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ヘルプ ~心がつなぐストーリー~ [映画:は行]

彼女たちの物語が、私を変える。私の物語が、世界を変える。

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1960年代のアメリカ・ミシッピ州を舞台に、
白人家庭でメイドとして働く黒人女性を中心に人種差別を描いた作品。
原作はNYタイムズ紙の書籍ランキングで103週連続ランクイン!という
大ベストセラー小説です☆

上流階級の家庭に生まれメイドに育てられたスキータが、
メイド達のおかれた状況に疑問を持ちはじめ、
真実の明らかにするためにメイド達にインタビューすることから、
状況がだんだんと変化していきます。

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当時のアメリカ南部のエピソードは、映画や小説などでもよく描かれるように
ほんとに差別がひどかったんですね、、

黒人は人ではなく物だったり、白人専用の場所やものがあったり、、、
「ジム・クロウ法」のような人種分離が法律として成立していて、
差別をしない事は法律違反、、というヘンな状況。

そんな中で生きている女性達をコミカルだけど、
さわやかで、まっすぐと描かれていて、とっても好感がもてます。


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テーマは「差別」なんだけど、黒人×白人、、という差別だけでなく、
いろんな差別が描かれてるのもよかった☆

働く女性に対して厳しい社会だった当時の
男性から女性にたいする差別。

子供が産めない女性に対する差別におびえる女性。

同じ白人同士のいじめや差別。

黒人同士でも夫婦間では男性からの虐待。

どちらが善で、どちらか悪、、というわけではなく、
その時の状況で、いろいろな差別が生まれていくのね。。


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周りの目を気にして、メイドを解雇せざるを得なかったお母さんや、
差別を助長するように暴走していく白人女性ヒリーとか、
自分の本当の意思とは関係なく、そうさせてしまう社会の流れがあったというか、、

一つ一つのエピソードがすごく良く出来ていて、
黒人側も白人側も、それぞれいろんな事情がありながら、
当時の社会を一生懸命生きていた。という感じが素敵でした☆

この映画、見事に女性だらけなのだけど、
やっぱり南部の女性はすごいというか、そんな印象。

どんな苦境でも、立ち向かって切り開いていくだけのパワーが
南部にはあるのかなーー。


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60年代の衣装やインテリアなども本当にポップで素敵で、
そいうのを見てるだけでも楽しいです☆

そして、南部料理を食べたくなって、
映画には出てこなかったけどガンボスープを早速作りました。

ミニーのレシピ本とか欲しいな〜。




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【公式サイト】http://disney-studio.jp/movies/help/
原題:THE HELP
監督・脚本:テイト・テイラー 原作:キャスリン・ストケット
製作総指揮:マーク・ラドクリフ、L・ディーン・ジョーンズ・Jr、ジェフ・スコール
エマ・ストーン/ヴィオラ・デイヴィス/オクタヴィア・スペンサー/ブライス・ダラス・ハワード/ジェシカ・チャステイン

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★原作

ヘルプ (上) 心がつなぐストーリー (集英社文庫)

ヘルプ (上) 心がつなぐストーリー (集英社文庫)

  • 作者: キャスリン・ストケット
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/02/17
  • メディア: 文庫



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Madonna@SuperBowl XLVI☆HALFTIME Show [音楽]

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今年のスーパーボウルのハーフタイムショウはマドンナ☆
ここでしか見れない特別なショウ。
遅ればせながら、やっと見れました☆

このハームタイムショウで米歴代最高視聴数を記録したそうで、
視聴数は1億1400万人とか、、、すごい。。

12分に凝縮されたショウですが、さすがの構成力!
濃厚で、圧巻なマドンナ!って感じの内容でした☆

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今回、いろんな人と絡んでたのもおもしろかったです。
LMFAO、Nicki Minaj、M.I.A.、Cee Lo Green☆

