アーサーと魔王マルタザールの逆襲 [映画:あ行]
ミクロになって、魔王の手から世界を救え!
『アーサーとミニモイの不思議な国』の続編となる作品ですが、
正直、あのCGのキャラクターがまったくカワイイと思えず、
完全にスルーしてました、、、。
今作を観る前に、やっぱり観ておこうかな〜とDVD鑑賞☆
意外とおもしろかったw
人間の世界が実写。ミニモイ(小人)の世界はCGアニメ。
という構成になっていて、実写部分の雰囲気がイイ感じ♪
このままミニモイ部分も実写でやればいいいのに。
でも、CGアニメも見続けてるとあんあり違和感なくなって来てw
大冒険!とか対決!とか、けっこう楽しめちゃいました☆
セレニア姫が妙にリュックベッソン好みっぽいのもウケたしw
声優も豪華だったんですね〜。
セレニア姫はマドンナ。王様はロバート・デ・ニーロ。
魔王マルタザールはデヴィッド・ボウイ。
いろいろ助けてくれるマックスはスヌープ・ドッグ。
と、いうことで一作目の『アーサーとミニモイの不思議な国』は
子供はもちろん。大人も楽しめる作品でした☆
1作目がそれなりに楽しめたので、今回もちょこっと期待♪
今回も主人公は『チャーリーとチョコレート工場』のかわいい子役
フレディ・ハイモアくんが演じてます☆
、、が。がびーーーん☆ めちゃくちゃ成長してる!
もぉ、子供って感じでもなく、、、
元々かわいい顔なので、まぁ、ぎりぎり。。。
お父さんのキャラも好きだったのに、俳優変わってるし!
しかも、ちょっと意地悪な感じ、、、
あの夫婦の、のん気な雰囲気が好きだったのにな〜☆
全体のトーンは嫌いじゃないんだけど、なんかしょんぼり。。
気を取り直してミニモイの世界に期待♪
セレニア姫と久々の再会だし☆ マルタザールと対決するし!
とおもってたのに、なんだかのんびり話が進み、
全体的に子供っぽい感じなので、ちょっと退屈〜。
終盤やっとセレニアが出て来て、マルタザールも登場!
これから復讐ね!と思ったら
to be continue
ええっ! なに!? これって続きもの!?
全然知らなかったんですが、このシリーズ3部作らしいです。。
なので、次回作で完結!となるようです。。。
それにしても、、あまりにも途中すぎてビックリ☆
次回作って何年後なんだろうか?? 内容忘れそうです。。
今回は字幕での上映は無いのかな〜?
声優陣も、ガラッと変わったみたいで楽しみだったんだけど。。
セレニア姫は『スパイキッズ3-Dの』セレーナ・ゴメス。
王様はデイヴィッド・ガスマン。
マックスは変わらずスヌープ・ドッグ。
で、今作の一番の目玉は
魔王マルタザールのルー・リード!
大人がこの映画を観る一番の楽しみはルー・リードだと思うんだけどな〜。
ルー・リードのマルタザール、、、聴きたかったぁ☆
------------------------------------------------------------------------
【公式サイト】http://www.arthur-movie.jp/top.html
原題:ARTHUR ET LA VENGEANCE DE MALTAZARD 監督:リュック・ベッソン
脚本:リュック・ベッソン 音楽:エリック・セラ
原案:リュック・ベッソン、セリーヌ・ガルシア 撮影;ティエリー・アルボガスト
フレディ・ハイモア/ミア・ファロー/スヌープ・ドッグ/ルー・リード/ジミー・ファロン
------------------------------------------------------------------------
☆原作はリュックベッソンの児童文学♪
☆ルーリードといえば!
『アーサーとミニモイの不思議な国』の続編となる作品ですが、
正直、あのCGのキャラクターがまったくカワイイと思えず、
完全にスルーしてました、、、。
今作を観る前に、やっぱり観ておこうかな〜とDVD鑑賞☆
意外とおもしろかったw
人間の世界が実写。ミニモイ(小人)の世界はCGアニメ。
という構成になっていて、実写部分の雰囲気がイイ感じ♪
このままミニモイ部分も実写でやればいいいのに。
でも、CGアニメも見続けてるとあんあり違和感なくなって来てw
大冒険!とか対決!とか、けっこう楽しめちゃいました☆
セレニア姫が妙にリュックベッソン好みっぽいのもウケたしw
声優も豪華だったんですね〜。
セレニア姫はマドンナ。王様はロバート・デ・ニーロ。
魔王マルタザールはデヴィッド・ボウイ。
いろいろ助けてくれるマックスはスヌープ・ドッグ。
と、いうことで一作目の『アーサーとミニモイの不思議な国』は
子供はもちろん。大人も楽しめる作品でした☆
1作目がそれなりに楽しめたので、今回もちょこっと期待♪
今回も主人公は『チャーリーとチョコレート工場』のかわいい子役
フレディ・ハイモアくんが演じてます☆
、、が。がびーーーん☆ めちゃくちゃ成長してる!
もぉ、子供って感じでもなく、、、
元々かわいい顔なので、まぁ、ぎりぎり。。。
お父さんのキャラも好きだったのに、俳優変わってるし!
しかも、ちょっと意地悪な感じ、、、
あの夫婦の、のん気な雰囲気が好きだったのにな〜☆
全体のトーンは嫌いじゃないんだけど、なんかしょんぼり。。
気を取り直してミニモイの世界に期待♪
セレニア姫と久々の再会だし☆ マルタザールと対決するし!
とおもってたのに、なんだかのんびり話が進み、
全体的に子供っぽい感じなので、ちょっと退屈〜。
終盤やっとセレニアが出て来て、マルタザールも登場!
これから復讐ね!と思ったら
to be continue
ええっ! なに!? これって続きもの!?
全然知らなかったんですが、このシリーズ3部作らしいです。。
なので、次回作で完結!となるようです。。。
それにしても、、あまりにも途中すぎてビックリ☆
次回作って何年後なんだろうか?? 内容忘れそうです。。
今回は字幕での上映は無いのかな〜?
声優陣も、ガラッと変わったみたいで楽しみだったんだけど。。
セレニア姫は『スパイキッズ3-Dの』セレーナ・ゴメス。
王様はデイヴィッド・ガスマン。
マックスは変わらずスヌープ・ドッグ。
で、今作の一番の目玉は
魔王マルタザールのルー・リード!
大人がこの映画を観る一番の楽しみはルー・リードだと思うんだけどな〜。
ルー・リードのマルタザール、、、聴きたかったぁ☆
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【公式サイト】http://www.arthur-movie.jp/top.html
原題:ARTHUR ET LA VENGEANCE DE MALTAZARD 監督:リュック・ベッソン
脚本:リュック・ベッソン 音楽:エリック・セラ
原案:リュック・ベッソン、セリーヌ・ガルシア 撮影;ティエリー・アルボガスト
フレディ・ハイモア/ミア・ファロー/スヌープ・ドッグ/ルー・リード/ジミー・ファロン
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☆原作はリュックベッソンの児童文学♪
☆ルーリードといえば!
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ<デラックス・エディション>(紙ジャケット仕様)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: USMジャパン
- 発売日: 2009/01/21
- メディア: CD
オーケストラ! [映画:あ行]
さあ、人生を奏でよう。
クラシック音楽が題材になっている映画はいろいろあるけど、
『寄せ集め楽団の大逆転』というコピーに妙に惹かれます☆
そういうアウトロー集団大好き♪
舞台はロシア。
劇場清掃員として働く元天才指揮者が昔の仲間とオーケストラを結成。
交響楽団になりすまして、パリの一流劇場に乗り込む!というお話。
いろいろなクラシックの名曲が流れる、、、ってことで、
こういう音楽映画は、やっぱり劇場で観なきゃ!って思います。
クラシックのことは、まったくわかりませんが、、^^;
とにかく楽団のみなさんが、適度に薄汚れててとってもイイです!
ロシアの適度にイージーな雰囲気とか、笑いポイントもたくさん☆
全体的にうるさいぐらいにドタバタしてますw
重厚で芸術的なクラシックな雰囲気は全然なくて、
むしろ彼らの“日常の中にクラシック音楽がある”感じが素敵♪
クラシック音楽って、敷居が高く感じてしまうけど、
単純にその音楽が好きで、その楽器が好きだから演奏してるのね☆
なんだか、とっても親近感がわいてきます。
そんな彼らの背景には“共産主義時代の暗い過去”もあって、
そういう部分が、単なるドタバタ劇じゃない深みも与えていたし、
物語の大事なキモにもなっています。
クライマックスはもちろん劇場での公演での演奏、、、なのですが、
この公演の本当の目的が、演奏に合わせて明かされます。
これが、ほんとーに驚きと感動!
