)