LMFAOがDJで出て来た時は笑っちゃったw ナイス☆

セットリストは
・Vogue
・Music(with Cirque du Soleil)
・Party Rock Anthem
・Sexy and I Know It(feat. LMFAO)
・Give Me All Your Luvin'(feat. Nicki Minaj、M.I.A.)
・Open Your Heart
・Express Yourself
・Like A Prayer(feat. Cee Lo Green)


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ラストがLike A Prayerっていうのが良かったな〜。
そして、マドンナからのメッセージ。。
いつも心に残るメッセージを託してるマドンナのショウは
見ているだけで元気になるから大好きです♪

そして、毎度どこから見つけて来たの!?な人を起用してるけど、
今回は、この綱渡りみたいなパフォーマンスをした人!
これナニ!?

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調べてみたらスラックライニングというスポーツらしく、
約30年前にヨセミテでロック・クライミングの一端として誕生。
二本の木の間に伸びるナイロンのひもを取り付けて行うそう。

パフォーマーのアンディ・ルイスは、日本のゲームショウに
来た事があるそうです。へ〜。

やっぱりマドンナのショウはおもしろいな〜。
今回のワールドツアーの日程もやっと発表されて、
また新しいショウが見れるのがほんと楽しみです☆


☆新しいアルバムも楽しみ♪

MDNA

MDNA

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: INTERSCOPE
  • 発売日: 2012/03/26
  • メディア: CD



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DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る [映画:た行]

AKB48は、傷つきながら、困難と向き合う 不屈のアイドルグループである。

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AKB48は、特に好きっていうわけでもなくて、
メンバーも有名な数人しか知らないし…っていう程度なんですけど、
総選挙の過酷さとか、いろいろ伝え聞くエピソードが凄すぎて、
体育会系女子集団な雰囲気が、常々心に響いてました。

がんばる女の子大好き☆


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映画は総選挙と、西武ドームでのコンサート、
東日本大震災の被災地への慰問などの2011年の活動を通して、
彼女達の喜びと哀しみを、舞台裏の映像や独占インタビューでつづっています。

「アイドル」って「偶像」っていう意味じゃなかったっけ?
と、思いながら、このリアリティの圧倒的な力に引きつけられました。

精神的にもぼろぼろで過呼吸の発作でふらふらになりながら、
舞台では笑顔で踊るっていう、、、
美空ひばりか、昭和のスポ根ドラマみたい。。

観てるこちらが過呼吸になりそうな、、苦しい。。

印象的だったのは、緊張と孤独と戦いながらステージに立つ前田さんの
舞台裏のこのショット。。ブラックスワンの主人公みたいだ。。

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今の世の中は、どうやったら前へ進めるのか分からなくて、
その先に、何があるのかさえ見えない中で、もがいてる感じがする。

だから、偶像的なアイドルを見せられるよりも、
自分たちと同じように、進む道を模索しながら、
悩み、苦しんで、泣きながらも
がむしゃらに前へ進む彼女たちの姿の方が共感できるし、憧れる。

もはや、彼女達は
アイドルというよりヒーローなのかも。


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今どきは、がむしゃらに努力したり、野心をあからさまにするのが、
なんとなーく、かっこわるい事のように思われてる気がするけど、
でも、努力して立ち向かった人だけが手に入れるものがあることは
彼女たちを見ているとわかるし、それは何にも代え難い宝だと思う。

もう十分すぎるほど大人になってしまった私は、
彼女たちよりも、もっと器用に前に進む道を見つける事ができると思う。
適度に力を抜きながら。

だからこそ、彼女達のように100%の力を出し切って、
限界まで突き進むのを痛々しく思いながら、
その「若さ」がちょっとうらやましかったりもしました。

願わくば、彼女達のメンタルとヘルスのケアを徹底して
周りの大人達がしっかり彼女達を守ってあげてほしいな。

そして、私も何か必死に努力してみようかな☆と思える映画でした。


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【公式サイト】http://www.2011-akb48.jp/index.html

