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橋を渡ったら泣け@シアターコクーン [舞台]


気になる劇作家、土田英夫の脚本を生瀬勝久が演出した舞台。
出演者も、八嶋智人、大倉孝二、戸田恵子など、
くせ者揃いのそうそうたるメンバー。

ストーリーは、災害で生き残った男女7人のコミュニティーに、
流れ着いた男一人が加わったことから始まります。

登場人物のキャラの違いもたっていて、
絶妙な間合いの会話としぐさでかなり笑えます。

なんとなく生瀬さんの顔が浮かんでくるのは、
やっぱり彼の演出だからなのか、、、
計算された、真面目な感じがするのは、生瀬さんぽい気がしました。

お話としては、意外に重いテーマでビックリ。

権力を持つことで変わっていく人の姿は、
未見ですが、「ラストキング・オブ・スコットランド」を思い出したり、
災害で窮地に追い込まれた人の姿は、「日本沈没」を思い出したり、
なんとなく「今の時代」なテーマなんですかね、これは。

「自分だったら、どうなるだろう?」と考えてしまいました。

ラストは、今後に希望を残す感じでさわやかだけど、
ちょっと自分的には物足りない感じ、、そこがちょっと残念。

でも、2時間を超える上演時間・休憩無しを一気に魅せられる舞台は
すごいなぁ、、と思います。

出演者アンケートで「一番タフだと思う人」として全員に指名された戸田恵子さん。
本人は「皆ダメだと思う」と答えてたのがウケました。
わたしも、サバイバルになったら、戸田さんについて行きたいです☆


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