「みんなの気持ちは、そこにあったのね、、T_T」と分かった時に
オーケストラの音も一つになって、曲も最高潮に達する、、っていう
なんとも言えない泣ける演出。
この演奏のシーンは、音楽も本当にすばらしかった☆
全ての音楽がそうであるように、クラシックも国や時代や、
人生のいろいろを吸収してできた音楽なんだな〜。
音楽は人生そのもの☆
ラストの演奏で使われた曲は
チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35』という曲ですが、
この曲にはチャイコフスキーのロシアへの愛も詰まってるようで、
映画で登場した人たちの思いと、作曲者の思いがバッチリ融合してて、
これぞ音楽映画! おみごと!でした☆
インチキ楽団にソリストとして指名された若手美人ヴァイオリ二ストの
アンヌ¬=マリー・ジャケを演じたのはメラリー・ロラン(Melanie Laurent)
『イングロリアス・バスターズ』でも美人テロリスト役が印象的だったけど、
今回の役もヴァイオリンを弾く姿が美し〜♪
上品な顔立ちと、ちょっと影がありそうな雰囲気が役にピッタリ☆
彼女自身ユダヤ系の家系なんですね〜。
ジャン・レノと共演した『la Rafle』もユダヤ人強制連行の実話だし。
赤十字社のアネット・モノー役らしいです!こちらも観たい☆
ユアン・マクレガーと共演した『Beginners』も控えてるし。
日本公開するかな〜?楽しみです♪
------------------------------------------------------------------------
【公式サイト】http://orchestra.gaga.ne.jp/#/main
原題:LE CONCERT 監督:ラデュ・ミヘイレアニュ
脚本:ラデュ・ミヘイレアニュ、アラン=ミシェル・ブラ 、マシュー・ロビンス
製作:アラン・アタル 音楽:アルマン・アマール
アレクセイ・グシュコフ/メラニー・ロラン/フランソワ・ベルレアン/ミュウ=ミュウ
------------------------------------------------------------------------
☆サントラ!
クラシック音楽が題材になっている映画はいろいろあるけど、
『寄せ集め楽団の大逆転』というコピーに妙に惹かれます☆
そういうアウトロー集団大好き♪
舞台はロシア。
劇場清掃員として働く元天才指揮者が昔の仲間とオーケストラを結成。
交響楽団になりすまして、パリの一流劇場に乗り込む!というお話。
いろいろなクラシックの名曲が流れる、、、ってことで、
こういう音楽映画は、やっぱり劇場で観なきゃ!って思います。
クラシックのことは、まったくわかりませんが、、^^;
とにかく楽団のみなさんが、適度に薄汚れててとってもイイです!
ロシアの適度にイージーな雰囲気とか、笑いポイントもたくさん☆
全体的にうるさいぐらいにドタバタしてますw
重厚で芸術的なクラシックな雰囲気は全然なくて、
むしろ彼らの“日常の中にクラシック音楽がある”感じが素敵♪
クラシック音楽って、敷居が高く感じてしまうけど、
単純にその音楽が好きで、その楽器が好きだから演奏してるのね☆
なんだか、とっても親近感がわいてきます。
そんな彼らの背景には“共産主義時代の暗い過去”もあって、
そういう部分が、単なるドタバタ劇じゃない深みも与えていたし、
物語の大事なキモにもなっています。
クライマックスはもちろん劇場での公演での演奏、、、なのですが、
この公演の本当の目的が、演奏に合わせて明かされます。
これが、ほんとーに驚きと感動!
「みんなの気持ちは、そこにあったのね、、T_T」と分かった時に
オーケストラの音も一つになって、曲も最高潮に達する、、っていう
なんとも言えない泣ける演出。
この演奏のシーンは、音楽も本当にすばらしかった☆
全ての音楽がそうであるように、クラシックも国や時代や、
人生のいろいろを吸収してできた音楽なんだな〜。
音楽は人生そのもの☆
ラストの演奏で使われた曲は
チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35』という曲ですが、
この曲にはチャイコフスキーのロシアへの愛も詰まってるようで、
映画で登場した人たちの思いと、作曲者の思いがバッチリ融合してて、
これぞ音楽映画! おみごと!でした☆
インチキ楽団にソリストとして指名された若手美人ヴァイオリ二ストの
アンヌ¬=マリー・ジャケを演じたのはメラリー・ロラン(Melanie Laurent)
『イングロリアス・バスターズ』でも美人テロリスト役が印象的だったけど、
今回の役もヴァイオリンを弾く姿が美し〜♪
上品な顔立ちと、ちょっと影がありそうな雰囲気が役にピッタリ☆
彼女自身ユダヤ系の家系なんですね〜。
ジャン・レノと共演した『la Rafle』もユダヤ人強制連行の実話だし。
赤十字社のアネット・モノー役らしいです!こちらも観たい☆
ユアン・マクレガーと共演した『Beginners』も控えてるし。
日本公開するかな〜?楽しみです♪
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【公式サイト】http://orchestra.gaga.ne.jp/#/main
原題:LE CONCERT 監督:ラデュ・ミヘイレアニュ
脚本:ラデュ・ミヘイレアニュ、アラン=ミシェル・ブラ 、マシュー・ロビンス
製作:アラン・アタル 音楽:アルマン・アマール
アレクセイ・グシュコフ/メラニー・ロラン/フランソワ・ベルレアン/ミュウ=ミュウ
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☆サントラ!
アリス・イン・ワンダーランド[3D・字幕版] [映画:あ行]
世界はもう、マトモではいられない…。
ルイス・キャロル原作の「不思議の国のアリス」。
空想の中のへんてこな世界とか、
理屈抜きな言葉遊びの文章は、完全に私のツボ☆
この小説をティム・バートンが映像化してくれる!
となれば、期待値MAX☆
ずーーと公開を心待ちにしてました♪
今作は19歳になった「その後のアリス」が主人公だけど、
いつも世の中の「はみだしっ子」を描いているバートンらしく、
今回のアリスも完全にはみだしっ子。
空想家で完全に世の中から浮いた存在になってるアリスが
プロポーズから逃げて入り込んだのが、あの「不思議の国」。
ここで、小説のようなお話が繰り広げられるのかと思いきや、
お話はオリジナルの展開になっていきます。
バートン版は「アリスの成長物語」でした。
“いったい自分は何者なのか?”
常に不思議の国で問われる質問に答える様に、
意志と決断と行動で、いつしか「アリス」へと成長していきます。
こういうキャラクターをバートンが描くなんて☆
他の人が描いても何とも思わないけど、
バートンが描くのは特別な意味があるなぁ。。
そういう部分では、なんだか、ちょっと感動的☆
でも、全体的に観ると残念ながら期待を超えるものではなかったなぁ。
へんてこな色や型のオンパレード☆な映像を期待していたのに、
以外と普通、、「バートンのアリスの世界」という程ではなく、
普通のファンタジーの世界。
物語も「成長」がテーマだったからか、ボスキャラとの戦いみたいな展開で、
これも、よくあるファンタジーの物語みたいだった。
ディズニー映画は好きなんだけど、「ディズニーの嫌な部分」っていうのが
この映画の随所に観られて、それがバートンの魅力を半減させてた気がする。
特にラストは、「・・・・」って感じでした。
そんな中でも、一人飛び抜けてバートン!してたのは
赤の女王を演じたヘレナ・ボナム=カーター☆
さすがバートンのパートナー♪ わかってらっしゃる!
キャラの設定も一番「はみだしっ子」っぽくて魅力的だから、
ついつい赤の女王に感情移入しながら観ちゃった。
お遊戯会みたいなアン・ハサウェイの白の女王より、
わたしは断然、赤の女王のエキセントリックさが好き♪
もちろんジョニー・デップも派手なメイクで好演してるけど、
いつもよりは、キャラ薄めで物足りない感じ。。
唯一、アリスとの別れのシーンの顔が、ほんとうに悲しそうで、、、
あんなメークしてるのにw あれはやられました☆
他にも、アリスの婚約者とか「イイ顔」した役者さんたちが登場してて、
そういう部分はバートンぽくて好きだけど、
3D映像の仕掛けも含め、全体的に子供向けな感じ☆
もっとキョーレツなアリスの世界を観たかったな〜。
------------------------------------------------------------------------
【公式サイト】http://www.disney.co.jp/movies/alice/
原題:ALICE IN WONDERLAND 監督:ティム・バートン
製作総指揮:クリス・レベンゾン 脚本:リンダ・ウールヴァートン
原作:ルイス・キャロル 音楽:ダニー・エルフマン
ミア・ワシコウスカ/ジョニー・デップ/ヘレナ・ボナム=カーター/クリスピン・グローヴァー
------------------------------------------------------------------------
☆オフィシャルガイドブック♪
☆これはいつか買いたいです♪
☆アニメ版もシュールで好きです♪
ルイス・キャロル原作の「不思議の国のアリス」。
空想の中のへんてこな世界とか、
理屈抜きな言葉遊びの文章は、完全に私のツボ☆
この小説をティム・バートンが映像化してくれる!
