実験室KR-13 [映画:さ行]
前回観た『ロフト.』に引き続き“密室モノ”。
『CUBE』や『SAW』みたいな雰囲気が漂う映画。
(↑両方好き♪ただし1作目)『es』あたりも近いかも☆
冷戦時代にCIAが行ったと言われている
「MKウルトラ」という実験がストーリーのベースになってます。
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【MKウルトラとは】
1975年、ロックフェラー委員会によってその存在が明らかになった。
ドイツ語のMIND KONTROLLEから名付けられた国家的極秘プログラム。
LSDや電気ショックなどが使われた人体実験のコードネーム。
CIA長官の指示により、資料は破棄され研究の詳細は謎のまま。
しかし、9.11以降テロに備えMKウルトラが今でも密かに行われている
という噂がある、、、
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映画の冒頭では、なんとなく都市伝説てきなこのエピソードに、
9.11を絡めることで、妙なリアリティを先入観として植え付けられます。
被験者は4人。
年齢、性別、経歴も異なる、共通点は「アメリカ国民」というだけ。
何の為の実験なのか? どのような実験が行われるのか?
何も知らされないまま、一発の銃声から実験はスタートします。
4人を演じるのは、いい意味でマイナー感の漂う役者さん。
“なんか、いやな目にあっちゃいそう”な雰囲気が漂います。
実験をモニターするのは、責任者のフィリップ博士と
採用試験として訪れた若い女性分析官のエミリー。
こちらも『プリズン・ブレイク』のピーター・ストーメアと
『KIDS/キッズ』のクロエ・セヴィニー。
こちらもナイスキャスト☆
被験者が右往左往する真っ白な壁の実験室と
静かに実験を見続ける暗いモニター室。
正反対だけど、どちらも嫌な緊張感。。。
そして、バンッ!とかシャッ!とか
大きな効果音に、否が応でも心拍数が上げられますw
緊張感は最後まで続くものの、
なんとなく中盤あたりから中だるみ、、
実験の目的が分かりだすあたりから、
また若干盛り返すので、細かい事は気にせずに、
流れにのって、ドキドキ☆ハラハラ観るのが正解かも。
今の時代に、こんなコトの為に実験を!?
とも思うけど、矛盾すら気にせず突っ走るコトが狂気。
冷静な判断すらできていない状況は、
それはそれで怖い。
現実的に考えたら、バカらしいんだけど、
そう思える正常な自分の感覚を喜ぶべき映画なのかもしれない。。
わたしは正常ってコトかな!?
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【公式サイト】http://www.jikkenshitsu-kr13.com/index.html
原題:THE KILLING ROOM
監督:ジョナサン・リーベスマン 脚本:アン・ピーコック 、ガス・クリーガー
クロエ・セヴィニー/ニック・キャノン/ピーター・ストーメア/ティモシー・ハットン
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☆監督の代表作
☆クロエがやってるファッションブランド“Chlo? Sevigny for Opening Ceremony”
サブウェイ123/激突 [映画:さ行]
デンゼル・ワシントン×トニー・スコット監督の最新作☆
、、とはいえ、
『デジャヴ』とかも観てないので、この二人どうなのか?分からないけど、
フツーに楽しめそうな感じ♪という想像どおり☆
ハイスピードで、ガンガン進んで行くサスペンス映画。
舞台はN.Yの地下鉄。
地下鉄をハイジャックした犯人グループとの交渉役を
つとめる事になってしまった普通の地下鉄職員の男。。
交渉を進める中で、二人の男の背景が浮き彫りになっていきます。
、、が。かなりのハイスピードなので、
その背景に想いを馳せる余裕もなく。
物語は、どんどん進んで行く感じ(^-^;
「交渉の猶予は1時間」という短い時間設定なので、
まるで『24』の様にめまぐるしく状況が変化していきます。
キレてる犯人を演じるのはジョン・トラヴォルタ☆
生き生きと楽しそうにやってます♪
会話の内容から、かなり頭のイイ設定なのだと思うけど
これまた、あまりのハイスピードにその会話を楽しむ余裕もなく、、
“犯人だけどカッコイイ”と思えそうなのに、そこまで至らなかったのが残念☆
地下鉄職員のデンゼル・ワシントンは、
よくも悪くも「ふつうのおじさん」な雰囲気、、(^-^;
少し太った、、、??