監督: 高橋栄樹  企画:秋元康  音楽:大坪弘人
前田敦子/高橋みなみ/大島優子/板野友美/篠田麻里子/渡辺麻友/小嶋陽菜/指原莉乃ほか

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☆コンサートの全体も観てみたいな




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猿の惑星:創世記(ジェネシス) [映画:さ行]

進化は、彼らを選んだ

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高度な知能を持った猿に支配される世界を描き
衝撃的なラストが今も語り継がれる『猿の惑星』

その後制作されたシリーズ版の更にその前。
「なぜ猿が地球の支配者となったのか?」を描いた今作。

シリーズ版も全然観てないし、1作目もうろ覚え。
少々不安な鑑賞だったけど、おもしろかったです☆

きっと、シリーズ版などに続く伏線が
いろんなところにあったんじゃないかな〜?
わたしは分からなかったけど。
予習した方がより楽しめるんじゃないかと思います。


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物語はサンフランシスコが舞台。
チンパンジーを使った投薬実験が全ての始まりです。

薬の開発も痴呆症の父を治したい息子の熱意だったり、
産まれたばかりのチンパンジーを家で育てたのも優しさだったり、
はじまりは悪意の無いものだったのに、
いつしか、そこにエゴが生まれることで、全てのバランスが崩れていきます。

なによりも、人間のせいで複雑なアイデンティティをもってしまった
猿のシーザーの苦悩と葛藤の物語、、切ない。。


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シーザーが後の猿の世界のリーダーとなる、、ということなので、
彼が率いる反乱を起こした猿たちが人類を支配して終わり、、、かと思いきや、
シーザー達が選んだ道は、よりクレバーなものでハッ!としました。

彼が求めたのは、本来の自分のあるべき姿。そして自由。
ただそれだけだったことが、泣けます、、

彼らは「人間を支配しよう」なんて
これっぽっちも思ってなかったんですね、、

なのに、人間でば大騒ぎして、自滅して、、、
人間て、愚かだな。。としみじみ感じてしまいました。


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そして、やっぱりすごかったのは猿☆
『アバター』のWETAデジタルによるCGIとやらがものすごかった!

パフォーマンス・キャプチャーでシーザーを演じたのは
『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムで有名なアンディ・サーティス
もう、彼は本当に職人芸ですね〜。

あんなに可愛かった猿が数年後には、もはや“おっさん”状態で笑えたし、
あの絶妙な悲しい顔はみてるだけで泣けてくるし、
戦う時の勇ましい顔とか、猿なのにキメキメのショットで
そのバランスが妙に可笑しくて、ほんとーに心奪われました☆

シーザー最高!です。

悟りを開いたようなオランウータンも味があってよかったなー。

対する人間は檻の管理係を演じたトム・フェルトンの悪役っぷりが最高でした☆
ほんとに憎いっ☆ いやなヤツで、
あんなに嫌な人を演じられる人って素晴らしいと思います。


ちゃんと他のシリーズも見てみようかな。
、、と思えるエピソードゼロ。
良い作品でした^^


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【公式サイト】http://www.foxmovies.jp/saruwaku
原題:RISE OF THE PLANET OF THE APES
監督:ルパート・ワイアット  製作総指揮:トーマス・M・ハメル  音楽:パトリック・ドイル
ジェームズ・フランコ/フリーダ・ピント/ジョン・リスゴー/デヴィッド・オイェロウォ/タイラー・ラビーン

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☆原作

猿の惑星 (創元SF文庫)

猿の惑星 (創元SF文庫)

  • 作者: ピエール・ブール
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1968/07
  • メディア: 文庫


☆シリーズ全部入ったBOX

猿の惑星 DVDマルチBOX (初回生産限定)

猿の惑星 DVDマルチBOX (初回生産限定)

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD



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NIKITA〜ニキータ〜 [海外ドラマ]

映画「ニキータ」の知られざる3年後の物語。

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リュック・ベッソン監督の「ニキータ」がドラマになりました!
と、言っても映画の公開は1990年…。いまさら何故ニキータ?