となれば、期待値MAX☆
ずーーと公開を心待ちにしてました♪
今作は19歳になった「その後のアリス」が主人公だけど、
いつも世の中の「はみだしっ子」を描いているバートンらしく、
今回のアリスも完全にはみだしっ子。
空想家で完全に世の中から浮いた存在になってるアリスが
プロポーズから逃げて入り込んだのが、あの「不思議の国」。
ここで、小説のようなお話が繰り広げられるのかと思いきや、
お話はオリジナルの展開になっていきます。
バートン版は「アリスの成長物語」でした。
“いったい自分は何者なのか?”
常に不思議の国で問われる質問に答える様に、
意志と決断と行動で、いつしか「アリス」へと成長していきます。
こういうキャラクターをバートンが描くなんて☆
他の人が描いても何とも思わないけど、
バートンが描くのは特別な意味があるなぁ。。
そういう部分では、なんだか、ちょっと感動的☆
でも、全体的に観ると残念ながら期待を超えるものではなかったなぁ。
へんてこな色や型のオンパレード☆な映像を期待していたのに、
以外と普通、、「バートンのアリスの世界」という程ではなく、
普通のファンタジーの世界。
物語も「成長」がテーマだったからか、ボスキャラとの戦いみたいな展開で、
これも、よくあるファンタジーの物語みたいだった。
ディズニー映画は好きなんだけど、「ディズニーの嫌な部分」っていうのが
この映画の随所に観られて、それがバートンの魅力を半減させてた気がする。
特にラストは、「・・・・」って感じでした。
そんな中でも、一人飛び抜けてバートン!してたのは
赤の女王を演じたヘレナ・ボナム=カーター☆
さすがバートンのパートナー♪ わかってらっしゃる!
キャラの設定も一番「はみだしっ子」っぽくて魅力的だから、
ついつい赤の女王に感情移入しながら観ちゃった。
お遊戯会みたいなアン・ハサウェイの白の女王より、
わたしは断然、赤の女王のエキセントリックさが好き♪
もちろんジョニー・デップも派手なメイクで好演してるけど、
いつもよりは、キャラ薄めで物足りない感じ。。
唯一、アリスとの別れのシーンの顔が、ほんとうに悲しそうで、、、
あんなメークしてるのにw あれはやられました☆
他にも、アリスの婚約者とか「イイ顔」した役者さんたちが登場してて、
そういう部分はバートンぽくて好きだけど、
3D映像の仕掛けも含め、全体的に子供向けな感じ☆
もっとキョーレツなアリスの世界を観たかったな〜。
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【公式サイト】http://www.disney.co.jp/movies/alice/
原題:ALICE IN WONDERLAND 監督:ティム・バートン
製作総指揮:クリス・レベンゾン 脚本:リンダ・ウールヴァートン
原作:ルイス・キャロル 音楽:ダニー・エルフマン
ミア・ワシコウスカ/ジョニー・デップ/ヘレナ・ボナム=カーター/クリスピン・グローヴァー
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☆オフィシャルガイドブック♪
アリス・イン・ワンダーランド オフィシャルガイドブック (ぴあMOOK)
- 作者:
- 出版社/メーカー: ぴあ
- 発売日: 2010/04/03
- メディア: ムック
☆これはいつか買いたいです♪
☆アニメ版もシュールで好きです♪
ウディ・アレンの夢と犯罪 [映画:あ行]
ありふれた夢は高くつく
『マッチポイント』『タロットカード殺人事件』に続く
ロンドン3部作の最終章☆
慎ましやかで、平凡な過程で暮らす
真逆に見えるけど実は根っこは一緒!な兄弟が主人公です。
兄のイアン(ユアン・マクレガー)は、
父の流行らないレストランの経営を手伝いながら
不動産投資でリッチになることを夢見ています。
投資資金はコツコツ貯金☆
弟のテリー(コリン・ファレル)は、
整備工をして金持ちの高級車を直しながら、
一軒家を買って恋人と温かい家庭を作ることを夢見ています。
資金作りはギャンブル☆
それぞれの夢や、その方法は異なるけど
2人が望んでいるのは要するに楽してお金を稼ぐこと。
この映画。とっても今の社会の風潮を皮肉ってる感じがします。
地味だけど堅実にレストラン経営をしているお父さんは、
なんとなく家族からの評価が低いのに、
美容業界で成功したお金持ちの伯父さん(トム・ウィルキンソン)はヒーロー扱い。
その伯父さん、いろいろ悪い事してお金持ちになったのに。
兄のイアンも弟の修理工場から借りた高級車でリッチな振りをして
モデルのアンジェラをゲットしたり。
どんな手段でも、リッチになれば人生勝ち!ってかんじ?
ギャンブルの借金で一軒家どころか生活もあやうくなった弟と、
早く不動産投資して本当のリッチにならないと彼女に逃げられそうな兄。
伯父さんが資金を出す交換条件は、自分の不正を暴こうとする証人の抹殺。
伯父さんからの資金が無いと困る兄弟と、
証人が生きていては破産して刑務所行きの伯父さん。
さすがに殺人を躊躇する兄弟だけど、借金地獄で切羽詰まってる弟よりも
モデルの彼女との華やかな生活をキープしたい兄の方が積極的になるのも面白い☆
基本的な行動の動機は「お金」なのに
「家族は助け合うものだ!」とか、家族愛を持ち出すところも笑える。
ヘンな部分で依存し合う家族愛、、、
不思議な倫理観と価値観。
こういうのが今の世の中なのかも。
それを示唆するように、ラストは兄弟にとってはドラマチックな悲劇なのに
第三者から「よくあることだよね」ぐらいで片付けられててシュールです。
結局、得をしたのは一番悪者の伯父さんだけだった、、、ってのも皮肉な話。
ちなみに原題の「CASSANDRA」はギリシア神話に登場する王女で、
悲劇の予言者のことらしいです。
「不吉、破局」っていう意味もあるそうで。、、、なんか納得。
------------------------------------------------------------------------
【公式サイト】http://yume-hanzai-movie.com/pc/
原題:CASSANDRA'S DREAM 監督:ウディ・アレン 脚本:ウディ・アレン
製作総指揮:ヴァンサン・マルヴァル 音楽:フィリップ・グラス
ユアン・マクレガー/コリン・ファレル/ヘイリー・アトウェル/サリー・ホーキンス
------------------------------------------------------------------------
☆この作品の次に撮ったのはコレ
☆短編集♪読んでみたい
『マッチポイント』『タロットカード殺人事件』に続く
ロンドン3部作の最終章☆
慎ましやかで、平凡な過程で暮らす
真逆に見えるけど実は根っこは一緒!な兄弟が主人公です。
兄のイアン(ユアン・マクレガー)は、
父の流行らないレストランの経営を手伝いながら
不動産投資でリッチになることを夢見ています。
投資資金はコツコツ貯金☆
弟のテリー(コリン・ファレル)は、
整備工をして金持ちの高級車を直しながら、
一軒家を買って恋人と温かい家庭を作ることを夢見ています。
資金作りはギャンブル☆
それぞれの夢や、その方法は異なるけど
2人が望んでいるのは要するに楽してお金を稼ぐこと。
この映画。とっても今の社会の風潮を皮肉ってる感じがします。
地味だけど堅実にレストラン経営をしているお父さんは、
なんとなく家族からの評価が低いのに、
美容業界で成功したお金持ちの伯父さん(トム・ウィルキンソン)はヒーロー扱い。
その伯父さん、いろいろ悪い事してお金持ちになったのに。
兄のイアンも弟の修理工場から借りた高級車でリッチな振りをして
モデルのアンジェラをゲットしたり。
どんな手段でも、リッチになれば人生勝ち!ってかんじ?
