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スウィーニー・トッド@日生劇場 [舞台]


久々のミュージカル☆

「休日の午後に日比谷で生音でミュージカル観る」
っていうだけで、贅沢な気分でうれしい☆

お話は愛する妻子を奪われた男の復讐劇。

復讐を果たすために、男は日夜人々の首を切り、
男を愛する女主人は、その死体でパイを焼く、、、って
めちゃくちゃ怖いストーリー。

主演者はみな、桃電のスーパーボンビーみたいなメイクで
それだけでも、異様な空気を放っていました。。

唯一、普通のメイクをしていた大竹しのぶさん演じる女主人の存在が
全体の雰囲気を柔らかくしていた気がします。

さすが、大竹しのぶさん!な存在感で、
かわいらしい女性を演じていました。

大竹さんのこの演技がなかったら、
私的にはちょっと重い舞台だったかもしれません。

テーマとしては「復讐は人を盲目にさせる」、、という感じでしょうか?

復讐心に燃えた男は、愛する女性の顔さえ忘れ、
ただただ「憎い相手を殺す」ことが目的になっていき、
まわりが何も見えなくなり、全てを失っていくのです。。。

最後に若い二人が、新しい未来を作っていってくれそうで、
ちょっと救いを感じました。

しかし、今回の舞台。美術がすてきだった☆
昔のロンドンの雰囲気もさることながら、
あんなに、くるくる回ったり動いたり!
舞台装置があそこまで動く舞台を観たのは始めてだったので、
スムーズさにおどろき☆


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coco030705

こんにちは。
やはり舞台も怖かったんですね!
あの「血」の演出はどうなっていましたか。
教えてください。
舞台では最後がちょっと救いがあるようですね。
映画はまったくの救いなし。やはりティム・バートンは
映画を正真正銘のホラーにしたかったんでしょうね。
by coco030705 (2008-03-06 09:57) 

ジジョ

coco030705さん
こんにちは☆
たしか「血」は出してなかったと思います。
動きで血が出ている様な表現をしていたような。。
あの椅子が傾いて下の婦人のところに死体が落ちるシステムは
舞台も同じ装置を使っていましたよ!
映画は結構舞台に忠実につくってある印象でした。
by ジジョ (2008-03-07 06:12) 

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