でも!このドラマの見所はなんと言っても主人公☆
大好きなマギーQの主演!となれば、それだけで見る価値あり♪


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個人的に、こういうアジアンビューティの奇麗なお姉さんは大好物☆
いろんな映画に脇役としてちょこちょこ登場しているマギーですが、
いつもかっこ良くて美しいので、ちょい役でも気になる存在。

そんなマギーを1時間たっぷり見れる…っていうだけでも
このドラマは見る価値あり^^
しかも、かっこいいアクションもばっちり見せてくれます☆

は〜。ほんと美しくてかっこよい〜。


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その他にも、このドラマに登場する女子はクオリティ高いです!

もう一人の主人公アレックスを演じるのはリンジー・フォンセカ
「デスパレートな妻たち」でキャサリンの娘ディラン役で出てたり、
「キック・アス」ではマドンナ的なケイティ役で登場してたり、
とにかく、かわい子ちゃん^^

こちらもハードなアクションをこなしてて、かっこいい〜☆


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そして「CSI:科学捜査班」のレディ・ヘザー役や
「The OC」のジュリー役でもおなじみの妖艶な美女メリンダ・クラーク
こちらは暗殺組織内のカウンセラー的な役割を相変わらず怪しげに演じてます。

この3人の美女を見るだけでも大満足のドラマですが、
男性陣では「ER緊急救命室」シェーン・ウェスト
「24」ザンダー・バークレーも登場してて、こちらもなかなか豪華☆

物語も良く出来てて、毎回ハラハラどきどきの展開で見逃せません♪
そろそろ本国ではセカンドシーズンが始まるみたいだし。
はやく日本でも続きが観たいな〜^^


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【公式サイト】http://nikita-tv.jp/
原題:NIKITA
製作総指揮:マックG
マギー・Q/リンジー・フォンセカ/シェーン・ウェスト/ザンダー・バークレー/アーロン・スタンフォード

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☆元ネタ

ニキータ [DVD]

ニキータ [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • メディア: DVD


☆ドラマ版

NIKITA / ニキータ 〈ファースト・シーズン〉 コレクターズ・ボックス1 [DVD]

NIKITA / ニキータ 〈ファースト・シーズン〉 コレクターズ・ボックス1 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD



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ワンヴォイス ~ハワイの心を歌にのせて~ [映画:わ行]

この瞬間は未来のために。いま奏でられる、ひとつの歌声。

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日本人に大人気のハワイ♪
陽気でのんびりとした現地の人々、やわらかい空気、
さわやかな風とまろやかな波。キラキラの太陽。

とってもキレイな宝物のような島ですが、
その島がたどって来た悲しい歴史についてはあまり知られていないかも。

自分たちのアイデンティティに対するハワイアンたちの強い気持ち。
民族に対する、誇りと愛がひしひしと伝わるドキュメントでした☆


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ハワイには“カメハメハ・スクール”という
ハワイアンの血を引く子どもたちが通う学校があるそうで、
そこで毎年開かれている合唱コンクールが舞台です。

アメリカの合唱というとドラマ「glee」とかを思い浮かべるけど、
こちらは90年も続く伝統行事。正統派の合唱です。

そして何よりも大切なのはハワイ語で歌うこと

ハワイ語は長年使用が禁止されていました。
言葉や文化を奪われて支配されていたんですね。。

あまりにも長い間禁止されていたので、今ではしゃべれる人が少ないとか。

今ではハワイ語を守ろうという動きが活発にあるようで、
この合唱コンクールもそういう部分からも大切なイベントなんですね。


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自分の国の言葉って、なにげなく使っているけれど、
言葉って大切なんですよね。。