ギャンブルの借金で一軒家どころか生活もあやうくなった弟と、
早く不動産投資して本当のリッチにならないと彼女に逃げられそうな兄。
伯父さんが資金を出す交換条件は、自分の不正を暴こうとする証人の抹殺。
伯父さんからの資金が無いと困る兄弟と、
証人が生きていては破産して刑務所行きの伯父さん。
さすがに殺人を躊躇する兄弟だけど、借金地獄で切羽詰まってる弟よりも
モデルの彼女との華やかな生活をキープしたい兄の方が積極的になるのも面白い☆
基本的な行動の動機は「お金」なのに
「家族は助け合うものだ!」とか、家族愛を持ち出すところも笑える。
ヘンな部分で依存し合う家族愛、、、
不思議な倫理観と価値観。
こういうのが今の世の中なのかも。
それを示唆するように、ラストは兄弟にとってはドラマチックな悲劇なのに
第三者から「よくあることだよね」ぐらいで片付けられててシュールです。
結局、得をしたのは一番悪者の伯父さんだけだった、、、ってのも皮肉な話。
ちなみに原題の「CASSANDRA」はギリシア神話に登場する王女で、
悲劇の予言者のことらしいです。
「不吉、破局」っていう意味もあるそうで。、、、なんか納得。
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【公式サイト】http://yume-hanzai-movie.com/pc/
原題:CASSANDRA'S DREAM 監督:ウディ・アレン 脚本:ウディ・アレン
製作総指揮:ヴァンサン・マルヴァル 音楽:フィリップ・グラス
ユアン・マクレガー/コリン・ファレル/ヘイリー・アトウェル/サリー・ホーキンス
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☆この作品の次に撮ったのはコレ
☆短編集♪読んでみたい
息もできない Breathless [映画:あ行]
二人でいる時だけ、泣けた。
国際映画祭や映画賞で25以上の賞に輝いたという韓国映画。
第10回東京フィルメックスでも最優秀作品賞と観客賞を受賞☆
なによりも、あのポン・ジュノが「刺激的だ!」と
コメントを寄せてるところに興味しんしん☆
監督はコレがデビュー作となるヤン・イクチュン。
しかも製作、監督、脚本、編集、主演、、と全てヤン監督自身がこなしてます☆
自分の家族との間に問題を抱え、このもどかしさを抱いたままでは
この先、生きていけない。全てを吐き出したかった
と監督が語った通り、かなり私的な映画。
不器用ながらも、その“魂”の入りっぷりはハンパじゃないです!
家庭内暴力で心に傷を負うチンピラ男と女子高校生を描いているのですが、、
とにかく、この映画
殴る!殴る!殴る!殴る!蹴る!×100☆
っていうぐらい、暴力描写がバシバシ!でてきます。
しかも音も鈍いから、かなりリアルで、こういうのが苦手な人には苦痛かも。。
わたしも始めは「きついな〜」と思ったけど、
暴力の背景が分かってくると、その痛みが心の痛みに変わってきます。。
主人公のサンフンは暴力や罵声でしか何かを表現できない人。
子供の頃に家族を暴力から守れなかった弱い自分をずっと悔いてるようにも見えて
そこから逃れたいけど、逃れられないもどかしさがとにかく苦しい。。
暴力表現は多いけれど、暴力のむなしさがひしひしと表現されてて、
結局、暴力は何も生まなかったし、むしろ失うばかりだったし、
伝染病のように連鎖していく過程にも、やりきれなさがつのります。。
同じ様な境遇の女子高生ヨニとの“同志”的な繋がりが映画の見所でもあるけれど、
お互いの背景はまったく知らないのに理解しあえる関係は本当の意味での“ロマンス”。
弱さを隠す為に吐く暴言も、辛さを悟られない為の虚勢も、
その本当の裏の意味を理解してくれる人がいるというだけで救われるのね。。
この映画を「よくわかんない」と感じた人は、幸せな人生なのかも。
ただ少しでもこの映画にあるような、暴力や孤独や、家族の確執や逃れられない過去を
経験したことがある人なら、この映画はとっても痛く感じると思う。
でも、映画を作ったことで前へ進めたという監督のように、
人生の辛い出来事の先には、かならず希望があると信じたいです☆
女子高生ヨニを演じたのはキム・コッピ(Kim Kkobbi)。
美人タイプの人ではないけれど、映画では彼女が笑うとすごくホッとしました☆
韓国のアカデミー賞的な青龍賞では『加速スキャンダル』のパク・ボヨンと並んで
新人女優賞を獲得したらしいです。演技派っぽいので、今後の楽しみな女優さんです♪
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【公式サイト】http://www.bitters.co.jp/ikimodekinai/
原題:BREATHLESS 監督:ヤン・イクチュン
制作:ヤン・サンジン 脚本:ヤン・イクチュン 撮影:ユン・チョンホ
編集:イ・ユエンジュン、ヤン・イクチュン 音楽:ジ・インヴィジブル・フィッシュ
ヤン・イクチュン/キム・コッピ/イ・ファン/チョン・マンシク/ユン・スンフン
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☆ノベライズが出たみたいです
国際映画祭や映画賞で25以上の賞に輝いたという韓国映画。
第10回東京フィルメックスでも最優秀作品賞と観客賞を受賞☆
なによりも、あのポン・ジュノが「刺激的だ!」と
コメントを寄せてるところに興味しんしん☆
監督はコレがデビュー作となるヤン・イクチュン。
しかも製作、監督、脚本、編集、主演、、と全てヤン監督自身がこなしてます☆
自分の家族との間に問題を抱え、このもどかしさを抱いたままでは
この先、生きていけない。全てを吐き出したかった
と監督が語った通り、かなり私的な映画。
不器用ながらも、その“魂”の入りっぷりはハンパじゃないです!
家庭内暴力で心に傷を負うチンピラ男と女子高校生を描いているのですが、、
とにかく、この映画
殴る!殴る!殴る!殴る!蹴る!×100☆
っていうぐらい、暴力描写がバシバシ!でてきます。
しかも音も鈍いから、かなりリアルで、こういうのが苦手な人には苦痛かも。。
わたしも始めは「きついな〜」と思ったけど、
暴力の背景が分かってくると、その痛みが心の痛みに変わってきます。。
主人公のサンフンは暴力や罵声でしか何かを表現できない人。
子供の頃に家族を暴力から守れなかった弱い自分をずっと悔いてるようにも見えて
そこから逃れたいけど、逃れられないもどかしさがとにかく苦しい。。
暴力表現は多いけれど、暴力のむなしさがひしひしと表現されてて、
結局、暴力は何も生まなかったし、むしろ失うばかりだったし、
伝染病のように連鎖していく過程にも、やりきれなさがつのります。。
同じ様な境遇の女子高生ヨニとの“同志”的な繋がりが映画の見所でもあるけれど、
お互いの背景はまったく知らないのに理解しあえる関係は本当の意味での“ロマンス”。
弱さを隠す為に吐く暴言も、辛さを悟られない為の虚勢も、
その本当の裏の意味を理解してくれる人がいるというだけで救われるのね。。
この映画を「よくわかんない」と感じた人は、幸せな人生なのかも。
ただ少しでもこの映画にあるような、暴力や孤独や、家族の確執や逃れられない過去を
経験したことがある人なら、この映画はとっても痛く感じると思う。
でも、映画を作ったことで前へ進めたという監督のように、
人生の辛い出来事の先には、かならず希望があると信じたいです☆
女子高生ヨニを演じたのはキム・コッピ(Kim Kkobbi)。
美人タイプの人ではないけれど、映画では彼女が笑うとすごくホッとしました☆
韓国のアカデミー賞的な青龍賞では『加速スキャンダル』のパク・ボヨンと並んで
新人女優賞を獲得したらしいです。演技派っぽいので、今後の楽しみな女優さんです♪
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【公式サイト】http://www.bitters.co.jp/ikimodekinai/
原題:BREATHLESS 監督:ヤン・イクチュン
制作:ヤン・サンジン 脚本:ヤン・イクチュン 撮影:ユン・チョンホ
編集:イ・ユエンジュン、ヤン・イクチュン 音楽:ジ・インヴィジブル・フィッシュ
ヤン・イクチュン/キム・コッピ/イ・ファン/チョン・マンシク/ユン・スンフン
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☆ノベライズが出たみたいです
噂のモーガン夫妻 [映画:あ行]
「浮気したけど、妻が好き」そんなのアリですか?
「セックス・アンド・ザ・シティ」のサラ・ジェシカ・パーカーと
「ノッティングヒルの恋人」のヒュー・グラントが主演☆
監督は「ラブソングができるまで」のマーク・ローレンスと、
鉄板ラブコメ映画☆
N.Yでセレブ生活を送る離婚の危機に直面した夫婦が、
とある事件にまきこまれ、田舎ぐらしをすることで、
お互いの信頼感や愛情をとりもどしていく、、、というお話。
田舎で愛を、、というあたりは
サンドラ・ブロックの「あなたは私の婿になる」にも似てるけど、
今回の田舎はワイオミング☆
「ブロークバックマウンテン」の舞台にもなった地域ですね〜。
広大な自然と、素朴な人たち、その暮らしぶりに見てる方も和みます♪
※モーガン夫妻をかくまうクレイとエマ夫妻もステキです♪
ま、お話はもちろんハッピーエンドな訳ですがw
ちょっとしたサスペンスも楽しめます☆
もちろん!