全体的に丸みがついてシャープさの無いデンゼルは、
別人みたいで、主役のオーラが全然無いです。。。わざと??
ストーリーも、ちゃんと解決するんだけど。
わりとあっけない感じで、後になにも残らない感じ。
でも、映像のスピード感は迫力満点!
地下鉄の風圧とか、車内の緊迫感とか。ドキドキ☆
N.Yの街と、地下鉄の雰囲気もかっこ良く描かれてるので、
一度行ってみたいな〜。
あんな風にハイジャックされたらイヤだけど。(^-^;
この映画
74年の『サブウェイ・パニック』のリメイク版、、、らしいです。
元の作品をはどうなんだろう?? ちょっと気になります。
☆これが本家↓おもしろそ〜♪
ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー [映画:さ行]
ゲームの「ストリートファイター」☆
懐かしいな〜。
もう、すっかりゲームはしなくなったけど、
ストリートファイターをやるときはいつもキャラは
チュンリーを選んでたな〜。
だって、カワイイから♪
ということで、今回の主人公は、そのチュンリー☆
彼女はなぜ、ストリートファイターになったのか!?
熱心なゲームファンではなかったので、
登場人物も基本設定も全然しらなかったのだけど、
なにやら、いろいろあるんですね、、、
対戦相手にも、ちゃんとボスキャラがいたんだ。。
いつも負けてたから、全然しらなかった。。
映画でのチュンリーは、ピアニスト。
悪の組織シャドルーに捕われた父を探す為に、
父親仕込みのカンフーを武器に、修行を重ね、
ストリートファイターになっていきます。
主人公のチュンリー役のクリスティン・クルックは、
ゲームのキャラとは雰囲気がちがうけど、
普通にかわいい女の子☆
ゲームの衣装を着てないのが残念なぐらい、
コスプレがよく似合いそう♪
、、、で。結局はチュンリーがかわいい☆という映画でした。
ストーリーも一応あるものの
「え!なんで〜!?」と、つっこみどころ満載。
ワイヤーアクションも特に新しいことも無く、、、
他の登場人物も、イマイチな感じで、残念。。
唯一、バルログを演じたタブー(ブラックアイドビーズ)がよかったかな〜。
すぐに居なくなっちゃったけど、、もっと頑張ってほしかった☆
お話は、つづく。。。って感じで終わりますが、
登場キャラはたくさん居るし、続編作りやすそう。。
エンディングテーマにEXCILE、
本編終了後には4℃のアニメのおまけ付き、、
と、気合いは十分。
でも、いろいろ観てみたらゲームの「ストリートファイターIV」が
今週発売になるんですね!
壮大なる販売プロモーション映画、、、ということかしら?
映画の方は今イチだったけど、
ゲームの映像観てみたら「最近のってこんななの!」と驚き☆
映画より全然たのしめそうなので、久々にゲーセンに行こうかな♪
【映画公式サイト】http://streetfighter-movie.gyao.jp/
【STREET FIGHTER IV】http://www.capcom.co.jp/sf4/
☆新しいゲーム!映像とか動きとか、、、すごい!
シャッフル [映画:さ行]
↑海外版の広告ビジュアル。
こっちの方が、映画の雰囲気でてる気がする。
ホラーみたいなビジュアルだけど、
映画全体が、なんとなくホラーっぽい空気。。
暗くて寒い。
監督がドイツの方だから?なのか?