映画の中でも高校生たちが歌詞の意味を理解して歌うことで、
自分たちの民族の歴史や伝統を学んで行く姿が泣けてきます。。

テーマはそんな真面目な内容なんですが、
単純に、高校生の歌声は美しくてとっても癒されます♪

人の声っていいな〜。

東京での公開はすでに終わってるんですが、
とても好評だったようで、1週間だけ再度公開されるようです。

見逃した方は是非、映画館のいい音で彼らの声を聞いてみてください☆



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【公式サイト】http://onevoicemovie.jp/index.html
原題:ONE VOICEbr /> 監督: リゼット・マリー・フラナリー

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☆ハワイにはたくさんの曲がありますね♪

ハワイアン・メレ ミニ全集プラス301曲

ハワイアン・メレ ミニ全集プラス301曲

  • 作者: 鳥山 親雄
  • 出版社/メーカー: 文踊社
  • 発売日: 2011/04
  • メディア: 単行本


☆「涙そうそう」のハワイアンカバー

カマヒヴァ~ベスト・コレクション・ワン

カマヒヴァ~ベスト・コレクション・ワン

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2006/06/21
  • メディア: CD



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神聖かまってちゃん「フリーライブ全国ツアー」@恵比寿リキッドルーム [音楽]


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話題の神聖かまってちゃんのライブを初めて見ました☆

バンド名やこれまでの経緯、世の中の評判などなどは知ってたけど、
楽曲は一度も聞いた事が無く、、^^;
誘われたので、あえて予習ゼロで行ってみました☆

今回のライブは4月1日の両国国技館ワンマンが中止になったので、
かわりに開催されたライブでフリーだったんですね。

両国国技館ワンマン。すごいな。そんなに売れてるのか〜。
映画も作られちゃうくらいだしね。
やっぱり、まだまだ旬で、これからは今までよりも
メジャーな感じになっていくところなのかな、、という印象。

ライブは、なんか新しいもの見た!って感じでした。
こいうライブもあるんだな〜。



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しかし、独特なライブですねー。

とにかく4人がしゃべるw でも何言ってるのかわかんないw
滑舌の問題じゃなくて、今時の子の発声だから流れるような会話。
こういうのって、コンビニで若者しか聞こえない音を流してるのと一緒で、
ある一定の人にしか分からない音なのかも、、って思います^^;

歌詞も全然聞き取れなくてw
「歌詞がすごい」っていう評判だったので、分からなくて残念。

歌詞とかバックに映像で流してほしい。
って言ったら、そういうライブの時もあるって言ってた。
そのスタイル、正解かも☆


ライブ見てるのに、ライブじゃない感覚がずっとあって、
ネットの画面みてるみたいなライブって面白いって思った。

彼らの会話も、お客の発言もニコ動のコメントみたいに思えて、
USTREAMでライブを配信してるみたいだから、
そっちで見た方が面白いかも。

良い意味で、全てがインターネットサイズのバンドな気がする。
だから、生で見ると空間広すぎて余白を埋めたくなって落ち着かないw

それが良いとか悪いとかではなく、
これは、すごく新しい形だと思うわ〜。新鮮☆


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関係者の方いわく、
だいぶ、まともなライブができるようになった、、とw
震災以降、彼らなりに思うところもあったようで、
これから、いろいろと変わっていくのだろうな、、と思った。

でも「まともなライブ」ってなんだろう?っおもうし、
まともなライブができないのが、おもしろいバンドだとも思うから、
変に普通になって欲しく無い気もします。

とりあえず、映画でも観てみようかな☆


[セットリスト] 1. いくつになったら 2. 白いたまご 3. 天使じゃ地上じゃちっそく死 4. 怒鳴るゆめ 5. 映画 6. レッツゴー武道館っ!☆ 7. 22才の夏休み 8. ベイビーレイニーデイリー 9. さわやかな朝 10. ねこラジ 11. ぺんてる 12. Os-宇宙人 13. ゆーれいみマン 14. 笛吹き花ちゃん 15. コタツから眺める世界地図 16. 夜空の虫とどこまでも 17. 黒いたまご 18. 聖天脱力 19. いかれたNEET アンコール 1. ちりとり 2. ロックンロールは鳴り止まないっ 3. 夕方のピアノ 4. 学校に行きたくない