ヒューの憎めないダメ男っぷりも健在だし、
サラジェシカもおしゃれで、キュート♪
※前半はN.Yのおしゃれな二人も楽しめます☆
普通にラブコメとして楽しめちゃいますが、
“異文化交流”的な事がテーマになってるのがよかった☆
サラジェシカは、生粋のニューヨーカーでセレブだし、
ヒューは敏腕弁護士で富裕層のイギリス人。
主要な警察官はアフリカ系だし、
サラジェシカのお客さんはイタリア人?
ヒューの浮気相手は話の流れからするとメキシコ系だし、
子供は中国人。
人種のるつぼアメリカ!って感じの多種多様な登場人物☆
N.Yという都会に暮らすリベラル派と
ワイオミングという田舎に暮らす保守派の思想や文化の違いは
もはや外国人同士のやりとりみたいだし、
そもそも、男と女も違う星から来た人種なわけで、、^^;
その辺のそれぞれの違いを皮肉たっぷりにギャグにしつつ、
最後にはお互いの違いを受け入れていく様子は、
男女に限らず、人間愛って感じでとってもピースフル♪
思った以上にハッピーな映画でした〜♪
今回の映画でサラジェシカのアシスタント役で出演してたのは
海外ドラマでおなじみのエリザベス・モス(Elisabeth Moss)
「ザ・ホワイトハウス」で大統領の三女ゾーイでおなじみですが、
今は「マッドメン」のペギー役ですね〜☆
こちらもアシスタントという設定だし、彼女はアシスタントがハマるのかもw
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【公式サイト】http://uwasa-no-fusai.jp/
原題:DID YOU HEAR ABOUT THE MORGANS? 監督:マーク・ローレンス
脚本:マーク・ローレンス 製作総指揮;アンソニー・カタガス、ライアン・カヴァナー
音楽:セオドア・シャピロ
ヒュー・グラント/サラ・ジェシカ・パーカー/サム・エリオット/メアリー・スティーンバージェン
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☆ワイオングが舞台といえばコレ!
☆こっちにはオスカー俳優のジェフ・ブリッジスが出演♪
☆ワイオミングではコレが必須ですw 大活躍!
「セックス・アンド・ザ・シティ」のサラ・ジェシカ・パーカーと
「ノッティングヒルの恋人」のヒュー・グラントが主演☆
監督は「ラブソングができるまで」のマーク・ローレンスと、
鉄板ラブコメ映画☆
N.Yでセレブ生活を送る離婚の危機に直面した夫婦が、
とある事件にまきこまれ、田舎ぐらしをすることで、
お互いの信頼感や愛情をとりもどしていく、、、というお話。
田舎で愛を、、というあたりは
サンドラ・ブロックの「あなたは私の婿になる」にも似てるけど、
今回の田舎はワイオミング☆
「ブロークバックマウンテン」の舞台にもなった地域ですね〜。
広大な自然と、素朴な人たち、その暮らしぶりに見てる方も和みます♪
※モーガン夫妻をかくまうクレイとエマ夫妻もステキです♪
ま、お話はもちろんハッピーエンドな訳ですがw
ちょっとしたサスペンスも楽しめます☆
もちろん!
ヒューの憎めないダメ男っぷりも健在だし、
サラジェシカもおしゃれで、キュート♪
※前半はN.Yのおしゃれな二人も楽しめます☆
普通にラブコメとして楽しめちゃいますが、
“異文化交流”的な事がテーマになってるのがよかった☆
サラジェシカは、生粋のニューヨーカーでセレブだし、
ヒューは敏腕弁護士で富裕層のイギリス人。
主要な警察官はアフリカ系だし、
サラジェシカのお客さんはイタリア人?
ヒューの浮気相手は話の流れからするとメキシコ系だし、
子供は中国人。
人種のるつぼアメリカ!って感じの多種多様な登場人物☆
N.Yという都会に暮らすリベラル派と
ワイオミングという田舎に暮らす保守派の思想や文化の違いは
もはや外国人同士のやりとりみたいだし、
そもそも、男と女も違う星から来た人種なわけで、、^^;
その辺のそれぞれの違いを皮肉たっぷりにギャグにしつつ、
最後にはお互いの違いを受け入れていく様子は、
男女に限らず、人間愛って感じでとってもピースフル♪
思った以上にハッピーな映画でした〜♪
今回の映画でサラジェシカのアシスタント役で出演してたのは
海外ドラマでおなじみのエリザベス・モス(Elisabeth Moss)
「ザ・ホワイトハウス」で大統領の三女ゾーイでおなじみですが、
今は「マッドメン」のペギー役ですね〜☆
こちらもアシスタントという設定だし、彼女はアシスタントがハマるのかもw
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【公式サイト】http://uwasa-no-fusai.jp/
原題:DID YOU HEAR ABOUT THE MORGANS? 監督:マーク・ローレンス
脚本:マーク・ローレンス 製作総指揮;アンソニー・カタガス、ライアン・カヴァナー
音楽:セオドア・シャピロ
ヒュー・グラント/サラ・ジェシカ・パーカー/サム・エリオット/メアリー・スティーンバージェン
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☆ワイオングが舞台といえばコレ!
ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- メディア: DVD
☆こっちにはオスカー俳優のジェフ・ブリッジスが出演♪
☆ワイオミングではコレが必須ですw 大活躍!
The Age of Stupid 愚かな時代 [映画:あ行]
なぜ、人類はもっと早くに手を打たなかったのか?
アパルトヘイトや奴隷制度の廃止、
月面着陸などがこれまでの時代を形作ったように、
我々の気候変動に対する今の行動が
我々の時代を決めることになるでしょう。
今の時代は『エイジ・オブ・ステューピッド(愚かな時代)』
と呼べますが、世界を変えるための時間はまだ残されています。
(フラニー・アームストロング監督)
環境問題をあつかった作品はいろいろありますが、
これは「映画+ドキュメント」という、ちょっと面白い構成になってます☆
2055年の荒廃した未来の地球の映像からはじまります。
ロンドンは水に沈んでしまっていたり、、
インドでは飢饉でこんな悲惨なことに、、
そんな地球にたった一人残った“地球最後の男”が、
2008年の地球を振り返りながら語り始めます。。
なぜ、チャンスのあるうちに自分たちを救おうとしなかったんだろう?