主演がサンドラ・ブロックなのにも関わらず、
マイナーな雰囲気が漂います。
ある日突然、毎日が「シャッフル」して訪れたら、、、
死んだはずの夫が家に居たり、
身に覚えの無い娘のギズ、、意味不明の留守電、
謎の美女、、
「あれは何なの!?」な気になるキーワードが散りばめられて、
見ている自分も主人公と一緒に謎を解明していきます。
日付が変わる毎に、少しずつ謎が解決していく課程は、
「そういうことか!」と気持ちよくてスッキリ☆
でも、肝心の一番大きな謎が、いまいちショボクて、
ちょっとガッカリ。
そもそも、夫のジム役の方はNIP/TUCKのトロイ先生だったので、
マイホームパパでは無い雰囲気がヒシヒシと。
どんな結末になっても、大切な事に気づく事ができたことが幸せ?
なのかな?
日付がシャッフルする感じと、薄ら寒い雰囲気がおもしろかったので、
後半が残念な感じ。
映画の中で、車を運転しながら携帯で話してたけど、
アメリカはそれ、普通なの? 事故るよね、、そりゃ。。
【公式サイト】http://shuffle-movie.com/
☆監督の作品。こっちの方が観たい♪
☆元ネタはこれという噂。ほんと?
ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト [映画:さ行]
いわずと知れたロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズのライブを
マーティン・スコセッシが撮った、、という、贅沢な映画☆
正直、ザ・ローリング・ストーンズの事は、好きでも嫌いでもなく、
ただ曲もメンバーも、もろもろの伝説的エピソードも一応知ってる、、という程度。
でも、生きているうちに一度生で観てみたいバンドの一つ。
映画は、ライブが始まる前のミックvsマーティンの攻防戦からスタート☆
舞台装置が気に入らないミックに、セットリストが届かないとイラつくマーティン、、w
この映画の構図は、ライブをするストーンズと映画を撮るマーティンのガチンコ勝負!
といった雰囲気。
ライブが始まってからも、最高のパフォーマンスを繰り広げるストーンズと
それを逃さないように撮りまくるマーティンの一騎打ちにワクワク☆ドキドキ☆
ライブ映像中は、ただただストーンズのパフォーマンスに圧倒されっぱなし、、
60代でよくあれだけ動くな、、というのはよく聞く感想だけど、
それよりも、なによりもメンバー全員がすごく魅力的で色っぽい☆
ロックやる人は、こうじゃないと!
もぉ、あの深みは年を重ねた人じゃないとだせない味。かないません、、
そして、40年以上も「続けている」人たちでしかできないライブ。。
急に再結成したバンドでは、こんな雰囲気は出せないハズ。
ライブはジャック・ホワイト、バディ・ガイ、クリスティーナ・アギレラなどの
ゲストを迎えた、バラエティにとんだ内容。
バティ・ガイとのセッション、、、かっこよかったな〜。
紅一点のアギレラが、あの舞台に立っても、またく見劣りしてなかったのがすごい☆
本当にライブを観たような、あっという間の122分。
でも、観た後、冷静に考えてみるとマーティン・スコセッシの編集も秀逸だった。
全然、映画を見ている感じがしなかったもの。
途中、古い映像などが随所にいいタイミングで挿入されていて、
さらにライブを引き立ててたな〜。
ライブ以上のライブ感☆
あの編集なくして、この感動はありえない。
さすがスコセッシ。猛獣使いっぷりがお見事です☆
ミックvsマーティンの男の勝負。今回は引き分け☆という感じかしらw
やー、いいもの観せていただきました☆
【公式サイト】http://www.shinealight-movie.jp/
☆不良哲学w
キース・リチャーズの不良哲学 なぜローリング・ストーンズは解散しないのか (P‐Vine BOOKs)
- 作者: アラン・クレイソン
- 出版社/メーカー: ブルース・インターアクションズ
- 発売日: 2008/11/07
- メディア: ハードカバー
☆ファンじゃなくても着てる人多し!私も持ってるw
☆スコセッシはボブ・ディランの映画も撮ってたりする。
セックス・アンド・ザ・シティ(SEX AND THE CITY) [映画:さ行]
やっと登場!のSATC映画版☆
テレビ版では、4人と一緒に笑い、泣き、怒り、喜び、、
夢中で観ていたアノ頃を思い出しつつ、
古い友人に会うみたいに、ワクワク☆ドキドキ☆
冒頭、4人が揃って歩くシーンで既になんだか、じ〜ん。。
あれから4年後の彼女達、、基本的にはそのまんま!