クイック・ジャパン90

クイック・ジャパン90

  • 作者: 神聖かまってちゃん
  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • 発売日: 2010/06/11
  • メディア: 単行本



友だちを殺してまで。

友だちを殺してまで。

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: バウンディ
  • 発売日: 2010/03/10
  • メディア: CD



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八日目の蝉 [映画:や行]

優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした。

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角田光代原作のベストセラー小説の映画化です☆
小説は読んだ事ないし、なんか重そうな雰囲気だし^^;

でもこの映画、だいぶ前に試写会で見せていただきました☆

内容的にも複雑な思いが残る映画だし、
なんとなく感想を書ける状態でもなくて放置してましたが、
公開後、結構評判よさそうですね〜。

未だ、なんと言えばよいのかわからないのですが、、
いろんな意味で考えさせられる映画だったと思います☆


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物語は不倫の末にその子をおろし子供が産めなくなった女性が、
本妻の子供を誘拐し、自分の子として育てる、、という逃亡劇と、
誘拐された子供が大人になり、自分の過去と向き合う、、という自分探しが
リンクしながら進んでいきます。

とにかく、役者さんの演技がよかった☆

愛人役に永作博美??と思ったけど、これがすごくよかったし、
井上真央もこの役は、すごく合ってました。

謎のジャーナリスト?の小池栄子さんもすごかったーー。
こういう人、いる!し、ハマってた☆

もちろん子供を奪われた森口瑤子もよかったし、
とにかく女性の映画ってかんじでした!


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見終わったあとは、なんとも言えない思いが残りますね、、
もちろん誘拐した女性は大罪を犯した訳だけれど、
彼女が逃亡の課程で「母」となっていく姿は、
普通の人が母となっていくそれと同じで、
二人の姿があまりにも幸せそうで、その背景を忘れてしまいそう。。

でも時折、誘拐したことを常に意識しているような場面もでてきて、
この生活がずっと続けばよいのか、終わりにした方がよいのか
見ている私も、分からなくなってきます。。

子供と別れる間際に誘拐した女性が発した言葉は
その子は、まだご飯をたべていません。
という、まさに母親な言葉で、
彼女が本当に子供を大切に思っていることが伝わって来て思わず涙。。

血のつながりだけではない、一緒に過ごした時間の大切さを考えてしまいました。
反対に、その時間を奪われた本妻の悲劇も同様に。。。

人との関係って、形ではなくその内容が何よりも大切なんだな、、きっと。


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【公式サイト】http://www.youkame.com/index.html
監督: 成島出  脚本:奥寺佐渡子  音楽:安川午朗
製作総指揮:佐藤直樹  原作:角田光代
井上真央/永作博美/小池栄子/森口瑤子/田中哲司/市川実和子/平田満/劇団ひとり

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☆原作

八日目の蝉 (中公文庫)

八日目の蝉 (中公文庫)

  • 作者: 角田 光代
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2011/01/22
  • メディア: 文庫


☆エンディング曲

Dear

Dear

  • アーティスト: 中島美嘉
  • 出版社/メーカー: SMAR
  • 発売日: 2011/04/27
  • メディア: CD


☆舞台となった小豆島

小豆島 遍路と旅

小豆島 遍路と旅

  • 作者: 冨永 航平
  • 出版社/メーカー: 朱鷺書房
  • 発売日: 2003/01
  • メディア: 単行本



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ブラック・スワン [映画:は行]

純白の野心は、やがて漆黒の狂気に変わる…

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ナタリー・ポートマンアカデミー賞主演女優賞を受賞したことでも話題の作品☆
各方面で絶賛されていたので公開を楽しみにしてた作品です♪

舞台がバレエカンパニーというのも興味深い〜。
バレエは全然分からないけど、踊りを見るのは大好き☆

監督は『レスラー』のダーレン・アロノフスキーというのも
たんなる美しいバレエじゃなさそうで期待値が上がります↑

映画は想像以上にホラーテイスト☆
心理的にじわじわと追いつめられるような演出で
最初から最後まで目が離せませんでした!