演じるのはピート・ポスルスウェイト☆
彼が振り返る地球の映像部分はドキュメントになっています。
・温暖化による山の変化を嘆く、アルプスの最年長ガイド。
・超格安の金額で乗れる航空会社を発足したインド人。
・風力発電の設置の為、反対住民と戦うイギリス人。
・ハリケーンで家財道具の全てを失った、石油会社につとめるアメリカ人。
・アメリカのイラク侵攻で家族を失ったヨルダンの幼い兄弟。
・石油の産地で貧しい生活をしつつ、医師を目指すナイジェリア人。
6本のドキュメント映像には、アニメで解説が入ったりするので
全体的にわかりやすい☆ アニメのクオリティも高い♪
ドキュメントの合間に挿入されるピート・ポスルスウェイトの
絶望的な表情も印象的、、、
そして、ラストもとっても切ないものでした。。
ドキュメント映像以外はフィクションなのだけど、
本当にフィクションになるかどうかは、現代を生きる私たち次第。
地球上で滅んでいった生物はいろいろあるけれど、
解決法を知りながら、滅んでいったのは人間だけ、、、
地球最後の男の台詞が印象的でした。。
------------------------------------------------------------------------
この映画は少額の寄付を募って、その出資額に応じて利益も分配する
“Crowdfunding”という手法を使って製作資金を調達したそうで、
政治的な圧力のかからない、インディーズスタイル☆
2009年9月に50カ国400もの映画館で全世界同時プレミア公開されたけど、
その際には、トム・ヨークも衛星中継で参加。
アコースティックで「Reckoner」をプレイしたようです☆
------------------------------------------------------------------------
2009年12月に行われたCOP15(気候変動枠組条約の第15回締約国会議)に向けて
「ノー・ステューピッド/No Stupid」キャンペーンも発足したみたいです。
http://www.ageofstupid.net/notstupid
この会議は、2013年以降の二酸化炭素削減目標を設定するもので、
「人類の歴史上最も大切な会議」として、オバマ大統領をはじめ
鳩山首相などの各国の代表も参加したとか。
残念ながら、この会議では結論は持ち越しになってしまったようで。。。
国レベルで行うには、いろいろと簡単には決められないみたいですね。
やっぱり、個人個人ができることを何か始めないと☆
他にも環境への取組みは、いろいろありますね〜☆
10:10キャンペーン http://www.1010uk.org/
2010年に二酸化炭素の排出量を10%削減するイギリスの気候変動キャンペーン。
この映画の監督であるフラニー・アームストロングが気候変動に対する
各自の行動を促すことを目的に2009年9月に立ち上げたそうです。
チャレンジ25 http://www.challenge25.go.jp/
“チームマイナス6%”に続く、日本のキャンペーン。 1990年比温室効果ガス25%削減を目標にしています☆
イイコトリサイクル http://www.jeplan.co.jp/
古着をバイオエタノールや他の製品にリサイクルするプロジェクト
ちょうど映画鑑賞の帰りにマルイでもキャンペーンやってました♪でもマルイは14日までの期間限定^^;
http://www.0101.co.jp/earthsmile/fuku-fuku.html
環境問題関連のレビューはコチラ↓
☆「不都合な真実」(アル・ゴアの講演ドキュメント)
☆「ブルー・ゴールド 狙われた水の真実」(水の企業独占を告発してます)
------------------------------------------------------------------------
【日本版公式サイト】http://www.t-joy.net/aos
【本国版公式サイト】http://www.ageofstupid.net
原題:The Age of Stupid 監督:フラニー・アームストロング
ピート・ポスルスウェイト
------------------------------------------------------------------------
☆監督の代表作。『ミュンヘン』の元ネタです
99年のアカデミー賞最優秀ドキュメンタリー受賞。
☆ピート・ポスルスウェイトは謎の弁護士コバヤシの人
アパルトヘイトや奴隷制度の廃止、
月面着陸などがこれまでの時代を形作ったように、
我々の気候変動に対する今の行動が
我々の時代を決めることになるでしょう。
今の時代は『エイジ・オブ・ステューピッド(愚かな時代)』
と呼べますが、世界を変えるための時間はまだ残されています。
(フラニー・アームストロング監督)
環境問題をあつかった作品はいろいろありますが、
これは「映画+ドキュメント」という、ちょっと面白い構成になってます☆
2055年の荒廃した未来の地球の映像からはじまります。
ロンドンは水に沈んでしまっていたり、、
インドでは飢饉でこんな悲惨なことに、、
そんな地球にたった一人残った“地球最後の男”が、
2008年の地球を振り返りながら語り始めます。。
なぜ、チャンスのあるうちに自分たちを救おうとしなかったんだろう?
演じるのはピート・ポスルスウェイト☆
彼が振り返る地球の映像部分はドキュメントになっています。
・温暖化による山の変化を嘆く、アルプスの最年長ガイド。
・超格安の金額で乗れる航空会社を発足したインド人。
・風力発電の設置の為、反対住民と戦うイギリス人。
・ハリケーンで家財道具の全てを失った、石油会社につとめるアメリカ人。
・アメリカのイラク侵攻で家族を失ったヨルダンの幼い兄弟。
・石油の産地で貧しい生活をしつつ、医師を目指すナイジェリア人。
6本のドキュメント映像には、アニメで解説が入ったりするので
全体的にわかりやすい☆ アニメのクオリティも高い♪
ドキュメントの合間に挿入されるピート・ポスルスウェイトの
絶望的な表情も印象的、、、
そして、ラストもとっても切ないものでした。。
ドキュメント映像以外はフィクションなのだけど、
本当にフィクションになるかどうかは、現代を生きる私たち次第。
地球上で滅んでいった生物はいろいろあるけれど、
解決法を知りながら、滅んでいったのは人間だけ、、、
地球最後の男の台詞が印象的でした。。
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この映画は少額の寄付を募って、その出資額に応じて利益も分配する
“Crowdfunding”という手法を使って製作資金を調達したそうで、
政治的な圧力のかからない、インディーズスタイル☆
2009年9月に50カ国400もの映画館で全世界同時プレミア公開されたけど、
その際には、トム・ヨークも衛星中継で参加。
アコースティックで「Reckoner」をプレイしたようです☆
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2009年12月に行われたCOP15(気候変動枠組条約の第15回締約国会議)に向けて
「ノー・ステューピッド/No Stupid」キャンペーンも発足したみたいです。
http://www.ageofstupid.net/notstupid
この会議は、2013年以降の二酸化炭素削減目標を設定するもので、
「人類の歴史上最も大切な会議」として、オバマ大統領をはじめ
鳩山首相などの各国の代表も参加したとか。
残念ながら、この会議では結論は持ち越しになってしまったようで。。。
国レベルで行うには、いろいろと簡単には決められないみたいですね。
やっぱり、個人個人ができることを何か始めないと☆
他にも環境への取組みは、いろいろありますね〜☆
10:10キャンペーン http://www.1010uk.org/
2010年に二酸化炭素の排出量を10%削減するイギリスの気候変動キャンペーン。
この映画の監督であるフラニー・アームストロングが気候変動に対する
各自の行動を促すことを目的に2009年9月に立ち上げたそうです。
チャレンジ25 http://www.challenge25.go.jp/
“チームマイナス6%”に続く、日本のキャンペーン。 1990年比温室効果ガス25%削減を目標にしています☆
イイコトリサイクル http://www.jeplan.co.jp/
古着をバイオエタノールや他の製品にリサイクルするプロジェクト
ちょうど映画鑑賞の帰りにマルイでもキャンペーンやってました♪でもマルイは14日までの期間限定^^;
http://www.0101.co.jp/earthsmile/fuku-fuku.html
環境問題関連のレビューはコチラ↓
☆「不都合な真実」(アル・ゴアの講演ドキュメント)
☆「ブルー・ゴールド 狙われた水の真実」(水の企業独占を告発してます)
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【日本版公式サイト】http://www.t-joy.net/aos
【本国版公式サイト】http://www.ageofstupid.net
原題:The Age of Stupid 監督:フラニー・アームストロング
ピート・ポスルスウェイト
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☆監督の代表作。『ミュンヘン』の元ネタです
99年のアカデミー賞最優秀ドキュメンタリー受賞。
ブラックセプテンバー ミュンヘン・テロ事件の真実 [DVD]
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- メディア: DVD
☆ピート・ポスルスウェイトは謎の弁護士コバヤシの人
インビクタス/負けざる者たち [映画:あ行]
ひとつの願いが、ほんとうに世界を変えた物語
アパルトヘイト撤廃直後の南アフリカ共和国大統領に就任したネルソン・マンデラ。
同国で開催されたラグビーのワールドカップの物語を中心に、
マンデラの国づくりにかける思いを描いていきます。もちろん実話☆
監督は近年ハズレ無しの感動作を撮ってるクリント・イーストウッド。
渋〜い作品のイメージがあるけど、今回は超☆さわやか!!
極力ダークな部分は直接描かない様にしているかんじ。
冒頭の場面。
白人のラグビー、黒人のサッカー、隔てるフェンス、
その真ん中の道を通るマンデラ、、、アパルトヘイトの状況をうまく表してる☆
↓黒人側の景色、、ぼろぼろ
↓白人側の景色、超キレイ☆
黒人と白人の直接的な抗争もなく、
その微妙な関係性は、ちょっとした会話や場面で説明してます。
マンデラに関しても、投獄された時代のあれやこれやは一切ふれずに、
一人の人間としてのマンデラを描いていて、
ラグビーについても、一生懸命に練習するような姿はまったく描かないし、、
ちゃんと必要最少限の説明はしてるんだけど、けっこうあっさり描いてる。
でも、さすがイーストウッド!感動はラストでどかん!!!とやってきます♪
黒人も白人も関係なく、みんなが笑顔でいる姿。
なにより描きたかったのはこの場面で、
マンデラもラグビーもちょっとずつ描かれたエピソードが
ちゃんとラストのこの場面に効いてくる☆ さっすが〜♪
あえてダークな部分は描いていないけれど、
さらりと描いたエピソードや、ちょっとした言動などで
その背景にある、苦しみや悲しみを私たちは想像することができる。
映画全体としては“爽やか”印象にしつつも、ちゃんとツボは押さえてたんだな〜☆
-------------------------------------------------------------------
この映画の爽やかさは、サッカーW杯に向けての
“南アフリカ イメージアップキャンペーン”のよう。
映画でも出て来た様に、ラグビーは白人のスポーツで、
サッカーは黒人のスポーツ、、、という認識がまだあるなら、
今回のサッカーW杯は、南アフリカにとって深い意味をもつのかも。
マンデラが思い描いた国になっていない今の南アフリカ。。。
あの時の気持ちを思い出して、軌道修正するなら今!
