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パンズ・ラビリンス [映画:は行]

「だから少女は幻想の国で、永遠の幸せを探した。」



なんだかとっても「血」の香りのする映画。

ファンタジー♪と思って観ると、度肝を抜かれます。
現実感80%。ファンタジー感20%。

でも、ファンタジーはリアルの裏にあって、
陰陽の様なものなんだ、、と気づかされる。

主人公のオフェリアが暮らす現実は、戦争・独裁主義、、
厳しい現実の世界から逃れる様に、
オフェリアの前にラビリンスの扉が開かれます。

でも、ラビリンスも決して美しい楽園ではなく、
そこにも過酷な試練が待っています。

現実とリンクしながら進むファンタジーの世界。

単なるおとぎ話ではなく、現実としてのファンタジーという、
すごい世界観。
でも、ファンタジーってこういうことなんだよね!と妙に納得☆

ファンタジーを必要とする人間の心理にも触れた様な大人な作品。

ところどころに挿入されてた「血」の表現が、「生きてる」こと、
「リアル」であることの象徴の様な気がして、印象に残ります。

少女は血を流し、大人になっていくのですね。。


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コメント 6

manimani

こんばんは
TBさせていただきました。

思い出す度にほっぺが痛くなる〜な作品です。

>少女は血を流し、大人になっていくのですね。。
おおっと、考えつきませんでしたね〜これは。
by manimani (2008-02-05 04:08) 

coco030705

こんばんは。
残酷な場面も多々ありましたが、やはりおもしろい映画だったと思います。オフェリア役のイバナちゃん、かわいかったですね。私はあの緑のドレスに白いエプロン姿が一番好きでした。
私もこの映画は単なるファンタジーではなく、現実世界そのものを描いた映画だと思います。幻想と現実の境界はあいまいなものと思っています。
TBさせていただきますね。
by coco030705 (2008-02-05 22:46) 

ジジョ

manimaniさん

こんにちは☆
あ〜、あのほっぺは痛かったですね、、、(^-^;
結構グロイ表現が多かったですが、美しい作品でした♪
by ジジョ (2008-02-06 00:29) 

ジジョ

coco030705さん

こんにちは☆
イバナちゃんあってこそ!の作品でしたね。
大人になる前の少女な感じが絶妙でした。
ファンタジーをこういう風に解釈した映画って無かった様に思うので、とても面白かったです☆幻想と現実の境界はあいまいですね!
by ジジョ (2008-02-06 00:33) 

non_0101

こんばんは。
オフェリアの冒険にドキドキでした☆
でも、面白かったのですけど、なんだか悪夢のように怖かったです。
新しいお父さんも、手の目玉お化けも怖い(T_T)
現実もファンタジーも怖いなんて…と思っていたのですけど、
だからこそ、ひしひしと迫ってくるものがあったと思います☆
by non_0101 (2008-02-10 00:49) 

ジジョ

non_0101さん

こんにちは☆
すごくダークな世界でしたよね(^-^;
現実を反映したファンタジーの世界はすごくリアルな感じがしました。私は手の目玉お化け好きなキャラですけどネ☆
by ジジョ (2008-02-12 00:17) 

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