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物語は大役に抜擢されたバレリーナが
自分の殻を破る課程で苦悩し、様々なプレッシャーを受けながら
精神的バランスを崩していく様子を描いていきます。

『レスラー』のミッキーロークと同様に、
この作品もナタリー・ポートマン自身と役がかぶりますね〜。

清純な白鳥から脱皮できない主人公はナタリーそのもの。
その苦悩の課程が本当に苦しい分、この映画の結末はある意味爽快で、
ナタリーが主演女優賞を獲った現実も含めて感動的です☆

そいう部分で、落ちぶれたダンサーを演じたウィノナ・ライダーも秀逸!

ウィノナは最近こういう自虐的とも思える配役が多い気がするけど、
実生活のダークな部分も演技に活かしてる感じが頼もしくって、
昔の可愛いだけのウィノナより、今の方が断然好感もてます☆


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現実とも妄想ともつかない映像の連続もおもしろかった♪
その心理状態が映像として表現されてて、
CGでいろいろやってるんだけど、すごく効果的!と思いました☆

心の痛みが、身体的痛みとして表れてたりするので、
目をそらせるようなアイタタタ、、、という表現も多数。

映像表現、音楽、役者の演技、、と全てが黒い固まりになって
迫ってくるような感じでした☆

そして黒鳥になるナタリー、、圧巻だったな〜。

それとは対照的に、「完璧だった、、」と恍惚の表情を見せるラストも
とっても印象的で、あの終わり方はいろいろ乗り越えた人しか到達できない世界で、
うわーーーー、と思いつつ、それは感動的な姿でもありました。


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この映画は、
今敏監督の『パーフェクトブルー』の影響を受けていると言われてますが、
見てみると確かにいろんな場面で見受けられる気がします☆
久しぶりに『パーフェクトブルー』を見直してみたくなりました☆

ですが、私的には今敏よりも楳図かずおの漫画とか、
岡崎京子『ヘルタースケルター』とかを思い出しながら見てました。

作品全体に流れる歪んだ空気とか、何かに執着することで崩壊していく恐さとか。

この作品も、そういう不思議な世界観に引き込まれます。
私は持ち込んだスタバのコーヒーに一口も口をつけてなかった事に
映画が終わった後に気がつきました。。^^;

こんなに集中して見た映画は久しぶり〜。おすすめです☆

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【公式サイト】http://movies2.foxjapan.com/blackswan/
原題:BLACK SWAN 監督:ダーレン・アロノフスキー
脚本:マーク・ヘイマン、アンドレス・ハインツ、ジョン・マクラフリン
音楽:クリント・マンセル
製作総指揮:ブラッドリー・J・フィッシャー、アリ・ハンデル、タイラー・トンプソン、
ナタリー・ポートマン、ヴァンサン・カッセル、ミラ・クニス、バーバラ・ハーシー、ウィノナ・ライダー

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☆サントラ♪

ブラック・スワン オリジナル・サウンドトラック

ブラック・スワン オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2011/04/27
  • メディア: CD


☆久々に見たくなりました

PERFECT BLUE [DVD]

PERFECT BLUE [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD


☆傑作です♪

ヘルタースケルター (Feelコミックス)

ヘルタースケルター (Feelコミックス)

  • 作者: 岡崎 京子
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2003/04/08
  • メディア: コミック



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塔の上のラプンツェル <2D:日本語吹替え版> [映画:た行]