大切なのは、過去から学んで未来を作ること。
きっとイーストウッドは過去の感動話を描きたかったわけじゃないんだろうな〜。
混沌とした国内情勢に、黒人大統領の就任、、、
この時の南アフリカの姿は、どこか今のアメリカにも似ている。。
イーストウッドは、タイムリーな南アフリカを題材にしつつ、
かつアメリカに向けてのメッセージも送っているのかもしれない。。
映画的にはイーストウッドにしては平凡な感じがするけれど、
爽やかさの裏に隠して熱いメッセージを描くあたりは、さすが渋い!!!
うまく説明できないけど“匠の技”って感じの映画です☆
-------------------------------------------------------------------
アパルトヘイトや、南アフリカについてのいろいろな本を読んでいると、
映画では描かれていない背景は想像を絶するものがあります。。
その背景を思いながら映画を観ると、マンデラの言葉の一つ一つがとっても重くて、
彼が思い描いた世界になっていない事が、本当に悲しくなります。。
人種差別は魂の病だ。
どんな伝染病よりも多くの人を殺す。
悲劇はその治療法が手の届くところにあるのに、
まだつかみとれていないことだ。 (ネルソン・マンデラ)
-------------------------------------------------------------------
【公式サイト】http://www.invictus.jp
原題:INVICTUS 監督:クリント・イーストウッド 脚本:アンソニー・ペッカム
原作:ジョン・カーリン 音楽:カイル・イーストウッド、マイケル・スティーヴンス
モーガン・フリーマン/マット・デイモン/トニー・キゴロギ/パトリック・モフォケン/マット・スターン
-------------------------------------------------------------------
アフリカ関連のレビューはコチラ↓
☆映画「ツォツィ」(南アフリカのスラム街の少年を描いた映画)
「マンデラの名もなき看守」(マンデラと看守の交流を描いた物語)
☆このドキュメントも観てみたい♪
☆次に読みたい本♪
☆マンデラの自伝
アパルトヘイト撤廃直後の南アフリカ共和国大統領に就任したネルソン・マンデラ。
同国で開催されたラグビーのワールドカップの物語を中心に、
マンデラの国づくりにかける思いを描いていきます。もちろん実話☆
監督は近年ハズレ無しの感動作を撮ってるクリント・イーストウッド。
渋〜い作品のイメージがあるけど、今回は超☆さわやか!!
極力ダークな部分は直接描かない様にしているかんじ。
冒頭の場面。
白人のラグビー、黒人のサッカー、隔てるフェンス、
その真ん中の道を通るマンデラ、、、アパルトヘイトの状況をうまく表してる☆
↓黒人側の景色、、ぼろぼろ
↓白人側の景色、超キレイ☆
黒人と白人の直接的な抗争もなく、
その微妙な関係性は、ちょっとした会話や場面で説明してます。
マンデラに関しても、投獄された時代のあれやこれやは一切ふれずに、
一人の人間としてのマンデラを描いていて、
ラグビーについても、一生懸命に練習するような姿はまったく描かないし、、
ちゃんと必要最少限の説明はしてるんだけど、けっこうあっさり描いてる。
でも、さすがイーストウッド!感動はラストでどかん!!!とやってきます♪
黒人も白人も関係なく、みんなが笑顔でいる姿。
なにより描きたかったのはこの場面で、
マンデラもラグビーもちょっとずつ描かれたエピソードが
ちゃんとラストのこの場面に効いてくる☆ さっすが〜♪
あえてダークな部分は描いていないけれど、
さらりと描いたエピソードや、ちょっとした言動などで
その背景にある、苦しみや悲しみを私たちは想像することができる。
映画全体としては“爽やか”印象にしつつも、ちゃんとツボは押さえてたんだな〜☆
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この映画の爽やかさは、サッカーW杯に向けての
“南アフリカ イメージアップキャンペーン”のよう。
映画でも出て来た様に、ラグビーは白人のスポーツで、
サッカーは黒人のスポーツ、、、という認識がまだあるなら、
今回のサッカーW杯は、南アフリカにとって深い意味をもつのかも。
マンデラが思い描いた国になっていない今の南アフリカ。。。
あの時の気持ちを思い出して、軌道修正するなら今!
大切なのは、過去から学んで未来を作ること。
きっとイーストウッドは過去の感動話を描きたかったわけじゃないんだろうな〜。
混沌とした国内情勢に、黒人大統領の就任、、、
この時の南アフリカの姿は、どこか今のアメリカにも似ている。。
イーストウッドは、タイムリーな南アフリカを題材にしつつ、
かつアメリカに向けてのメッセージも送っているのかもしれない。。
映画的にはイーストウッドにしては平凡な感じがするけれど、
爽やかさの裏に隠して熱いメッセージを描くあたりは、さすが渋い!!!
うまく説明できないけど“匠の技”って感じの映画です☆
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アパルトヘイトや、南アフリカについてのいろいろな本を読んでいると、
映画では描かれていない背景は想像を絶するものがあります。。
その背景を思いながら映画を観ると、マンデラの言葉の一つ一つがとっても重くて、
彼が思い描いた世界になっていない事が、本当に悲しくなります。。
人種差別は魂の病だ。
どんな伝染病よりも多くの人を殺す。
悲劇はその治療法が手の届くところにあるのに、
まだつかみとれていないことだ。 (ネルソン・マンデラ)
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【公式サイト】http://www.invictus.jp
原題:INVICTUS 監督:クリント・イーストウッド 脚本:アンソニー・ペッカム
原作:ジョン・カーリン 音楽:カイル・イーストウッド、マイケル・スティーヴンス
モーガン・フリーマン/マット・デイモン/トニー・キゴロギ/パトリック・モフォケン/マット・スターン
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アフリカ関連のレビューはコチラ↓
☆映画「ツォツィ」(南アフリカのスラム街の少年を描いた映画)
「マンデラの名もなき看守」(マンデラと看守の交流を描いた物語)
☆このドキュメントも観てみたい♪
☆次に読みたい本♪
☆マンデラの自伝
アバター[3D字幕版] [映画:あ行]
もうひとつの体。もうひとつの運命。
2009年。最後の映画はコレにしようと決めてました!
アバター3D!!
『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督12年ぶりの新作!
構想14年、製作4年のSF超大作!
驚異の映像革命!
、、、などなど、話題にことかかない本作。
宣伝文句に偽り無し!の壮大な映画でした☆
22世紀。地球から5光年離れた衛星パンドラを舞台に繰りひろげられる
パンドラの先住民ナヴィと人間との物語。
このパンドラの表現が美し〜♪
光を放つ森の植物たちのすがたは、昔観たアート作品photonみたい☆
植物が成長するときに放つ、わずかなエネルギーを光に変えて視覚化した作品。
その幻想的な美しさは本当に神秘的で、
人間と地球が目に見えないところでつながってる感覚を味あわせてくれた、
わたしの人生に大きな影響を与えた思い出の作品。。
あれから10数年、、、
同じような世界観を映像で、映画館で観る事ができるようになるなんて!
本当にパンドラに居るような、
自分がナヴィになったような、不思議な感覚。
映画の中のナヴィと一緒に森を走って、空を飛んで、
動植物たちとつながって、一緒に笑い、一緒に踊る。
主人公が目覚めることで引き戻される人間の世界は、あまりに無機質で
パンドラの森に魅了されていった主人公の気持ちがすごくよくわかる!
最初“デカくて怖い〜”と思ってたナヴィも、途中からは違和感もなくなり、
むしろ、かわいい〜☆って思ったり、かっこい〜☆って思ったりする。
よく考えたらCGなんだけど、
映画を観てる間はそんな事は微塵も思い出せないくらい自然。
架空の世界を、こんなにリアルに感じられるのって、なかなか無いかも。
すごいな〜。映画はとうとうココまで来たんだ〜。
ストーリーは割と単純で、道徳の教本のよう。
人間のエゴ、環境破壊、人種差別、、、などお説教くさいけど、
それもすんなり受け入れられる。
いつもなら、ちょっと斜に構えてしまいそうなテーマなのに、
すべては、あの映像のせいで、素直に心が開いた☆
3Dって、飛び出すだけじゃないんだね〜。
自分が映画の中にいるように感じられるのが3Dなんだ!
ストーリーも分かったし、次回はIMAXで字幕を追わないで観たいな〜。
またパンドラに行きたい!
-------------------------------------------------------------------
【公式サイト】http://www.disney.co.jp/movies/carl-gsan/index.html
原題:AVATAR 監督:ジェームズ・キャメロン 脚本:ジェームズ・キャメロン
製作総指揮:コリン・ウィルソン、レータ・カログリディス 音楽:ジェームズ・ホーナー
サム・ワーシントン/ゾーイ・サルダナ/シガーニー・ウィーヴァー/ミシェル・ロドリゲス
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2009年。最後の映画はコレにしようと決めてました!
アバター3D!!
『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督12年ぶりの新作!
