ブルー・ゴールド 狙われた水の真実 [映画:は行]
石油戦争から水戦争の時代へ
環境問題をあつかったドキュメンタリーはいろいろあるし、
アル・ゴアの『不都合な真実』や、近年のエコブームで
“地球温暖化”についてはいろいろ情報があふれてる今日このごろ。
でも“水”についても問題は、すごく情報が少ないような。。
いま、“水”は世界中で大変なコトになってるようです☆
地球温暖化は“どうやって生きるか”の問題だが、
水危機は“生きられるかどうか”の問題なのだ。(サム・ボッゾ監督)
地球は「水の惑星」と言われてるけど、
その97.5%は海水。淡水は2.5%しかない。
しかも☆ 飲める様な安全な水…となると0.001%だけ。
この0.001%を67億人で分かち合ってる、、、というのが現状らしい。
ひえ〜〜。そうなんですか?シラナカッタ。。
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映画ではそんな“少ない資源の水”にまつわるアレコレを、
章立てで解説してあります。だいたいこんな感じ。。
第1部【水にまつわる環境問題】水の循環が壊れた背景、現状などの説明。
第2部【水の利権にからむ政治と企業】大手水企業たちの“水の商品化”の現状。
第3部【水を求めて戦う市民】そんな大手水企業と市民たちの戦い。
第4部【まとめ】いろいろ見せつけられた水問題の解決法?
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一番問題視されてたのは“水の商品化”。
水質汚染で、既に安全な水は“価値のある”投資対象。
水の利権さえ持っていれば、将来安泰☆
だって、水無しでは人間生きられないから、、絶対買うでしょ。。
これが空気だったら?
どこかの企業が空気を独占して「1パック1000円」とかで売り始めたら…
生きる為には買うしかなくて、お金がなければ死んじゃう。。
水も同じこと。。
水の供給が国の公共事業ではなくて、民営化された国の悲惨なこと。。。
☆水はコーラの倍の値段! 仕方ないからコーラを飲む。
☆蛇口をひねっても出るのは空気だけ…。それでもメーターは上がり続ける。
☆火事になっても消す為の水が買えない、、
こんな事態にならないためにも、
企業の専売を許してはダメ☆ぜったい!
告発系のドキュメントにはおなじみの、
あの企業や、あの団体、当然あの人も実名で登場してます。
「また、あんた達か!」と辟易しますが、さもありなん☆って感じです。。
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監督の熱い“怒り”が炸裂しているドキュメント映画☆
とにかくこの映画。90分の上映時間におさまりきならい程の情報量!
続々と登場するその道の専門家のコメント、
次々と紹介される水にまつわる事実。
莫大な情報だけで、見ていて目が回りそうになります。。
でも、それだけ多くの問題が今世界中で起こっている。。
ということが分かっただけでも見る価値あり☆
もちろん。日本もこの“水問題”他人事ではなく、
映画の中でも登場します。これは自分の目で見て驚いてください。
それでも、ペット・ボトルの水を飲みますか?
う〜ん。考えちゃうな。。
もっと、いろんな人の意見や本を読んで自分なりに考えたい☆
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【公式サイト】http://www.uplink.co.jp/bluegold/
原題:BLUE GOLD: WORLD WATER WARS 監督:サム・ボッゾ
プロデューサー:マーク・アクバー、サイ・リトビノフ
音楽:ハンネス・ベルトリーニ、トマス・アイヒンガー
モード・バーロウ/トニー・クラーク/ヴァンダナ・シヴァ/ウェノナ・ホータ
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☆映画の元になった本。
☆町山智浩さんが紹介してた水のドキュメント。これもおもしろそう。
☆監督が続編を作ろうとしてた映画。デヴィッド・ボウイ主演のSF!
環境問題をあつかったドキュメンタリーはいろいろあるし、
アル・ゴアの『不都合な真実』や、近年のエコブームで
“地球温暖化”についてはいろいろ情報があふれてる今日このごろ。
でも“水”についても問題は、すごく情報が少ないような。。
いま、“水”は世界中で大変なコトになってるようです☆
地球温暖化は“どうやって生きるか”の問題だが、
水危機は“生きられるかどうか”の問題なのだ。(サム・ボッゾ監督)
地球は「水の惑星」と言われてるけど、
その97.5%は海水。淡水は2.5%しかない。
しかも☆ 飲める様な安全な水…となると0.001%だけ。
この0.001%を67億人で分かち合ってる、、、というのが現状らしい。
ひえ〜〜。そうなんですか?シラナカッタ。。
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映画ではそんな“少ない資源の水”にまつわるアレコレを、
章立てで解説してあります。だいたいこんな感じ。。
第1部【水にまつわる環境問題】水の循環が壊れた背景、現状などの説明。
第2部【水の利権にからむ政治と企業】大手水企業たちの“水の商品化”の現状。
第3部【水を求めて戦う市民】そんな大手水企業と市民たちの戦い。
第4部【まとめ】いろいろ見せつけられた水問題の解決法?
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一番問題視されてたのは“水の商品化”。
水質汚染で、既に安全な水は“価値のある”投資対象。
水の利権さえ持っていれば、将来安泰☆
だって、水無しでは人間生きられないから、、絶対買うでしょ。。
これが空気だったら?
どこかの企業が空気を独占して「1パック1000円」とかで売り始めたら…
生きる為には買うしかなくて、お金がなければ死んじゃう。。
水も同じこと。。
水の供給が国の公共事業ではなくて、民営化された国の悲惨なこと。。。
☆水はコーラの倍の値段! 仕方ないからコーラを飲む。
☆蛇口をひねっても出るのは空気だけ…。それでもメーターは上がり続ける。
☆火事になっても消す為の水が買えない、、
こんな事態にならないためにも、
企業の専売を許してはダメ☆ぜったい!