それぞれの相変わらずっぷりが、またウレシイ♪
懐かしい脇役たちも、続々登場でファンにはたまりません☆
そして相変わらずのギャルトーク☆
結婚、出産など環境が変わっても仲良しは健在。
ケンカしたりもするけれど、4人の女の友情は増々パワーアップ☆
キャリーの結婚問題。シャーロットの妊娠問題。
ミランダの浮気問題。サマンサの人生問題。
それぞれのストーリーがぎっしり詰まって盛りだくさん☆
テンポよく進む展開にまったく飽きる事はありません。
むしろ、もっと4人を観ていたいぐらい。
テレビ版の最終回。なんとなく落ち着いて行く4人に
「やっぱり最後はコンサバか、、」と思ったけど、
映画版も更にコンサバ☆
やはり最後には「愛」なわけで。
きっと観る年代によって、共感する人物が変わってくるんだろう、この作品。
テレビ版時代は、断然キャリーに共感だったのに、
今回は断然サマンサ☆
彼女が抱えたジレンマは、きっと世の中の独身女性が感じていること、、、
そこを突き抜けていったサマンサはすばらしい☆☆
テレビ版で「愛」を知り、映画版で「自分の人生」を確立したサマンサ!
結婚・出産だけじゃない、新しい女性の幸せの形がそこにあります☆
そして、今回もパトリシア・フィールドのスタイリングは際際でおもしろい☆
キャリーファッションのファンとしては大満足の着せ替え人形っぷりです!
☆サマンサ役のキム・キャトラルが愛と性を伝授するw?本とDVD。
役のイメージそのまま、、(^-^;
サティスファクション 新装版 『SEX AND THE CITY』サマンサからの愛の贈り物
- 作者: キム・キャトラル
- 出版社/メーカー: エクスナレッジ
- 発売日: 2008/08/08
- メディア: 単行本
ザ・マジックアワー [映画:さ行]
三谷幸喜監督&脚本の最新作を試写で鑑賞☆
「あ〜、三谷監督だな〜」な、いつも通りの雰囲気。
「寅さん」とか「時代劇」を見ている様な
妙な安心感&お約束感があります。
ストーリーも、たくさんの登場人物が絡み合って、
どんどんあらぬ方向へ転がっていくけれど、
最後にはちゃんとつじつまがあって収まるところはサスガ☆
細かい笑いがちりばめられてて、テンション高いまま最後まで!
2時間16分という上映時間いっぱいいっぱいで、
観終わったあと、かなりの満腹感☆ ちょっと長いかも。
でも最後は花火を打ち上げた様な気持ちのよさがあって好きです♪
舞台セットは古い街のイメージで、小道具もレトロで古き良き☆な雰囲気。
それに合わせた深津さんの衣装やメイクが抜群にかわいい!