構想14年、製作4年のSF超大作!
驚異の映像革命!
、、、などなど、話題にことかかない本作。
宣伝文句に偽り無し!の壮大な映画でした☆
22世紀。地球から5光年離れた衛星パンドラを舞台に繰りひろげられる
パンドラの先住民ナヴィと人間との物語。
このパンドラの表現が美し〜♪
光を放つ森の植物たちのすがたは、昔観たアート作品photonみたい☆
植物が成長するときに放つ、わずかなエネルギーを光に変えて視覚化した作品。
その幻想的な美しさは本当に神秘的で、
人間と地球が目に見えないところでつながってる感覚を味あわせてくれた、
わたしの人生に大きな影響を与えた思い出の作品。。
あれから10数年、、、
同じような世界観を映像で、映画館で観る事ができるようになるなんて!
本当にパンドラに居るような、
自分がナヴィになったような、不思議な感覚。
映画の中のナヴィと一緒に森を走って、空を飛んで、
動植物たちとつながって、一緒に笑い、一緒に踊る。
主人公が目覚めることで引き戻される人間の世界は、あまりに無機質で
パンドラの森に魅了されていった主人公の気持ちがすごくよくわかる!
最初“デカくて怖い〜”と思ってたナヴィも、途中からは違和感もなくなり、
むしろ、かわいい〜☆って思ったり、かっこい〜☆って思ったりする。
よく考えたらCGなんだけど、
映画を観てる間はそんな事は微塵も思い出せないくらい自然。
架空の世界を、こんなにリアルに感じられるのって、なかなか無いかも。
すごいな〜。映画はとうとうココまで来たんだ〜。
ストーリーは割と単純で、道徳の教本のよう。
人間のエゴ、環境破壊、人種差別、、、などお説教くさいけど、
それもすんなり受け入れられる。
いつもなら、ちょっと斜に構えてしまいそうなテーマなのに、
すべては、あの映像のせいで、素直に心が開いた☆
3Dって、飛び出すだけじゃないんだね〜。
自分が映画の中にいるように感じられるのが3Dなんだ!
ストーリーも分かったし、次回はIMAXで字幕を追わないで観たいな〜。
またパンドラに行きたい!
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【公式サイト】http://www.disney.co.jp/movies/carl-gsan/index.html
原題:AVATAR 監督:ジェームズ・キャメロン 脚本:ジェームズ・キャメロン
製作総指揮:コリン・ウィルソン、レータ・カログリディス 音楽:ジェームズ・ホーナー
サム・ワーシントン/ゾーイ・サルダナ/シガーニー・ウィーヴァー/ミシェル・ロドリゲス
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インフォーマント! [映画:あ行]
この男、アメリカ史上最高ランクの、告げ口屋。
アメリカの大企業ADMの内部告発をした男と、
彼に翻弄されるFBIや弁護士達の奔走を描いた
かなり奇妙なコメディ☆
実話。
当時のニュースはコチラ。
『ジェイソン・ボーン』シリーズのマット・デイモンが、
“デ・ニーロか!”って感じの体重増加で役作り。
奇妙な主人公マーク・ウィテカーを演じてます☆
監督は『オーシャンズ』シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ♪
企業の不正を暴く実話『エリン・ブロコビッチ』を撮った人だから、
そんな感じの映画かと思いきや、全然違った☆
この映画。かなり奇妙ですw
主人公のマークは、正義感にあふれる内部告発者ではなく、
自己中心的な嘘つき☆でも悪気は無いし、緊張感も無い人。
FBIに対する供述もどんどん変えちゃうし、
“自分は養子だった”とか、“その嘘って何の為??”
という嘘がつぎつぎと、、、w
悪気は無いっぽいから笑えるし、なんか憎めないんだけど。
マーク自身のナレーションもかなり奇妙なので、
映画観てるコチラも、彼に翻弄させられます。
告発者のマーク、企業の重役達、FBI、弁護士、、、
とにかく登場人物が全員マヌケ☆
たった一人のおかしな男にひっかき回されたアメリカ社会は
穴だらけのスキだらけ☆
「企業も政府も、こんなもんですヨ」
と、ソダーバーグが失笑してる感じの映画。
近年まれにみる、ナイスキャラ!の実在の人物なので、
もっと、コメディ♪って感じでもよかったな〜と思うけど、
ちょっと中途半端。ザンネン☆
ソダーバーグ的な“キレ”も薄めで、
せっかくのナイスな題材なだけに、ビシビシ行ってほしかったな☆
私的にはこの映画。けっこう公開を楽しみにしていたのだけど、
上映館少なすぎてビックリ☆
ま、映画を見ればなんとなく納得な気もするけれど、、
しかも!公式サイトもかなり情報薄い☆
こんなに気合いに入ってない公式サイトは無いかも!ってぐらい。
ある意味必見!
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【公式サイト】http://wwws.warnerbros.co.jp/theinformant/
原題:THE INFORMANT! 監督:スティーヴン・ソダーバーグ 脚本:スコット・Z・バーンズ
製作総指揮:ジョージ・クルーニー、ジェフ・スコール、マイケル・ロンドン
原作:カート・アイケンウォルド 音楽:マーヴィン・ハムリッシュ
マット・デイモン/スコット・バクラ/ジョエル・マクヘイル/メラニー・リンスキー
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☆内部告発といえば、アメリカ政府がベトナム戦争中に国民を欺いていたことを
内部告発したダニエル・エルズバーグ博士を追ったドキュメンタリー映画
『The Most Dangerous Man in America: Daniel Ellsberg and the Pentagon Papers』
http://www.mostdangerousman.org/
☆タバコ業界の裏側を描いた社会派!
☆アメリカの農薬問題を告発した本。ロバート・ストーン監督『Earth Days』
アメリカの大企業ADMの内部告発をした男と、
彼に翻弄されるFBIや弁護士達の奔走を描いた
かなり奇妙なコメディ☆
実話。
当時のニュースはコチラ。
『ジェイソン・ボーン』シリーズのマット・デイモンが、
“デ・ニーロか!”って感じの体重増加で役作り。
奇妙な主人公マーク・ウィテカーを演じてます☆
監督は『オーシャンズ』シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ♪
企業の不正を暴く実話『エリン・ブロコビッチ』を撮った人だから、
そんな感じの映画かと思いきや、全然違った☆
この映画。かなり奇妙ですw
主人公のマークは、正義感にあふれる内部告発者ではなく、
自己中心的な嘘つき☆でも悪気は無いし、緊張感も無い人。
FBIに対する供述もどんどん変えちゃうし、
“自分は養子だった”とか、“その嘘って何の為??”
という嘘がつぎつぎと、、、w
悪気は無いっぽいから笑えるし、なんか憎めないんだけど。
マーク自身のナレーションもかなり奇妙なので、
映画観てるコチラも、彼に翻弄させられます。
告発者のマーク、企業の重役達、FBI、弁護士、、、
とにかく登場人物が全員マヌケ☆
たった一人のおかしな男にひっかき回されたアメリカ社会は
穴だらけのスキだらけ☆
「企業も政府も、こんなもんですヨ」
と、ソダーバーグが失笑してる感じの映画。
近年まれにみる、ナイスキャラ!の実在の人物なので、
もっと、コメディ♪って感じでもよかったな〜と思うけど、
ちょっと中途半端。ザンネン☆
ソダーバーグ的な“キレ”も薄めで、
せっかくのナイスな題材なだけに、ビシビシ行ってほしかったな☆
私的にはこの映画。けっこう公開を楽しみにしていたのだけど、
上映館少なすぎてビックリ☆
ま、映画を見ればなんとなく納得な気もするけれど、、
しかも!公式サイトもかなり情報薄い☆
こんなに気合いに入ってない公式サイトは無いかも!ってぐらい。
ある意味必見!
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【公式サイト】http://wwws.warnerbros.co.jp/theinformant/
原題:THE INFORMANT! 監督:スティーヴン・ソダーバーグ 脚本:スコット・Z・バーンズ
製作総指揮:ジョージ・クルーニー、ジェフ・スコール、マイケル・ロンドン
原作:カート・アイケンウォルド 音楽:マーヴィン・ハムリッシュ
マット・デイモン/スコット・バクラ/ジョエル・マクヘイル/メラニー・リンスキー
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☆内部告発といえば、アメリカ政府がベトナム戦争中に国民を欺いていたことを
内部告発したダニエル・エルズバーグ博士を追ったドキュメンタリー映画
『The Most Dangerous Man in America: Daniel Ellsberg and the Pentagon Papers』
http://www.mostdangerousman.org/
☆タバコ業界の裏側を描いた社会派!
☆アメリカの農薬問題を告発した本。ロバート・ストーン監督『Earth Days』