告発系のドキュメントにはおなじみの、
あの企業や、あの団体、当然あの人も実名で登場してます。
「また、あんた達か!」と辟易しますが、さもありなん☆って感じです。。
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監督の熱い“怒り”が炸裂しているドキュメント映画☆
とにかくこの映画。90分の上映時間におさまりきならい程の情報量!
続々と登場するその道の専門家のコメント、
次々と紹介される水にまつわる事実。
莫大な情報だけで、見ていて目が回りそうになります。。
でも、それだけ多くの問題が今世界中で起こっている。。
ということが分かっただけでも見る価値あり☆
もちろん。日本もこの“水問題”他人事ではなく、
映画の中でも登場します。これは自分の目で見て驚いてください。
それでも、ペット・ボトルの水を飲みますか?
う〜ん。考えちゃうな。。
もっと、いろんな人の意見や本を読んで自分なりに考えたい☆
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【公式サイト】http://www.uplink.co.jp/bluegold/
原題:BLUE GOLD: WORLD WATER WARS 監督:サム・ボッゾ
プロデューサー:マーク・アクバー、サイ・リトビノフ
音楽:ハンネス・ベルトリーニ、トマス・アイヒンガー
モード・バーロウ/トニー・クラーク/ヴァンダナ・シヴァ/ウェノナ・ホータ
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☆映画の元になった本。
☆町山智浩さんが紹介してた水のドキュメント。これもおもしろそう。
Flow: For the Love of Words [DVD] [Import]
- 出版社/メーカー: Nextwave Ent
- メディア: DVD
☆監督が続編を作ろうとしてた映画。デヴィッド・ボウイ主演のSF!
地球に落ちて来た男 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】 [DVD]
- 出版社/メーカー: UPJ/ジェネオン エンタテインメント
- メディア: DVD
ええー!!どーいうこと??
私、コントレックス飲んでるんですけど
ヤバイ??
by コッスン (2010-01-15 22:03)
記事読みながらペットボトルの水を飲んでる・・・。
この映画観てみたいです。
今住んでるところは結構水不足になる地域なんで^^;
by figaro (2010-01-15 22:25)
コッスンさん
あはは。コントレックス。どうだろう??
映画の主張としては
生きる為に必要不可欠の“水”は、空気と同様に人類の共有財産で
一部の企業の利益の為に商品化されるべきではない。
という感じなので、品質的には飲んでもヤバくないです^^;
その利益が、企業が水を独占する構造を作る為の
資金源になっているコトを問題視してました。。
ペットボトルの水を買うってことは、企業の悪事に加担してる事につながると。
そういう企業に水を牛耳られて逼迫してる国の例もでてました。
けっこうキツイ内容ですが、観てよかったです☆
by ジジョ (2010-01-16 04:13)
figaroさん
日本も既に水不足のようです。。
蛇口をひねれば水がでてくるので、あまり日本では水問題が
深刻に受け止められないコトが問題、、、みたいです^^;
とにかく情報量が多すぎて消化しきれない映画でしたが、
よかったら観てみてください〜☆
by ジジョ (2010-01-16 04:13)
コントレックスは安全なんですね。
水のことは、水不足の時しか考えませんね。
日本は、お風呂でも水を大量に使いますよね・・・
私は銭湯(スーパー銭湯)も好きなんですけど
あまり考えたことなかったです。
アバター見た時は、葉っぱに残ってた雨水を、そのまま飲んでましたね。
あの映画もやっぱ水の大切さを訴えてたのかもね。
by コッスン (2010-01-16 21:08)
最近この手の警鐘をテレビでも、映画でも、いろんなメディアで眼にします。
エコという言葉が当たり前になっていて、それはいいことのような気がしているのですが…、
資本主義社会の現代、ちょっとずるい企業がいて、彼らがものすごい力を持ってしまったら、、、
ちょっと考えさせられちゃいますね。
予告編だけでも十分ショッキング。
ドキュメンタリーは苦手なんですけど、ぜひ観てみたいです。
by movielover (2010-01-17 00:32)
コッスンさん
日本は水が豊富にあるイメージがあるから、
認識が甘かったな〜と思いました。。反省。。
水不足になったらスーパー銭湯も無くなっちゃいますからね。。
『アバター』は、いろいろと実際の問題を盛り込んでたんだな〜
と、今更ながら思います。
地球の資源は誰のものでもない。みんなの共有財産だと。。
by ジジョ (2010-01-17 03:56)
movieloverさん
エコがブームというか、話題になるのはイイ気がします。
その分、情報も増えると思うので☆
ただ、いろんな側面があって「じゃ○○はしません!」みたいに
単純な事で解決できない気もするので、
いろんな意見とか情報を自分なりに考えたいな〜と思います。
この映画はドキュメントの中でもかなり濃い方だとおもうので
ちょっと疲れちゃうかもしれないですが^^;
私的にには、すごくオススメです☆
by ジジョ (2010-01-17 04:03)
中東戦争の話とかには発展してないのかな?
とても興味があります。
自然が一番価値のあるものになってくる・・先駆けでしょうか
by duke (2010-01-18 00:21)
dukeさん
このまま行けば、いずれ中東戦争のように
なっていくんでしょうね。。
つねに資源を巡って戦いを繰り返していますよね。。
「ライバル」の語源は「リバー(川)」だそうです。
戦いの起源は、宗教や民族じゃなく自然の奪い合いなのが
なんだか悲しいですね。。
by ジジョ (2010-01-18 23:40)