私は知りたいー新しい世界を

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ディズニー・クラシックスの記念すべき50作目の作品☆
原作はグリム童話の『ラプンツェル』。

ちょうど、昨年のAWでふりふという着物ブランドが
この作品をテーマにデザインを展開していて、
原作の大人な感じでの内容がブランドイメージに合ってて
とても素敵だったんだけど、
あの内容がディズニーになるとどうなるんだろう???
と、とっても興味しんしん♪でした☆

細かいところの設定は変更してるけど、
大筋で原作に近い展開。
でも、すべてがやっぱりディズニー印!というところが、
やっぱりディズニーすごいな〜☆と思える作品でした。


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今回のプリンセス♪ラプンツェルも、
最近の傾向どおりに好奇心旺盛な女の子。
やっぱり王子様を待つだけのお姫様はもういないんですね〜。

そして、かっこいいだけの王子様も昔の話。
今は、過去にトラウマがあったりするけど根はいい人キャラ。
今作の王子様(になる人)は泥棒だしねw

だけど、いろいろと主人公を助けてくれる動物キャラや、
悪者キャラ、悪い魔女など定番のキャラ達は健在☆

こういう部分の王道感が、水戸黄門的な安心かあって、
なんだかほっとします。

特にラストの幸せに暮らしましたとさというくだりは、
逆に最近は使ってなかった気がするので、ちょとうれしかったな〜。


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今作の一番のナイスキャラはやっぱりマキシマス!!
単なる馬なんだけどw
あの馬が、こんなにかわいく、素敵に見えてくるなんてw
さすがは“動くと可愛いディズニーキャラ”☆

他のキャラたちも表情や動きがコメディ要素満点で、
とっても笑える感じになってたのもよかったな〜。

個人的には全体的にだいぶ日本アニメ的なキャラクターデザインの
要素が入ってしまってる感じが少し残念ではあるのだけれど、、

後から冷静に考えれば、ずいぶんご都合主義的な展開もあるんですが、
見てる間はあんまり気にならないのも、ディズニーマジック??
そして、そういうことを気にせず楽しむのが正解な気がします☆


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もう公開からだいぶ経ってしまっていたので、
字幕で見れる時間が限られていて、仕方なく2D吹替え版にしましたが、
これはこれで楽しめました〜。

遠近感のある構図とかが多かったので、3Dで見た方は迫力あったのではないかなー?
ランタンの場面とかも臨場感あって良さそうな感じだったし。

2Dでも十分に楽しめたけど、
3Dでも見てみたいな〜と思える場面がたくさんありました☆

あんまりディズニーのCGアニメは好きじゃないんだけど、
やっぱり美しいし、色のバランスがとってもきれいです♪

この絵を見るだけでも、映画館で見る価値あり☆
そして、やっぱり幸せな気持ちになれるのはディズニーならでは☆
おすすめ^^

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【公式サイト】http://www.disney.co.jp/movies/tounoue/index.html
原題:TANGLED 監督:ネイサン・グレノ、バイロン・ハワード
脚本:ダン・フォーゲルマン 音楽:アラン・メンケン
製作総指揮:ジョン・ラセター 、グレン・キーン
マンディ・ムーア/ザカリー・リーヴァイ/ドナ・マーフィ/ブラッド・ギャレット
中川翔子/畠中洋/剣幸/岡田誠/石原慎一/佐山陽規/多田野曜平/飯島肇

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☆映画とは関係ないけどcoccoのアルバムもラプンツェル

ラプンツェル

ラプンツェル

  • アーティスト: こっこ,根岸孝旨
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2000/06/14
  • メディア: CD


☆内田 也哉子さんのラプンツェル

ラプンツェル―グリム童話 (おはなしのたからばこ 16)

ラプンツェル―グリム童話 (おはなしのたからばこ 16)

  • 作者: 内田 也哉子
  • 出版社/メーカー: フェリシモ出版
  • 発売日: 2009/12/18
  • メディア: 大型本



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