ちなみにタイトルにもなってる「マジックアワー」とは、
映画の専門用語で、夕暮れのほんの一瞬のこと。
この時間にカメラを回すと幻想的な画が撮れるそうで、
これが、この映画のキーワードになっています。
この言葉、すごくイイ言葉だな〜。
一日のうちで世界がもっとも美しく見える瞬間、、
「誰の人生にも、輝く瞬間“マジックアワー”がある・・・」
ベタだけど、ちょっと元気がでます☆
【公式サイト】http://www.magic-hour.jp/index.html
スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師 [映画:さ行]
「いらっしゃいませ。そして永遠にさようなら。」
ティム・バートン×ジョニー・ディップの最新作。
このお話、元はソンドハイムの舞台劇で、もちろんミュージカル♪
舞台のレビューでも書いたんですけど、
これって復讐劇で、めちゃくちゃ怖い話だし、救いが無くてどんよりします。
それを“ミュージカル”っていうことで、ちょっと緩和している感じ。
普通に撮ると、「スプラッター映画?」になってしまいそうな内容を、
さすがティム・バートン☆美しい美術と独特の演出でセンスの良い映画になってます☆
殆ど色を使わないグレートーンの中に、濃厚な血の色がショッキング。
やっぱり「血」って、生きている証なのか
死んだ様な恐慌時代のロンドンの街の片隅で流される大量の血は、
そこだけ生き生きとしているようで、印象に残ります。
でも、思った以上にはっきりと殺す場面がでてきたのにはビックリ☆
苦手な人には、ホント無理かも。
歌うジョニー・ディップもかなりイケてます。違和感なし。
ヘレナは、やはり旦那様の映画にでている時が一番キュート♪
お話を知らなければ、最後までドキドキしながら観れるかも。
私も舞台観た時は「えぇっ☆」って感じでした。
そしてやっぱり映画を観た後でも、繋がらない愛に切ない思いになります。
これをバレンタインデーに観ちゃった私って、、、。
ストンプ・ザ・ヤード [映画:さ行]
「リズムを踏み鳴らせ!」
[青春映画のレシピ]
[材料]主人公(不良&貧乏 やればできる子)・・・1人
ライバル(金持ち&頭ヨシ モテモテ)・・・1人
ヒロイン(ライバルの彼女 美人さん)・・・1人
上記の材料をごちゃごちゃ混ぜます。最後に主人公とヒロインがまとまれば完成です☆
※今回はメインの味付けに「ストンプ」を効かせてみました☆
、、、っていう感じの映画。
しかも、「ストンプ」って、なぜ今更!? な題材なので目新しさは皆無です。
ストーリーは、不良ストリートダンス少年が、ストンプに出会い、
仲間との絆や未来への希望を見つけて行く成長物語。
しっかりした脚本だけど、分かりきった話だし、
私としては「踊る映画がみたい!!」と思っていたので、話はどうでも良く、、
もっとダンスシーンをたくさん見せて欲しかった☆
ストンプ自体は、そんなにかっこいい踊りでは無いし、
生で観てこその踊りだとは思うので、どちらにしても中途半端な感じ。。
ただ、座席がふるえるほどの低音がきもちよかった♪
劇場で見ればこそ!の楽しみです。
公式HP→ http://www.sonypictures.jp/movies/stomptheyard/index.html
シッコ[Sicko] [映画:さ行]
「医療関係者は絶対に、絶対に、観てください」
初めて観ました、マイケル・ムーアのドキュメント。
、、、アメリカって怖いぃ。。 本気で怖い☆
えぇっ、、ぢゃ、『ER』も『グレイズ・アナトミー』も、
裏では、あんなコトやこんなコトが起こってるってことですか!?
確かに、保険の無い人にこっそり治療してあげたり、、とかの場面はあったけど、
それは不法滞在の人っぽい人たちに対してだったし、
普通に生活しているアメリカ人でさえ、こんな状況になっているとは。。。
あの、アメリカ人の健康に対する異常なまでのストイックさは、
ここから来てる部分もあるのかも、、、
これは観てよかった☆ 知ってよかった☆
お粗末なアメリカの医療システムの実例をつぎつぎと見せられて、
どれもこれも、あまりのコトに笑えてきます。
実際、ムーアの演出も悲惨な状況を笑いに転化しているので、
悲惨な内容ながらも、最後まで面白く観れました。
無料医療の国との対比をしたり、
9.11の消防隊員とグアンタナモの囚人との対比をしたり、、と
観てる方の怒りをあおる☆あおる☆
無料医療の国が楽園の様な描かれ方で、ちょっと強引かとも思いますが、
他国との比較を見せられることで、観終わった後に
「え?ぢゃ、日本ってどうなのよ!?」と考えさせられます。
何気なくニュースで聞いている医療に関する法案とか、
もっとちゃんと知って考えないと、、、
医療システムがアメリカ化する日が来るかもしれない。。。
そう思うとホント怖い☆
「アメリカってひどいわねぇ〜」で終わらない。観る価値アリです☆