背中のナイフ/証言@銀座みゆき館劇場 [舞台]
「日仏交流150周年」ということで、
今年はフランス物もいろいろと開催されています。
今回鑑賞した作品は
フランスの劇作家ギィ・フォワシイ「証言」と
ピエール・ノットの「背中のナイフ」。
【背中のナイフ】
生きることが何なのか分からなくなった思春期の少女。
家を飛び出しいろいろと不思議な幻想を観ながら、
同じ様な境遇の男の子と出会い、心を通わせることで、
一つの答えを見つけて行きます。
出演している俳優は8人。
少女役の方以外は他の役も兼任されていて、
くるくると場面が転換していきます。
セリフが独特で、なんとも哲学的☆
最初は意味がわからず、理解不能、、、だったのですが、
後半あたりから俄然おもしろくなってきました♪
若者の痛々しく激しい感情が、懐かしくほろ苦い感じ。
観世葉子さんの死神…。あんな死神だったら付いて行きたいかもw
【証言】
夫婦が出会いから別れまでを誰かに告白していく二人劇。
同じ思い出を語っていても、男と女では捉え方が違う…という、
映画でいうとケビン・スペイシーの『He said,She saide』みたい☆
ちょっと設定は違うけど『カンバセーションズ』的な大人の物語。
二人の主張がおもしろく、テンポも良くてあっという間の45分。
前半の「背中のナイフ」とはまるで違う感じなのもおもしろい。
女性役の堀江真理子さんは、あいかわらずおキレイ♪
派手でおしゃれで気の強いフランス女性がお似合い☆
意識してフランスの作品を観たのは初めてだったかも。
やっぱり設定とかセリフとか特徴があっておもしろいな〜☆
【日仏交流150周年】http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/150/
☆大人な男女の会話がおもしろい♪
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